こんにちは、かずです。
今回は僕が研修医になって初めて分かったことや、学生時代にしておけばよかったことについて書いていこうと思います。
しばらく忙しい日が続き、ブログもなかなか更新できていませんでしたが、この春から医学生かず、見事医師になることができました。
で、これに合わせて、タイトルも研修医かずにした方がいいかな…
とも思ったんですが、せっかく長く医学生かずで続けてきましたし、このタイトルで調べてくださっている方もいると思うので、タイトルはこのままにしておこうと思います。
永遠の18歳ならぬ、永遠の医学生です。まあ永遠に医学生でいても、いいことはあまりないのですが…
まあ、そんな個人的な話は置いておくとして、今回のテーマは研修医になって初めて気づいたこと、後悔したことについてですが
始まって1週間しかないのに、既に色々みつかっており、そのため濃い内容が書けると思います。
ぜひ最後までお付き合いください。
それでは早速見ていきましょう。
病院見学は大事
行った分だけ覚えてもらえる!
研修医になって初めて気づいたこととして、最初に挙げたいのが、この病院見学の大切さです。
僕はどうしてもここに行きたいという市中病院が見つからなかったため、大学病院のマッチング対策に重点を置いており、それ故にあまり病院見学の大切さなどには触れていなかったのですが
下の記事でちょこっとだけ書いています。
いざ市中病院の研修医になってみると、市中病院に行きたいなら病院見学は必須レベルだと感じるんですよね。
たすきがけコースで、1年間は市中病院で研修することができるのです。
一体なぜこう感じるのか?
この理由ですが、単純に長くいればそれだけ顔もキャラクターも覚えてもらいやすくなるからです。
現に研修医2週間目にして、実習に来ている子の顔はしっかり覚えていますし、雑談なんかも全然しますし
そんな子が、1日か2日ちょろっと見学に来た子に負けるわけがないんです。
ちなみに、最近の市中病院はどこも倍率が高いので、実習で来ていても落ちることは全然あります。
ということで、どうしても行きたい病院があるなら、常識的な範囲でちゃんと病院見学に行って顔とキャラクターを売り込みましょう。
それでも落ちるときは落ちますが、何もしないよりは100倍ましです。
給料と忙しさと先輩は大切
家賃補助や交通費、時間外労働なども調べておくべき!
さて、2つ目として、給料・忙しさ・先輩(同期も)がめちゃくちゃ大切だということを挙げておきましょう。
これについては以前から書いてはいたのですが
上に挙げた記事にも書いていますね。
実際研修医になってみると、本当にめちゃくちゃ大切です。
まず給料ですが、テンションとやる気に直結します。
多少忙しくても、しっかり給料が出るならしゃあないなぁと思って頑張れますし、反対に給料が安く、時間外も付けづらいならやる気も上がりません。
「私は医師として働くのが生きがい」みたいなタイプの人は気にしなくていいと思いますが、そうでないならちゃんと忙しさと給料の兼ね合いを考えておきましょう。
ちなみに、給料は控えめながら家賃補助や交通費補助が出る病院や、時間外がしっかりつけられる病院(大体ハイパーですが)もあるので、総合的に考えましょう。
あと、人間関係についてですが、こちらもマジで大事です。
基本的に、毎日話す人が同期と1個上の先輩くらいしかいないので、1年間その人たちと一緒に過ごすことに耐えられるか、よく考えて病院を選びましょう。
手技や勉強はみんな変わらない
学生時代の差はほとんど感じない!
続いて手技や勉強に関して書いていきましょう。
学生の皆さんは、「僕の大学手技全然やらないから不安だ…」とか、「私勉強全然できないからやっていけるかな…」とか思われるかもしれませんが
実のところほとんど関係ありません。
そりゃまあ手技をやっておくに越したことはありませんし、勉強もできた方がいいと言えばいいのですが
手技に関して言えば、学生時代の練習の比じゃない程練習しますし、勉強に関しては学生時代に勉強する内容と臨床で使う知識が結構解離しているので、結果として両方仕事にはほとんど関係なくなるのです。
国家試験に受かる段階で、仕事に必要な医学の知識のほとんどがカバーできているということなんでしょう。
ということで、不安を抱えている皆さん、安心して国試に受かることだけを考えましょう。
春休みにやりたいことを全部終わらせておくべき
海外旅行に行きたいなら行くべき!
最後の気づいたことですが・・・
僕の後悔でもある「春休みにやりたいことを全てやりきらないといけない」を紹介しておこうと思います。
まあ、こんなことを書きながら、就職前最後の春休み、まあまあ楽しんで過ごしたのですが
1つだけ、行きたかった海外旅行に行けなかったという後悔があるんですよね。
本当は行く予定だったのですが、色々あって行けなくなってしまったのです。
別に旅行先として海外が全てではありませんし、これを読んでいる人の中には、海外なんて行きまくっていてもう飽きたなんていう人もいるかもしれませんが
大事なのは、やりたいことをやれなかったという後悔なんです。
働き始めてから2週間が過ぎた今でも結構引きずってしまっているので、くれぐれも皆さんは後悔のない春休みを送ってくださいね。
まとめ
病院見学は先輩や科ごとの雰囲気を見るという意味ですごく大事!
手技や勉強は心配しなくてもいい!
後悔のない春休みを送ろう!
いかがでしょうか。
これからもこのブログに色々書いていこうと思うので、ぜひブックマークなどよろしくお願いします!
他にも医学部のことや灘校のことなど書いているので、ぜひ読んでみてください。
それではまた次回!
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