こんにちは、かずです。
今回は、僕の知っている中で最高クラスに変な友人のエピソードを3つ紹介していこうと思います。
これまで、灘の同期が変わっているという話はちょいちょい記事にしてきましたが、本人にエピソードを使う許可を取ったりはしていなかったので、そこまで具体的なことは書けずにいました。
変人エピソードの中でも、もっともマイルドなものしか使えなかったのです…
しかし、このままでは灘の同期の変人さが伝えられないということで、ダメ元で僕の知る中で最強クラスに変な(でも賢い)友人に「君のエピソードを使わせてほしい」と連絡をしたところ…
見事快諾してもらえました
ちなみに、返事が「ダメなわけないよ、でも変人じゃなくて奇人と書いて欲しい」でした。ここから既にいろいろ伝わってきますよね。
ということで、その奇人のエピソードを3つ、ノンフィクションでお楽しみください。
それでは早速見ていきましょう。
足のかっこいい組み方を研究していた
足をどうしたらかっこよく組めるのか研究し広めた!
はじめからすでによく分かりませんよね。
僕もよくわからないのですが、なぜかその奇人(彼と呼ぶことにしましょう)は受験勉強真っただ中の高三時代に、突然足の組み方の奥深さに気づいたらしいのです。
どういう思考回路をしていたら足の組み方の奥深さに気づけるのか教えて欲しいです。
元から、興味を持ったことは掘り下げないと気が済まない性格だった彼は、足の組み方の研究をすることにしました。
そして受験勉強の間を縫ってどうやったらかっこよく足が組めるかを考えた結果、ついに彼は究極にかっこよく見える足の組み方を編み出しました。
それが、足を一気に上に上げ、そこからゆっくりと余裕を見せながら下ろすというものだったのです。
足をあげるときにできるだけ素早くピンとあげること、下ろすときの表情に余裕を見せることがポイントだったと思います。
こうして、自称「究極にかっこよく見える足の組み方」を編み出すのに成功した彼ですが、研究者としての血が騒いだのでしょうか?
今度は自分の研究成果を色々なところで発表し、皆に伝授し始めたのです。
具体的に言えば、休み時間や帰りの電車など、椅子に座るたびに見せられました。
教えるのも熱心で、生半可な気持ちで真似すると、何回もやり直しさせられたりもしました。
そのおかげで、僕を含めて複数の人がその足の組み方を覚えているので、彼の目論見は成功したと言えるかもしれませんが…
今思い出しても何を見せられていたんだという気持ちしかありません。
でも、やってみると案外様になって面白いので、覚えていてもいいかもしれませんね。
不気味な笑い声を考案し広めた
「デュフフ」という謎の擬音語を生み出し広めた!
1つ目のエピソードもかなり強烈でしたが、次に紹介するこちらのエピソードもなかなか強烈です。
先ほども言ったように、彼は研究熱心で気になったことはなんでも研究し、その研究結果から新たなものを生み出して広めるということを繰り返していました。
そんな彼が、高校2年生くらいの時に研究していたのが、「いかに不気味に笑えるか」という問いでした。
この問いのきっかけは、ある癖の強い同期(彼ではありません)の笑い声がなぜかすごく不気味に聞こえるというものだったのですが、彼はこの笑い声を分析し、ある擬音語を生み出したのです。
それが、冒頭で書いた「デュフフ」という謎の擬音語でした。
彼はデュフフという声を低音で発すると、その癖の強い同期の笑い声に近く聞こえ、しかもすごく不気味に聞こえることを発見したのです!
みなさんも友達にやってみてください、ドン引きされること請け合いです。
これに加えてその笑い声にピッタリの表情まで発見した彼は、足組みの時同様それを実演して布教しました。
その結果、最終的に灘の僕の同期のほとんどの人がそれを知るに至ったのです。
もはや灘校のトレンドを生み出した男と言っても過言ではないですね…
ゴリラを極めていた
ゴリラ語翻訳機なるものを駆使していた!
あっという間に最後のエピソードです。
タイトルから予想できるかもしれませんが、最後のエピソードは「彼が中高時代のかなり時間、ゴリラにはまっていた」という話です。
さっきの2つに比べるとまだまともそうに思えますよね?
ゴリラのグッズを集めたり、ゴリラキャラが好きだったりする人もいるかもしれません。
しかしそこは彼、期待を裏切りません。
というのも、ゴリラにはまって最初に始めたのが、日本語をゴリラ語へ翻訳するアプリだったのです。
ちなみに今でもゴリラ語を使ってきます。(この下の画像は彼とのチャットから取ってきました)
しかも、そこからいろいろなゴリラキャラを集めるゲーム(ダウンロード数4桁)にはまったり、ゴリラをとにかく積み重ねるゲーム(ダウンロード数2桁)にはまったりして…
最終的にはゴリラの走り方を研究し、自分の100m走に応用するところにまで行きついていました。
変な走り方なのにすごく早く、彼のゴリラに対する愛と情熱を感じたのを覚えています。
ちなみに、100m走の時に横でこの走りをされた僕は、笑いすぎでタイムがひどいことになってしまいました。
これを応用すれば運動会の競走で1位を取るために使えると思うので、何が何でも1位になりたいという方は挑戦してみてくださいね。
まとめ
これで成績はすごくよかった!
奇人、恐るべし!
これほどではないが灘には沢山面白い人がいる!
いかがだったでしょうか?
最初から最後まで謎だらけだったと思いますが、僕も一緒にいてさっぱり理解できなかったので、理解しようとするのが間違いなのだと思います。
なかなかひどい書かれようをしていますが、実際は聖人君主みたいな人なので、人は見かけによりませんね。
変わった人に見えても、実際はいい人であることは結構多いです。
このほかにも、灘校の面白いエピソードや医学部のあるあるなんかも書いているので、興味がある人はぜひ読んでみてください。
それではまた次回!
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