こんにちは、かずです。
今回はゲームとの付き合い方について、という内容で書いていきたいと思います。
最近ゲーム依存症が正式に病気にWHOによって登録されただとか、香川県議会がゲーム規制条例を通しただとか、いろいろゲームに関する悪い面が報道されています。
その一方で、例えばあつまれどうぶつの森でのゲーム上での交流だとか、e-Sportsだとか、ゲームのプラスの面も注目されてもいます。
実際に僕の灘での同期にも、ゲームのやりすぎで生活を壊している人もいますし、一方で大会に出て有名になったりしてる人もいます。
僕自身7年間ずっと同じゲームをしていて、ひどい時には1日中やっていたこともありますし、そのおかげというべきかそこそこ強かった気はします。
その経験を踏まえて、今回はゲームとの付き合い方について書いていこうと思います。
する人、しない人、お互いの主張を知ろう!
ゲームをする人はしない人の、しない人はする人の意見を知ろう!
皆さんはゲームをするでしょうか?
しない人、めっちゃする人、たまにする人、色々な人がいると思います。
しない人からすると、ゲームする人はなぜするのか、不思議に見えて仕方ないと思います。
一方ゲームをする人は、こちらは何の迷惑もかけておらず、しない人が一方的にこちらの意図を汲んでくれない、という思考に陥りがちです。
だから、まず両方の主張を理解することで、どういう考え方ができるか探っていこうと思います。
ゲームをしない人の主張
ゲームをされていることでいろいろな迷惑をこうむっている!
ゲームをしている人は気づいていないと思いますが、その周りの人は色々な迷惑をこうむっています。
例えば、自分が学生で実家でゲームに没頭していたらどうでしょうか?
音もたてずゲームをしていれば、何も問題ないと思うかもしれませんが、自分の分の生活の世話は親がしているので、何の役にも立たないゲームをひたすらされているのは迷惑でしょう。
さらに、兄弟などがいれば悪影響にもなりますし、成績が悪ければ親は出資者である以上当然腹も立ちます。
また、課金などをしていれば、直接的に家計に影響が及んでいることも考えられます。
耳の痛い話ですが、ゲームをする人は、意外と周りの人に迷惑が及んでいることを理解しておいた方がいいでしょう。
次に、ゲームをする人の主張を見ていきます。
ゲームをする人の主張
気分転換になるし頭の活性化にもなる、ゲームによっては色々なことが学べる!
ゲームをする人にとっては、ゲームをすることにより様々なメリットがあるということです。
まずゲームの世界に没頭し、現実世界から解き放たれて強い自分のいる世界で過ごすことで、気分転換をすることができますし、ゲームによりますが、簡単なパズルを解いたり、戦略を考えたりすることで、頭の活性化を狙うこともできます。
さらに、同じゲームにはまっている人や、似たような境遇の人とのゲーム内外での交流もあったりもします。
ゲームをする人の主張は、ゲームも趣味の一種として認められるべきだということなのです。
どうでしょうか?
お互いの大体の主張は分かりましたか?
程度の差はあるにしても、大体の家庭ではこの問題はこういった主張の対立になっていると思います。
これだけの問題なら話し合いで解決できそうですよね?
でも実際はすごく揉めてしまったり、場合によっては家庭が壊れてしまうところもあります。
その理由はどうしてなのでしょうか?
ゲームの中毒性
ゲームに特徴な点を理解しておこう!
他の趣味やスポーツにはなく、ゲームにだけある特徴が、この問題を解くカギとなると思います。
僕が考える理由は3つあります。
まず1つ目に、何時間も続けてできるということが挙げられます。
他のスポーツなどでは、体が疲れたりして動けなくなりますが、ゲームは指と脳しか疲れません。
そして脳は、疲れていても認識するのは難しいです。
まずこの点で、特徴的だと言えるでしょう。
続いて2つ目ですが、脳の報酬系を活性化させるような性質があります。
勝ち負けがある趣味は多いですが、ゲームは勝ち負けによって、もらえるアイテムやお金の量が変わってきます。
また、ソーシャルゲームなどは、ガチャでたまにレアなアイテムが出てくることで、成功体験をさせて、次こそは出るという考えにさせることで、お金を引き出しているところもあります。
こういった、柔軟なシステムによって、人の心理を掴むところもかなり特徴的だと思います。
最後に3つ目ですが、幅広い層が手軽に楽しめるという性質があります。
これが一番厄介で、誰でも手軽に参加できるため、年齢が低くてもゲームを楽しめます。
ところが、幼い子供は脳が未熟であり、自己管理ができません。
また、一部の大人も自己管理能力に乏しかったり、上のような特徴から中毒化してしまうと言えるでしょう。
こういったゲームの中毒性を高める構造に加えて、自己管理能力が不足している一定数の人が参加してしまうことも、現代のゲーム問題の本質と言えると思います。
それでは、どのように解決すればいいのでしょうか?
解決策
規則を作り、守れなければやめさせよう!
先ほども述べたように、ゲームにもいい面はたくさんあります。
このようなソーシャルディスタンスがうたわれるご時世には、交流の手段にもなりますし、ゲームで癒されている人もたくさんいます。
幅広い層の人が楽しめるということで、親子そろって楽しめたり、話題にもなったりと全面的に規制してしまうのは非常にもったいないツールです。
重要なのは、ゲームに飲まれてしまう層を見分けられるかです。
そのためにも、全面的に禁止とするのではなく、しっかりと規制を行ったり、条件を付けて無理なら禁止としたりして、きちんと守れるかを見極めないといけないと思います。
自己管理がしっかりとできるということが、ゲームとしっかり付き合っていける条件だと思います。
まとめ
ゲームにはメリットもたくさんある!しかし中毒性があることは理解しておこう!
自己管理できない人が問題を起こしてしまう!
しっかりと規制して、自己管理しながらゲームと付き合うことを学ぼう!
ゲームが大好きでやりこんでいても、ちゃんと実績を出している人もたくさんいます。
大学でもよくゲームの話題になりますし、流行りのゲームはみんなと出来たりして楽しいです。
でも、そのゲームのせいで留年したり、人間関係を失えば元も子もないですよね?
また自分の経験から言うと、e-Sportsになるようなゲームでも、1日何時間やったところで腕は全く上がらず、むしろスコアが下がります。
結局、脳が気づかないうちに疲れてしまうのです。
何事もメリハリが大事ということですね。
というわけで今回はこの辺りで終わりにします。
それではまた次回。
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