医学生が思う、医学部に来る前に知って欲しいこと【医学部受験】

社会問題

こんにちは、かずです。

今日は医者になるということについて、書いていきたいと思います。

といっても、なんでこんなことを突然書き始めたのか?

理由は最近SNS上で医学部にいながらどうしても医者になりたくない人のブログを読んで、色々思うことがあったからです。

なぜそんな人が生まれるの?とか思いますよね?

でも、僕は結構あり得る話だなぁと思いました。

その理由や背景について、自分の経験を踏まえて書いていきたいと思います。

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医学部に入る人の特徴

医者になるつもりでなかった人の存在!

まず、なぜこのような医学部にいながら医者になりたくない人が生まれるのかについてみていきましょう。

みなさんは普通医学部と聞いたら、将来医者を目指す人で優秀な人ばかりが入学し、六年間医学を学ぶところと思われると思います。

実際、医学部にはそういう元から医者になりたかった、医者を目指していたという人もたくさんいますし、医学部の存在意義からしてもそうでなければならないと思います。

でも実は、本当は医者になりたいとは思っていなかった、みたいな人も結構な割合でいるのです。

これはなぜなのでしょうか?

この理由は人によってさまざまですが、基本的には親に勧められたとか、成績が足りたとかいったものが多いです。

しかし、こういった理由で医学部に入った人にとっては、医学部の環境は結構な苦痛になることもあるのです。

医学部の特殊性

医学部はかなり特殊な環境!

医者になろうと考えていなかった人たちでも、医学部に入ったら医者になろうと思うんじゃないのって思われるかもしれません。

しかし、そうもいかないのが現実です。

実は医学部には、コミュニティーが狭いこと、授業や勉強がハードなこと、留年が結構あることなど、特殊な点が多数あります

この下に挙げている記事にも書いたと思いますが、要するに医学部は大変なのです。

しかもそれに輪をかけて重大なのが、医学部にはほぼ医者になるというルートしかない、つまり入った時点でルートが確定して後戻りできないのです。

要するに、きつくても環境に合わなくても、つぶしが効かないので何とか卒業するしかないのです。

こう聞くとなかなかハードですね…

でもさらにハードなことがあります。

それは、医者の仕事が(少なくとも医学生の目から見ると)とんでもなく激務であるということです。

というわけで次は、医学生から見た医者についても話しましょう。

医者について

医者は決して儲かる職業ではない!

まず初めに強調しておきたいことが、医者は儲かる職業ではないということです。

確かに大体の職業に比べて、1年で総合的にもらえる給料は高いです。

現在のような騒ぎであっても、安定した職を得られます。

しかし、少なくとも医学生の僕から見る限りだと、本当にブラックと称されるほど激務です。

研修医をしていらっしゃる友達のお姉さんの話ですが、この前までの1か月くらいの間に病院に行っていない日が一回もなかったそうです。

ほとんどの日は帰りも遅く、当直もあり、お金など使える状況にないといった感じです。

つまり、お金が儲かるのではなく、使う時間がないせいでたまるというだけです。

さらに人の命を扱う職業なので、メンタルにも来ます

この下の記事を見ていただければわかると思いますが、入って二か月で研修医の1/4は抑うつ状態になるそうですし、精神病にかかる確率も、他の職種に比べ高いといわれています。

3割が燃え尽きる?「研修医」という超激務 | 金持ちドクターと貧乏ドクター
前回のコラムでは、「女性医師」についてその勤務の実態やキャリアについてお伝えしましたが、今回は“研修医”にスポットを当ててみたいと思います。研修医とは、読んで字のごとく、一人前の医師になるための研修…

このような状況を見ると、少なくとも僕は、医者はコスパのいい職業とは言えないと思います。

そしてこれらのことを考えると、今もしんどいうえに将来もしんどくなるために、もともとモチベーションが低い状態で入ってきた人が、医者になりたくないと思ってしまうのもうなずけるところです。

では、こうした人々が生まれないようにするにはどうすればいいのでしょうか?

医者になること

目指すなら、医者という職業をちゃんと知ろう!

実は僕も元々は何となく医学部に入ってきたために、こういった人の気持ちもよくわかります。

しかし、今ではやはり医者になることが僕の第一の目標です

この両方の立場から、この問題についてみていきましょう。

僕の母校である灘高校は結構特殊なところで、学年の1/3が医学部に行きます。

学校自体は医学部を推奨しているという感じは全くないのですが、目指せるなら目指すという人や、友達が行くからという人が多く、実際その勢いで東大理3に入る人もいます。

また、親に勧められたり、もしくは半ば強引に決められ入る人もいます。

僕もかなり勧められて、医学部受験を決めた一人でした。

しかし、入ってからすごく戸惑いましたし、後悔もしました。

思い描いていた大学生活とは違っていましたし、モチベーションが全く上がらず、勉強も本当にしんどかったです。

友達にも同じような子がいて、その子は留年しましたし、僕も留年寸前のところまで行きました。

しかし、そうしたモチベーションの低い時期もありましたが、現在は医者に向かって必死に勉強しています。

その理由は、僕も医学について学ぶ中で、医師への尊敬の念や医学の面白さを知ったからです。

そういう体験をした身として言わせてもらうと、目指す人はもちろんのこと、勧める人も、しっかりと情報を調べたうえで医学部を勧めないといけないということです。

医学部に行こうとする人も、勧める人も、しっかりと事前に情報を集めてから医学部に進学することを決めましょう。

まとめ

医学生はモチベーションを保てないとつらい!

医者はハードワーク!決してコスパがいい職業ではない!

医学部、医者についてよく知ったうえで目指そう!

今回はこんな感じですね。

たかが1人の医学生の意見なので、医者については、もしかしたら儲かっている人もいるかもしれません。

それも含めて、色々調べるきっかけになればと思って書きました。

冒頭に挙げた人や、僕の友達のように、医学部に入って苦しむ人が一人でも減ればうれしいです。

それではまた次回。

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