こんにちは、かずです。
今回は病院実習についての記事第2弾ということで、注意点や予習していくべきことについて書いていこうと思います。
前回の記事で、病院実習がどのようなものかは分かっていただけたでしょうか?
まだ前編を読んでいない方は、この下のリンクから読んでみてください。
その中でポリクリでの講義について触れていますが、この講義、注意点や予習のポイントを押さえておくとかなり楽になります。
いったい何に注意すればいいのか、何を予習していくべきなのか、早速見ていきましょう!
注意点
当たり前のことは守ろう!
まずポリクリを受ける際の注意点を書いていきましょう。
といっても、今から挙げるものの多くは、読者のみなさんにとって当たり前のことかもしれません。
ただ、当たり前と思っていても意外と難しかったりするので、注意喚起の意味を込めて挙げさせていただきました。
遅刻/無断欠席しない
絶対に守らないといけない!
1番やってはいけないこととして挙げられるのが、遅刻や無断欠席をしないということです。
もちろん先生によって違ったりもするので、この先生なら絶対大丈夫という場合はこの限りではありませんが、そういった特殊な例を除けば、基本的にどの先生も時間に厳しいです。
病院実習の前段階である説明会でさえ、遅れてきた生徒はかなり怒られていました。
これまでの実習で身についているとは思いますが、必ず無遅刻無欠席を心掛けて、何かあった場合にはすぐに連絡を入れましょう。
患者、教授を怒らせない
当たり前だけど意外と難しい!
次にあげるのは、患者や教授、そのほかの先生を怒らせないということです。
前編で書いたように、ポリクリでは最低2週間、6年生になると1か月や2か月の期間同じ科で勉強することになります。
その間にある先生を怒らせてしまったり、受け持っている患者さんをもし怒らせてしまったりすることがあれば、残りの期間どうなってしまうかは分かりますよね?
総括が険悪なムードになること間違いなしです。
自分はともかく、班員も迷惑をこうむったりするので気を付けおきましょう。
といっても、遅刻したり授業中に寝たりせず普通にしていればまず大丈夫です。やる気があるということを示しておきましょう。
質問する
授業で分からなかったところは質問する!
3つ目に挙げる注意点は、わからないことはちゃんと質問するということです。
ポリクリは基本的に分からないことだらけです。
授業内容から実習の場所、手術の見学の仕方などなど、次から次へと分からないことは出てきます。
しかし、先生は生徒側が何が分からなくて何を分かっているかを知らないので、全ては説明してくれません。
そんな時に大事なのが、分からないことはちゃんと質問するということなのです。
正直に言えば、僕も質問することは苦手なのですが、それでも色々聞いたりできていますし、ポリクリでは分からないことは質問するように頑張りましょう。
ここから下は厳しい先生にあたった時の注意点です。
余計なことは言わない
ちゃんと理解していないとぼろが出る!
4つ目の注意点は余計なことは言わないということです。
先ほども書いたように厳しい先生にあたった時だけ注意すればいいのですが、変な解答をしてしまうと容赦なく突っ込まれ、論破されてしまうことがあります。
本当に恐ろしいので気を付けてください。
と言われても、って感じですよね?
だってはじめから変な解答だと分かっていれば答えません。
何が変な解答か分からないから答えてしまうのです。
僕も体験したのですが、本当に思ってもいなかったところで引っ掛かります。
ではどうすればいいか、というのが次の2つの注意点になります。
予習する
厳しい先生と知っていれば必ず予習しておこう!
大体の場合、次の科の先生は厳しい、みたいなうわさは事前に流れてくると思います。
そういう時は、絶対に予習をしていきましょう。
何を予習していけばいいかなどは、長くなりそうなのでこの後にまとめて書いておきます。
是非参考にしてください。
考えて答える
分からなくてもある程度論理を考えて答える!
最後の注意点というのは、分からなくても論理的に考えて答えるというものです。
先ほども言いましたが、厳しい先生に変な解答をすると、すぐに突っ込まれて論破されます。
しかし、論破されるにしても、ちゃんと自分が論理的に考えていたということが説明できると、ちょっとダメージが軽減できたりするのです。
こういう厳しい先生の多くは、生徒が考えないで答えるのを嫌います。
そのため、考えた上で間違えるのはちょっとだけ印象がよくなるのです。
もちろん先生にもよりますし、答えも合っているに超したことはありませんが
ということで、分からなくてもいろいろ考えて答えましょう。
時間稼ぎにもなりますからね
何を予習すべき?
とりあえず授業プリントを予習しておこう!
先ほど、特に厳しい先生にあたると予想されるときには、予習して臨みましょうと書きましたが、ここで生じてくるのがいったい何を予習すればいいかという問題です。
予習に割ける時間は限られていますし、全てをざっくり読む予習の方法は先生相手には通用しません。
ちなみに、ポリクリ以外の授業の予習についてはこの下の記事にまとめているので、是非読んでみてください!
先輩から「どういうことを聞かれるから、何を予習しておけばいい」と言われているなら、それをすればいい話ですが、普通はそんなに細かく教えてもらうこともありません。
そんな時まず予習するべきものが、4年生の時の授業プリントです。
いったいどうしてなのでしょうか?
この理由は2つあり、1つ目が先生ごとに得意分野があって、基本的に授業ではその分野を教えてくださるため、そして2つ目が臨床の先生は基本的に忙しく、スライドを使いまわすことがよくあるためなのです。
と言われても分かりにくいと思うので、簡潔に言いなおすと、ポリクリの講義では4年生の授業と同じ内容、同じスライドが出てくることがよくあるのです。
やみくもに勉強するより、少しでも授業で扱いそうな範囲を勉強しておく方がよっぽどいいですよね?
ということで、ポリクリの予習をするなら、まず4年生の授業スライド、プリントから見返しましょう。
それが終わったら?
重要な疾患の疫学、機序、症状、標準治療を押さえておく!
しかし、もし授業スライドを予習し終えたり、無くしてしまっていたりしたときはどうすればいいのでしょうか?
そういう時には、とりあえず重要な疾患(例えばCBTに頻出の疾患や腫瘍など)をよく勉強しましょう。
そういった疾患の疫学、機序、症状、標準治療などを押さえておけば、少なくとも怒られるようなことはないと思います。
まとめ
当たり前のことは守ろう!
予習は4年生のプリントから!
重要な疾患を押さえておくとなおよい!
いかがだったでしょうか?
ポリクリは4年生までと異なる点が多く大変ですが、基本的なことを守っていれば怒られることはありません。
この内容を参考にして、ポリクリを無事に終わらせましょう。
それではまた次回。
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