こんにちは、かずです。
今回は他の学部の大学生ではあまりない、医学部特有のことについて、紹介していこうと思います。
医学生とはこんな感じなんか~とか、色々と大変そう…とか、僕の思っていた大学生活ができ無さそうとか、色々思いながら読んでいただきたいです。
というわけで早速見ていきましょう!
授業選択がほとんどできない
高学年になると(遅くても3年には)、高校と同じ授業形態になる!
まず最初に医学部に入って驚くのが、選択授業がほとんどないという点だと思います。
1、2年では他の学科と同じように選択授業ができるところもありますが、上の学年になるにしたがって、教育支援課からきっちりと組まれた時間割が送られてくるようになります。
特に医学の勉強に入るとその傾向が顕著で、3年以降は高校生の生活に戻るという風に考えておきましょう。
詳しい話は下の記事にいろいろと書いてあるので、こちらも読んでみてください。
高い教科書がたくさん必要になる
1冊5000円越えは当たり前!慣れると受験期の教科書が安すぎてびっくりする!
次に驚くのは、高い教科書を何冊もそろえるのを要求されることだと思います。
他の学科がどうなのかは分かりませんが、医学部では学年が上がるにつれて、教科書や問題集をたくさん買うことになります。
特に4、5,6年となると、国試やCBTといった大きな試験の対策問題集や、Web講義などのお金もかかってくるので、教材費が結構な額になります。
一応図書館などにも資料は置いてありますが、書き込みができなかったり、自分の都合に合わせて持って帰ったりできないため、教科書だけでも買っておきましょう。
特に自分で教材費を工面しないといけないという人は、しっかりとお金をためておきましょう。
学年全員知り合い
学科の人数が100人程度で、全員が毎日同じ講義室で授業を受けるため、みんな知り合い状態!
これも医学部だけの特徴だと思いますが、基本的に、同じ学年の人の顔と名前は全員覚えています。
顔と名前どころか、誰がどの部活に入っていて、誰と誰が仲が良いとかいった情報まで、大体みんな把握していると思います。
毎日全員で同じ教室で同じ授業を受けているので、仕方がないと思いますが、少々息苦しいと思う人もいるかもしれませんね。
狭い社会ということは前にも書きましたが、どのくらい狭いのか分かっていただけたでしょうか?
医学生だけの部活がある
毎日顔を合わせている人との部活!
マネージャーを、他の大学や学部から募集している部活もありますが、基本的には医学生は医学部オンリーの部活に所属しています。
詳しいことは、この下の部活についての記事にも書いてありますが、他の学部のように自由な時間があまり取れない一方で、医学部内部での活動時間は合うことや、縦のつながりも強いことが、医学部だけの部活が存在する理由です。
また学生生活が6年間あるので、4年間フルに活動できるのも他の学部と違うところですね。
お金持ちの率が非常に高い
車を持っている人ぐらいならそこそこいる!
やはり生徒の親のお金持ち率は、No.1なのではないでしょうか?
車を買ってもらったという話は時々聞きますし、突然10万円もするiPadを買った~って報告をするやつとか、下宿ではなく家を1軒買って一人で住んでいるやつとか色々います。
普通の国公立の医学部でもこんな感じなので、私立だともっとすごいのでしょうね…
でも別にお金がないと馬鹿にされるとかいったことはないので、安心してください。
実際僕もお金は全然ない方ですが、そういう友達とも仲良く過ごせていますし、全員金銭感覚がおかしいだけの普通の人です。
浪人生、再受験生の割合が高い
1浪は数えきれない!2浪も学年に10人はいる!再受験生は7,8人?
これは他の学部の人に指摘されて気づいたのですが、浪人や再受験生の率は高いです。
特に1浪の人は本当に数えきれないほど多く、現役合格以外の人をすべて合わせると、僕の大学では半分以上を占めるのではないかと思います。
この理由は、定員が少ないうえに、後期試験もほとんど行われていないため、医学部に絶対行きたい人は次の年に受けるという選択肢しかなくなるためです。
もう少しシステムが改良されればいいですね…
留年率が高い
ストレートに卒業する人が学年の7割の大学も!
これは大学にもよりますが、落とす大学は相当な人数を落とします。
1年で5人減るということは結構ありますし、7人減ったとか、10人以上減ったとかいう大学もあります。
基本的にみんなと同じように勉強していれば落とされることはないのですが、結構理不尽な落とされ方をすることもあるので、特に低学年の内は気を付けておきましょう。
一般的には、医学の勉強が始まる二年生、CBTがある四年生、卒業試験や国家試験のある六年生で落とされる確率が上がると言われています。
特に二年生は勉強のコツなどもつかめていない時期なので、これから二年生になる人たちは気を付けておきましょう。
まとめ
お金関連や勉強関連は他の学部と違うことが多い!
医学部に入学しても気を抜かずに頑張ろう!
あまり色々書きすぎると読みづらくなるので、今回はここまでにします。
医学部には結構独自の文化が多いので、こういう系の記事が人気なら、追加で書くかもしれません。
それではまた次回。
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