こんにちは、かずです。
今回は灘高校を卒業したOB目線で、灘高校でのいろいろ吹っ飛んでいた友達の思い出について書いていこうと思います。
証明のために一応生徒証を貼っておきました。汚くてすみません…
最近灘卒理3Youtuberのベテランちが灘の思い出を語っていたり、テレビで灘高校の生徒が取り上げられたりしていますが、僕自身も卒業生として、灘の正しい姿をOB目線で伝えられたらと思い書いていくことにしました。
何回かに分けて書く予定ですが、まずは灘の生徒はどんな感じだったのかについて書いていこうと思います。
それでは早速見ていきましょう!
世間から見ると
変な生徒もいれば普通の生徒もいる!ように思われている!
まず皆さんに質問です。
皆さんは灘の生徒のことをどういう風に考えていらっしゃるでしょうか?
僕の勝手な印象ですが「灘の生徒には、とんでもなく優秀で勉強ばっかりしているがり勉軍団と、テレビに出てくるすごいけど変わった人たちと、普通のまじめな人たちがいる」と考えているのではないでしょうか?
この考えは実際に僕が尋ねられたもので、その時は「灘高校では変わった人ばかりピックアップされているけど、普通のまじめな人も他にいてて、そういう人たちが実績を出しているんでしょ?」という風に聞かれました。
確かにテレビで取り上げられているのを見ていても、変わった人々がピックアップされているように見えますし、普通のまじめな人は表に出てこずに実績をあげているのだろうと思われるのも、おかしくないと思います。
実際のところ
みんな何かしら変わっている!
それでは実際のところはどうなのでしょうか?
僕の感想は、この世間の意見は半分正しくて半分間違っているという感じです。
まず半分正しいという点ですが、これは変わった生徒もいており、その生徒たちがテレビに取り上げられるというところです。
やはり何か特技や目立つようなポイントを持っていて、それが表に出ている、つまり変わっている人は、テレビに面白く映しやすいのでよく取り上げられる傾向にあります。
では半分間違っていることとはなんでしょうか?
半分間違っていることというのは、まじめで普通の生徒もいており、その生徒たちが実績を出しているという点です。
どういう風にまちがえているかというと、端的に言えば普通の勤勉な生徒はいません。
ほとんど全員に何か変わった点があり、仮にそういった生徒が存在していたとしても、周りによって染められてしまいます。
優秀な実績を出している人たちも、テレビに出てきてないような人たちも、みんな変わっているのです。
どういう点で変わっているか
何かしら人とは違う突出した点を持っている!
そんなこと言われても何が変わってるねん?って思いますよね?
というわけでどういう風に変わっているか書いていこうと思います。
まず僕の友達の例なのですが、僕が化学グランプリというものがあって、化学が得意なら受けてみればと友達に教えたところ、その年の化学グランプリでその人がとても素晴らしい賞を取りました。(詳しく言うと特定されかねないのでぼやかして書いています)
化学グランプリは日本国内の化学オリンピックみたいなもので、全国で3000人がテストを受けて、そのうち選ばれた80人が実験の試験を受けて、合計点を競うみたいな大会です。
高3で化学グランプリを知って、受けてみていきなりすごい賞を取るのとか意味が分かりません。
でもこの人は別に成績がめちゃくちゃいいわけでもなくて、本人の希望もあり、灘で言うところの普通の大学に進学しました。
また別の例を挙げると、これも僕の友達の話ですが、夢を追いかけて卒業後アメリカにわたって、今はアメリカ在住なんて人もいます。
この例から分かるように、灘の生徒は、ある一点に突き抜けているという点で変わっているのです。
つまり灘のイメージは、全ての人が何かしら突出した点を持っていて、その中で勉強が得意な人が合格実績を残しているという感じです。
たとえ勉強の中で特定の科目だけが得意でも、東大や京大の普通の学部では、二科目が満点なら理論上合格できるので、それに近いような点数の取り方で合格している人も多いですね。
なんかこれだけ見ると、いい感じに聞こえますが、あくまでこれはいい方に突出した点が向いている場合の例であり、勉強や将来と全く関係ない方向に突出してしまうことも当然あります。
変な方向に走った人の例
ゲームに走る人が多い!
さっきも少し触れましたが、灘には勉強とは別の方向に突出している人も多くいてます。
その筆頭格がゲームに走ってしまう人で、そういう人たちは、こっそり学校にゲーム機を持ってきたりしてひたすらやっていました。
スコアが目で見える形で表されるので、余計に1番を狙いたくなるのでしょうね。
面白い例では、ZOO KEEPER(動物を連鎖させて消すゲーム、ガラケー時代にはやりました)をひたすら極めている人もいました。
また、ゲーム以外にも、アイドルや二次元の道に走ったり、ひたすらプログラミングに没頭したり、英語でも日本語でもない言語を学び始めたり、いろんな変わった人がいてます。
そんな人たちが学年のほとんどを占めるような高校と言えば、分かりやすいでしょうか?
ちなみに、そんな人たちのせい?で、灘では始業式の時間の半分が表彰の時間であったり、みんなが自分の突出していることに関して面白い記事を書くため、生徒会誌が毎年すごい分厚さになったりといろいろなエピソードもあります。
まとめ
灘の生徒は変わっている人ばかり!
勉強で一つの科目に突出することも!
今思うとやばい環境!
どうだったでしょうか?
灘には変わった人が多いのは分かっていただけたでしょうか?
あまりにも変わっていたり、すごすぎるエピソードを持っていたりで、個人を特定されかねないため、ぼやかして書いている部分もありますが、大体の部分は変えずに伝えられたのではないかと思います。
これからも、たまにこういう記事を書いていければいいですね。
それではまた次回。
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