こんにちは、かずです。
今回は不要不急とはいったい何なのかという、ちょっと漠然とした問題に関して考えていこうと思います。
皆さんは不要不急という言葉をどのように考えているでしょうか?
外食したり遊びに行ったりすることは不要不急なのでしょうか?
不要不急という言葉、一度しっかり考えてみませんか?
というわけで早速見ていきましょう。
なぜ不要不急について考えることになったか
2つの理由がある!
まず、なぜ僕が不要不急とは何かを考えるに至ったのかについて書いていきましょう。
上にもありますが、これを考えるに至ったきっかけは2つあります。
1つ目は、僕の大好きなアーティストである米津玄師さんが、インタビューやラジオで語られていたお言葉でした。
生活に必要最低限のものを選んでいくと、音楽は最初のほうに「いらない」と言われるものであるし ~中略~ 誰が何を言おうと、自分にとって必要なものは自分にしかわからない。それこそ音楽がなければ本当に死んでしまう人がいるかもしれない。生活に本当に必要最低限のものだけを残していったとき、それは果たして人間らしい生活と呼べるのかとか、必要最低限を残すと最後はどれくらいの人間が残るのかとか……そういうことをいろいろと考えていました。
「米津玄師 『STRAY SHEEP』 インタビュー」https://natalie.mu/music/pp/yonezukenshi16
どうでしょうか?
不要不急という言葉、考えていくと恐ろしい言葉だと思いませんか?
そして、これを考えるに至ったもう1つの理由が、下の記事を書いたときに友達からもらった、「遊びに行ったとかは入れなくてもいいんじゃないの?」という言葉でした。
確かに僕も感染対策をして、出来るだけ密を避けているとはいえ、遊びに行ったと書けば怒られてしまうのではないかという恐怖もありました。
ありがたいことに、どこからも何も言われていませんが
その一方で、上の記事に書いてある遊びやカフェも、どうしても僕には必要なことで、それを他の人から批判されるのもおかしいということも伝えたかったのです。
その違和感が今回の記事を書くに至った2つ目のきっかけでした。
不要不急について考えるようになった理由は分かっていただけましたか?
では次はいよいよ不要不急という言葉について考えていきましょう。
不要不急とは?
辞書的には「どうしても必要というわけでもなく、急いでする必要もないこと」!
皆さんは不要不急を辞書で調べたことはあるでしょうか?
今回僕も初めて調べてみたのですが、文字通り「どうしても必要というわけでもなく、急いでする必要もないこと」という意味でした。
でも前から言われていることですが、この言葉にあるどうしても必要の基準は、誰によって、どういう風に判断されるべきなんでしょうか?
世論によって判断されるべきなのでしょうか?それとも自粛警察の方々がだめといったらだめなのでしょうか?
ちょっとでも嫌な気分をする人がいれば、その行動はやめておかないといけないのでしょうか?
確かに腹立つこともある
クラスターフェスなんてのもあった!
確かに、自分が頑張って自粛しているのに、旅行に行っていたり、毎日飲み会をしていたりされていれば腹も立つこともあると思います。
僕自身、密を警戒してカフェでカウンターに座っているのに、マスクを付けずに平気で大声で話す人に横に座られたこともあります。
その時はちょっとムカつきました…
最近はクラスターフェスなんて言うものまでありました。
でも、そういう行動や人を全部排除しようとしていくと、それこそすべての活動、全ての人は不要不急ということになってしまいかねません。
極論をいえば、何もかもアマゾンで買えますし、外出なんてする必要がなくなりますからね。
でも、それだと今度は生きていけない人も現れるわけです。
みんなが外出しなければ、直接客を呼び込むタイプの店は売り上げがなくなりますからね
さらに大きな話をすると、国の経済が回らなくなり、国が崩壊してしまう危険性もあります。
そうなると、自分たちが日本で生きていけるのかすら怪しくなるかもしれません。
要するに、自分にとっては不必要なことであっても、他の人にとってはそれが必要だということもありますし、それを切り捨てていくと、今度は自分が切り捨てられることになるのです。
まとめ
不要不急をちゃんと考えよう!
自分=他人ではない!
許容の心を持とう!
いかがだったでしょうか?
もちろん、現にコロナという病気はありますし、不要不急の外出は控えることは守る必要があるでしょう。
わざと人々の不快感をあおるようなことも、個人的には慎むべきだと思います。
ただ、不要不急の基準は人によって異なりますし、全てを一切認めないとなると、自分もそのうち切り捨てられてしまうかもしれません。
そうならないためにも、自分の身は自分で守って流行を防ぎつつ、許容の精神を持っていることも大切だと思います。
僕自身もできているわけではありませんが…頑張りたいところですね!
それではまた次回。
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