こんにちは、かずです。
今回は、学歴は全てなのかという問いについて考えていこうと思います。
と、そうは言っても普通に考えれば、学歴って結構必要になりますよね?
例えば、いい仕事につくためには、もちろん学歴が非常に大事になってきます。
芸能界でやっていくにしても、学歴があればそれだけでキャラが立ちますし、現に学歴を売りにした有名人や芸能人の方は今も昔も数多くいらっしゃいます。
でも、本当に学歴が全てなのかといわれると、実はそうとも限らないと僕は思うのです。
僕自身、世間的に見れば高学歴だと思うのですが、そんな高学歴の僕がなぜそんなことをいえるのか、気になりますよね??
というわけで早速見ていきましょう。

ちなみにですが、この文章はあくまで僕の個人的な考えなので、人によって異なるという点はご理解していただければと思います。
学歴があってよかったこと
学歴があるとメリットはある!
先に、学歴があってよかったと思うことについて書いていこうと思います。
と、書いてると、メリットがある癖になんで学歴が必要って思わんねん!って思われるかもしれません。
でも、最後に理由はちゃんと書くので、焦らずにとりあえず読んでみてください!
人に馬鹿にされることがない
みんな話をまじめに聞いてくれる!
まず僕が思う、学歴があることによる一番大きなメリットが、誰にも馬鹿にされないことだと思います。
ちゃんと人の実力を見ている人が大多数ですが、世の中にはやはり、学歴が自分より下の人を見下しているような人も存在しています。
そういった人に見下されたり、話を聞いてもらえなかったりするという体験も、僕の周りではありませんがネットではよく聞くので、その点においてはやはり学歴があったほうが便利かと思います。
話に箔がつく
話しているともっともらしく聞こえる!
次にあげる点が、話す人によって話の印象が異なるという点です。
例えば、東大理3の人と、そうでない普通の人が言い争いをしていた場合に、あなたはどちらが正しいと考えるでしょうか?
もちろん、言っている内容が明らかに普通の人の方が正しければ、普通の人が正しいと考えると思います。
しかし、それが少しわかりづらい内容の話になると、たとえ東大理3の人が間違えていたとしても、東大理3の人の方が正しいのではないかと考えるようになると思います。
このように、学歴や実績がある人の話だと、もっともらしく聞こえますし先ほど話した効果とも相まって、人の耳に話がちゃんと届いてくれます。

もちろん、この話はただの例で、僕は学歴によって人を惑わせようとはしてませんからね!
これも、学歴によるメリットと言ってもいいと思います。
話題の種になる
希少性が高いと興味を示してもらえる!
そして最後ですが、学歴が珍しければいろんな人に興味を持ってもらえるというメリットがあります。
これは僕が医学生というより、灘高校を出ているために感じるのかもしれませんが、実際いろんな人に興味を持ってもらえます。
ブログでも、高校時代の記事はよく読んでもらえていますし、この記事についても灘という言葉に興味を持って、読みに来てくださった方は多いのではないでしょうか?

灘高時代の記事も書いています。ぜひ見てみてください!
今あげたようないろいろなメリットを考えると、やはり学歴があることによるメリットは存在すると僕は思います。
しかし、このメリット、実は成長していくにつれてなくなっていきます。
これは、大学で勉強していたり仕事をしていたりするうちに、学歴は結局その人のことを表す指標にはならないということが分かって来るからです。
実際に、僕は人の学歴にあまり興味はありませんし、僕の友達にも例えば中学校の学歴に興味のある人はほとんどいないと思います。
この理由を説明していきましょう。
学歴を重視する必要はない?
学歴は自分の力だけでできているものではない!
学歴がだんだん重視されなくなる理由の中で、一番大きい理由として挙げられるのが、学歴はその人の力だけでなく環境によっても形成されているという理由でしょう。
例えば、僕が灘中学校に合格して、灘高校に進んで現在医学生であるのは、もちろん僕がいろんなことを覚えたり、考えたりしたからではありますが、それと同時に親の理解やバックアップが得られたからでもあるのです。
またもっと言えば、いい先生と巡り会えたとか、友達に影響を受けたとか、お金持ちの家に生まれたとか、そういったいわゆる運的な要素もかなり入っています。
まず、そういった点で、学歴はなんの基準にもなりません。
自分の価値観が狭くなる
人を見下していると、見えている世界が狭まる!
理由はまだあります。
それが、この下の記事でも書きましたが、学歴というフィルターを通して眺めることで、自分の価値観を狭めていることに気づき始めるからです。
当然、どんな人でも自分の知らないことを知っていることはあります。
また上にも書いたように、学歴がない人の中にも、ただ環境に恵まれなかっただけのような人がいてることがだんだん分かってきます。
それに気づくと、最初から学歴だけを見て見下して話を聞かないより、その偏見を捨てて自分で判断したほうが、本当に頭のいい人や面白い人ともつながれるのでお得です。
高学歴でも…
自分でなにもしてないのに学歴を誇られても…
そして、学歴が重視されなくなる3つ目の理由が、残念ながら高学歴にも中身のない人は少なからずいてるということです。
幸いなことに、僕はまだ出会ったことがないのですが、高学歴の人の中にもプライドだけが高く、ただただ学歴や友達の自慢話などで生きている人もいるようですね。
2つ目と3つ目の理由のように、学歴と本人が必ずしも比例しないということが成長すればみんな分かってくるので、そうすると学歴なんて本当に些細なものになってしまうのです。
自分で何をするかが大事
見てくれる人はちゃんと見てくれる!
と、ここまで学歴について書いてきましたが、結局何が大事なんでしょうか?
この答えは(人によって異なると思いますが)、本人がどんなことに自発的に取り組んで、何を成し遂げたかだと僕は思っていますし、実際色々成し遂げられることを目標に頑張っています。
一番大事になるのは自分が何をしたかであって、学歴はその一つの踏み台にすぎないと考えれば、僕が学歴が全てだとは思わないと言うことも分かっていただけるのではないでしょうか?

僕が言えることではないかもしれませんが…
僕自身も学歴を自分の実績が上回るような人になっていきたいですね。
まとめ
学歴があって得することはある!
世の中学歴が全てというわけではない!
結局は何をするか!
いかがだったでしょうか?
実際僕が教えている地元の塾の生徒でも、頭がいいなと思うような子はいますし、僕の友達にも、あえて東大を選ばず京大に行ったり、医学部に入れるのに他学部に行ったなんて友達がいるので、学歴というのは本当に、適当な一つの指標にすぎません。
もちろんあるに越したことはないですし、高学歴の人はある程度努力しているのかもしれませんが、結局は自分の力で何を成し遂げるかが一番大事だと思います。
それではまた次回。
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