こんにちは、かずです。
今回は僕が3年ほど前からはまっている、メタリックナノパズルの紹介をしていこうと思います。
皆さんはこのメタリックナノパズルという名前、聞いたことがありますか?
と聞いておいてなんですが、多分ほとんどの人は知らないと思うので、まずメタリックナノパズルの説明からしていきましょう!
メタリックナノパズルとは?
金属でできたプラモデル!
メタリックナノパズルとは何か?
この答えは・・・と説明しても分かってもらえない自信があるので、先に僕が以前作ったものの写真を見ていただきましょう!
どうでしょうか?
すごくかっこいいと思いませんか!?
何よりこの金属の輝き!まるで僕の小学校時代の成績表のようにまばゆい光を…
とまあくだらない冗談はさておき、メタリックナノパズルとはこの画像からも分かる通り、いわば金属でできたプラモデルです。
ただ、作り方がプラモデルと少し異なり、金属板を折り曲げたりねじったりして作っていくわけですが…
ここで、こう疑問に思われた方いるのではないでしょうか?
「プラモデルでよくね?」
プラモデルとの違い
接着剤、塗装不要で簡単に重厚感ある模型が出来上がる!
「プラモデルでよくね?」というセリフ、僕のこの記事を全くの無にしてしまう絶望的な一言のように見えますね。
しかし、ちょっと待ってください。
実はメタリックナノパズルには、この言葉に反撃できる、つまりプラモデルより優れた点がちゃんとあるのです。
しかも2点あります!順番に説明していきましょう。
まずプラモデルより優れている1つ目の点として、接着剤不要であるという点が挙げられます。
プラモデルを作る時に必ず使う接着剤ですが、あれ色々とめんどくさいですよね?
色んな所に引っ付きますし、狙ったところに塗るのも大変ですし、おまけに塗装が溶けて滲んで汚くなるなんてこともしばしばです。
接着剤を使うのがめんどくさすぎて、プラモデルにはまらなかったという人も絶対いるはずです。
でもメタリックナノパズルを作る時には、そんなめんどくさい思いをする必要は一切ありません。
なぜなら、部品同士をくっつける時には1mm程度の金属タブをねじればいいだけだからです。
各部品に長さ1.5mm、幅1mm程度の金属タブが設けられており、それを指定された穴に通してねじることによって、部品同士が固定されるという仕組みです。
当然色んなところに引っ付いたり、狙ったところに塗れなかったり、量が足りなくて外れるなんて心配もありません。
この点だけでも、メタリックナノパズルがプラモデルよりユーザーフレンドリーだということは理解していただけたでしょう。
しかし、もう一つ優れている点として、金属でできているためそのままでも(塗装せずとも)重厚感ある模型が完成することがあげられます。
プラモデルの場合、(もちろんプラモデルの種類にもよりますが)基本的に光沢を出す塗料などを使用しないと、金属の輝きは表現できませんよね?
しかし、メタリックナノパズルは違います。
何しろ原料が金属なので、最初から金属の輝き、重厚感を持った模型が完成するのです。
まあこの点に関しては、自分で塗装するのが楽しいという人もいるので一概にいいとは言えませんが、しかし、プラモデルをめんどくささから敬遠してきた人にとっては確実にメリットとなるでしょう。
どうでしょうか?
もうプラモデルでいいとは言えないはずです。
え?今「わざわざこれを買うのはな…」って思われましたか?
メリット
手先が器用になる、立体感覚が養える、集中力が身につくなどメリットが多数!
「わざわざこれを買うのはな…」なんて考えたあなたのために、(自称)プロメタラーのこの僕が感じたメタリックナノパズルをするメリットを、特別にいくつか紹介しましょう。
これを読めばきっとあなたもメタリックナノパズルを買いたくなるはずです。
と、ここまで割とふざけて書いていますが、これから紹介するメリットは至って真面目なものなので、みなさんも多少真面目に読んでみてください。
器用になる
まず1つ目のメリットとして、手先が器用になるということが挙げられます。
完成品の写真や、この下の大和を作っているときのツイートを見ていただければ分かる通り、メタリックナノパズルには細かい作業が非常に多いです。
ツイートの左の写真に、サイズ比較ができるように指を入れているので、ぜひ開いて見てください。
ここに写っている艦橋を2日、計6~7時間かけて作り上げています。
タブを穴に入れて曲げるのはもちろんのこと、その他にも直径2mmの円柱を作ったり、1辺1mmの立方体を作ったりといった作業が山ほどあります。
そんな細かい作業ばかりで手先が器用にならないはずありませんよね?
また、手先をよく動かすと頭が活性化するなんていう話もあります。
いいことずくめですね!
しかも、メリットはこれだけではありません。
立体感覚が身につく
2つ目のメリットとして、立体感覚が身につくということがあります。
先ほどちらっと触れましたが、このメタリックナノパズルは1枚の金属板を、設計図に従って折り曲げて組み合わせていくことで完成します。
ここで「あれ?設計図に従って作ればいいなら、立体感覚なんて必要なくね?」と思われた方、鋭いですね。
実はこのメタリックナノパズル、設計図に従って金属板を折り曲げるときに立体感覚が必要なのです。
いったいどういうことなのかと言いますと、設計図には大雑把に、こういう風に曲げてどこのタブ穴にどのタブを入れろという指令しか書いていません。
そのため、(特に曲線を表現する時には)自分で完成形をイメージしながら、金属板を形作る必要があるのです。
例えば大和の船体やドクターイエローの先端部は、1番目につきやすい部分だったこともあり、左右差やタブ穴との位置関係を考えながら30分くらいかけて成形しました。
立体感覚が付くという理由、分かっていただけましたね?
集中力が身につく
最後に挙げるのが集中力が身につくというメリットです。
僕がこだわりすぎているというのは否めませんが、このパズル、1つの部品を作るのに大体10分程度かかります。
実際に、僕は大和を作り上げるのに5日間、合計で25時間程度かけています。部品の種類が110種類くらいで、1種類で何個かある部品もいくつかあったので、ちょうど1部品につき10分くらいかかる計算ですね。
もちろん、別の作業をしながらできるようなことでもないので、1つ部品を切り落としたら10分ひたすら集中して部品を形作る必要があるのです。
でも、ちょっとずつ出来上がってくるのが楽しいので、勉強と違って苦しくはないのがいいところですね。
気がついたら数時間経っていることもよくありますし、ここで身についた集中力は必ず他のところでも生きてきます。
どうでしょうか?
勉強にも役立ちそうなメリットばかりですよね?
しかも、これらのメリットの他にも趣味として自慢できたり、コレクションして眺められたり、いい暇つぶしになったりと様々なメリットがあります。
やってみたくなりましたよね?
やってみよう
最初は簡単なのがいい!
やってみたくなった方、これから始める方におすすめなのが、この下に挙げている金属板が1枚だけ入ったパッケージです。
金属板の枚数が多くなるほど、部品の数も増え精密さが求められます。なので、まずは簡単なものを買って腕試しをしてみましょう。
一つ作ってみて、もっとやってみたい、あれが作りたい、これが作りたいなんて思った人は、この下の大和やスターウォーズ、ガンダムコラボの商品などにチャレンジしてみるといいでしょう。
今はエヴァンゲリオンコラボをしており、期間限定でエヴァ初号機もあります。金属製のエヴァ初号機の模型、考えただけでかっこいいですね…!
また、これを作る際にほぼ必需品と言えるのが、ニッパー、ラジオペンチ(先が細いもの)、ピンセットの3点です。
これらがあるかないかで出来がだいぶ変わるので、家にないという人は買っておきましょう。
まとめ
メタリックナノパズルは手軽に精巧な模型が作れる画期的な商品!
メリットも沢山ある!
ぜひ一度買ってみよう!
いかがだったでしょうか?
一つ1000円くらいですし、やってみて損はないと思うので、興味がわいたらぜひ一度買ってみてください。
新たな趣味ができるかもしれませんよ?
この他にも趣味について色々書いているので、是非読んでみてください。
特に写真の趣味なんかはこの趣味と相性がとてもいいのでおすすめです!
それではまた次回!
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