こんにちは、かずです。
今回は世の中バランスが重要だということについて書いていこうと思います。
実は一昨日ツイートしたのですが、大学のカリキュラムで偉い人の話を聞いたり、意見を言わせていただいたりする機会がありました。

このツイートですね
その過程でいろいろなことを学べたので、それを皆さんにも知ってもらいたいと考え、この記事を書くに至ったのです。
もちろん情報保護の観点で具体的なことは書けませんが、書ける限りのことを書こうと思うのでぜひ最後まで読んでみてください。
それでは早速見ていきましょう!
様々な不満があふれている
行政は批判されがち!
突然ですが皆さんに質問です。
皆さんの中に今の世の中の仕組み、制度に不満があるという方はいらっしゃるでしょうか?
こう聞かれると大半の人が「ある」と答えるだろうと思います。

僕もあると答えるでしょう。
例えばコロナ対策に関してだったりだとか、例えば待機児童の問題だったりだとか、実際に世の中には様々な問題が噴出しています。
ではこれらの問題に対して対応するのはどこか?
それはもちろん行政です。
こんなことは誰にでもわかりますし、そのために批判の矛先はいつも行政に向けられています。
実際に「こんなに問題が起こっていることを知らないだろう」だとか、「全然対応してくれないじゃないか」とか行政を批判したことのある方も少なからずいるでしょう。
でも、なぜ行政の対応が遅いかについて考えたことはありますか?
なぜ行政の対応が遅いか?
サボっている?気づいていない?
実は僕もこれまで行政の対応が遅い理由についてサボっているからだろ、だとか国民の声が届いていないんじゃないかと思っていました。
そのため今回お偉いさんに合う機会があると知った時にも、直接行政に文句を言ってやりに行くのだ、くらいの気持ちで臨んでいたのですが…
現状は全く違っていたのです。
どういう風に違っていたか、具体例を挙げて説明しましょう。
働き方改革の問題
現状認識、対策までしっかり考えられていた!
僕が一番印象に残っている場面を挙げて説明しましょう。
その場面というのが医師の働き方改革の問題について伺った時のことなのですが、先ほども言ったように最初僕は「担当者は何も現状を知らないだろうからそれを説明してやるぞ」くらいの気持ちで話を聞きに行ったのです。
ところが、話を聞いている間に(もちろん僕が不勉強なところもあったのですが、それ以上に)担当者が現状をしっかりと認識していることに気づかされたのです。
もう少し具体的に言うと、現場の声が上の人にさえぎられて届かないことを危惧して、それについて質問させていただく場面がありました。
正直に言って回答にはあまり期待していなかったのですが、その予想に反して「現場にヒアリングを行って病院の出す計画と食い違っていれば指導を行うことを考えている」という旨の回答を頂けたのです。
またその他の質問についてもしっかりと回答がいただけて、もちろん口だけならなんとでも言えるという意見もありますが、現状、対策に関してはしっかりと考えていると感じました。
それでは、なぜ対応が遅いなんて言われてしまうのでしょうか?
バランスが難しい
それぞれのバランスを取るのが非常に難しい!
その理由はバランスを保つのが非常に難しいからだったのです。
例えば先ほどの例でいえば、医療水準を保ちながら医師の仕事をどうやって減らしていくかが課題となります。
こう聞くと当たり前のように思うのですが、実際には医師の仕事を減らそうとすると他の職業の仕事が増えますし、医師を増やそうとすると医療水準の低下を招くことにつながりかねません。

かなりぎりぎりのバランス成り立っていて、全てを保ちながら変えるというのは難しいのだと分かりました…
また、コロナ対策においてもバランスの難しさはあったそうです。
もちろん感染を広げないために情報を出さないといけませんが、一方で間違えた情報や個人を傷つける情報を発信してはいけないのは絶対です。
そのため感染者の情報をどこまで出すか、情報発信をどこまで行うかの判断がとても難しかったと話しておられました。

どこまでなら許されるのか、最初から正解が分かるはずありませんからね…
ツイッターやマスコミなどの情報についても、勝手な推測が流れていたとしても全ての情報を出せるわけでもないのでどうすればよいのか分からなかったとも言っておられました。
行政も行政で苦労していらっしゃるのですね…
まとめ
行政もさぼっているわけではない!
バランスがとても難しい!
適切な批判を心掛けよう!
いかがだったでしょうか?
行政の肩を持ちたいというわけではないのですが、ここ最近行政を信用できないという人が増えているように思えたので、今回得たものをこのような形で広めて正確な知識を持っていただきたいと思いました。
僕も含めて批判する側も闇雲なことは言わずに、適切な批判を心掛けていきたいですね。
それではまた次回。
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