こんにちは、かずです。
今回は医学生である僕が使っている効率のいい暗記法についてご紹介します。
って言われても暗記能力なんて生まれつきじゃないのかとか、考えることのほうが重要ではないのかとか思いますよね。
でも上の2つの意見はどちらも間違いです。
それはなぜなのか?早速見ていきましょう。
暗記の重要性
知識はすべての土台になる。考えるのも、応用するのも知識があってこそ!
まずなぜ暗記が必要かについてみていきましょう。
皆さんは、暗記がなぜこんなにも重要視されるのか、考えたことはありますか?
その答えは、知識がないと何も生まれないからです。
例えば1年生の英語を思い出してみてください。
リンゴはapple、美しいはbeautiful、isはイコールを表す、なんていうことはもちろん全部習いましたよね?
これをもし習わなければ、「This apple is beautiful.」という文章すら、全く読めません。
このように、最初にある程度の知識を蓄えておかなければ、何もできないのです。
ちなみに、僕が暗記の他にも基礎や知識を、土台としてしっかりと積んでおくことを重視するのもこのためです。
暗記はどんな科目にも必要
例え数学でも暗記は必須!
そしてこのことは、数学などの一見すると考えることしかないと思われがちな科目にも言えます。
例えば数学では、考えるところは、どの解き方を選択するかやどの知識が使えるかであって、欠けてる知識が考えて補えるわけではありません。
要するに、どんな科目でも知識や基礎をつけておかなければならず、そのためには暗記というものをしなくてはいけないのです。
しかし、ただ暗記すると言っても、やみくもにつけるのは労力を奪われるだけです。
そこで効率のいい暗記法を学んでおく必要があるのです。
暗記法について
才能などは基本ない!いかに記憶を関連付けられるか!
暗記には才能がいると、多くの人はそう思いがちです。
確かに見たらすぐに覚えられるといった、暗記の才能がすごい人もいます。
しかし暗記のすべてが才能なら、例えば医学や社会の成績がいい人は全員才能がすごいということになりますが、実際には、(少なくとも僕の知る限り)そんなことは全くなく、特に才能がない人でも上位に食い込むことができます。
僕でも上位に食い込むことがありますからね
つまり、暗記ができないという人はみんなやっていなかったり、やり方を知らなかったりするだけなのです。
早速やり方を見ていきましょう。
系統立てて覚える
もっとも一般的な覚え方!
まず最初に同じ系統のものを、その系統に当てはまる法則を見つけて、覚えていきましょう。
例えば、英語なら果物としてorange、apple、grape…
歴史で言えば、~時代にあった出来事一覧
みたいな覚え方です。
単語帳も系統立てて書いてくれているものが多いので、比較的なじみやすい覚え方です。
一方で、この覚え方は正直に言ってつまらないし、やってて覚えられているのか不安になりますよね。
僕もこの覚え方は嫌いでした。
なのでこの覚え方に、下のような覚え方を組み合わせて、ここまで乗り切ってきました。
共通点で覚える
ちょっと遊び心を加えて覚えてみよう!
上と似ていますが、全然系統立っていない共通点を探そうということです。
分かりにくいので例を挙げると、例えば歴史のこの人の名前とこの人の名前が似ているとか、英語のこのすぺるとこのスペルが似ているとかいった、くだらない共通点を見つけようということです。
なぜこういうことをするかというと、共通点を見つけることによって、少なくともあの時あんなことを考えたという記憶が形成されます。
また他はどうなんだろうとか、この知識本当にあっているのかといった、そのものに対する興味が出てきたり実際に調べてみたりすることにもつながります。
ただ覚えようと頑張っている人は、一度これを試してみてください。
理解して覚える
一般に暗記といわれている公式などを理論から覚える!
これは、背景知識がついている人におすすめの覚え方です。
例えば、無機化学の反応も、実際の工場ではどのように使われているかなどを知っていれば、記憶の定着の仕方は全然違いますし、覚える必要すらなくなります。
理論が分からなくても、今の時代には少し検索するだけで、説明してくれているサイトは絶対に見つかるので、ぜひ1度この覚え方も試してみてください!
ちなみに、僕も知らない病気は一回検索して、メカニズムから勉強するように心がけています。
繰り返しで覚える
1番重要なのは繰り返すこと!
これらのことを繰り返しすることによって、定着率は絶対に上がります。
1回で完璧に覚えられたら誰も苦労はしません。
僕もそんなに才能がないので、同じ病気を2回3回と調べて、やっと覚えるくらいです。
しかし、最初は見たことある単語くらいでも、二回目はあれと関連させたなくらいになりますし、三回目はどんな感じかぐらいまでは言えるようになると思います。
どうでしょうか?
今書いたようなことができていなかった人は、ぜひこの方法を試してみてください。
まとめ
暗記は才能ではない!
知識を入れる=暗記はすべての基礎!大事にしよう!
暗記はまず頭に入れて、繋げて、理解して、繰り返して覚えることで効率up!
いかがだったでしょうか?
「暗記は才能であり自分には向いていない」なんて思っていると、いつの間にか本当にできなくなってしまいます。
暗記ができないならどうすればよいかを考えて色々やってみることが、暗記ができるようになる一番の近道だと思います。
どうやって暗記すればいいのか分からない人は、是非このブログの方法を参考にして自分に合った暗記法を見つけてみてくださいね。
それではまた次回!
コメント