こんにちは、かずです。
今回は、僕が勉強する際に何を考えているかについて書いていこうと思います。
最近よく思うのですが、身につく勉強をするのって本当に難しいですよね。
例えば動画講義を見ている時に、何も考えずにただ板書をうつしている自分に気づいたりだとか、国家試験の過去問を解いていたら、いつの間にか文字を目で追っているだけになっていたりだとか…
いつも偉そうに勉強法を書いている癖に!って感じです。
しかし当たり前ながら、これから国試勉強を本格的にやっていく上で、こんなグダグダな勉強をし続ける訳にもいきません。
そこで、集中している時の僕がどんなことを考えて勉強しているかを言語化し、それを維持することで勉強の質を保とうと考え、この記事を作ることにしました。
ということで、灘卒医学部生が勉強する際に気を付けたいことを知りたい方は、是非最後まで読んでみてください!
論理的に説明できるようにする
なぜそうなるのか自分が納得できるまで進まない!
僕が集中して勉強している時に考えていることとして、最初に挙げられるのがこの「すべてのことを論理的に説明できるようにする」というものです。
例えば数学の公式を勉強する時に、その公式の証明をして理解するとか
医学の勉強であれば、IgA血管炎の症状になぜ紫斑があるのかを自分で説明できるようにするとか
めんどくさいと思いながら勉強していたり、集中力が途切れていた状態で勉強したりしているとついおろそかにしてしまいますよね…
でも、これをやるのとやらないのとでは、やっぱり定着率が全然違うんですよ。
以前CBTの対策記事でちょっと触れましたが、人間理解せずに頭に詰め込んだだけの知識ってすぐに抜けていくんです。
これまでの経験上、習った知識を一つ一つ結びつけて体系立った知識を手に入れることが出来れば、応用問題が来ても必ず解くことができるようになるので、その状態を目指して頑張りたいですね。
これからは、分からない点がある場合には、納得できるまで前に進まないというストイックさを持って勉強したいと思います。
分からない点は逐一調べる
単語一つですら大切にする!
続いて挙げたいのが、この「分からないことが出てきた場合、逐一調べる」という考え方です。
これは先ほどの絶対に理解してから進むというのと少し似ていて、分からないことがあると知識の定着率が下がるという問題が起こるからなのですが
実は、この問題の他にも、分からないことをほっておくことでもう一つ重大な問題が生じるんですよね。
それは何かというと、ずばり、分からないことが増殖していくという問題です。
一体どういうことだ?と思われた方のために、例を挙げて詳しく説明しましょう。
皆さんは、中学の最初の方に、連立方程式の解き方を習ったのを覚えているでしょうか。
3x+2y=5、5x+3y=9となる(x,y)を求めよ的なやつです。
あれを分からないまま放置したとすると、その後1次関数、2次関数…数学のほぼすべての範囲の問題が解けなくなるのは明白でしょう。
このように1つでも分からない事があると、時が経つに従ってどんどん増殖していってしまうんですね。
以上の理由から、分からないことが一つでもあればそれを徹底的に潰す、という勉強を心掛けていきたいと思うわけです。
これは本当に怖いので、皆さんも是非気を付けてください。
勉強時間や問題数にとらわれない
量より質を重視する!
さて、次に挙げる考え方というのが、この「勉強時間や進んだページ数にとらわれず勉強する」というものです。
進んだページ数や勉強した時間って分かりやすく数字に表れるので、なんとなく沢山進んでいたり時間が経っていたりすると、勉強した気になってしまいますよね。
特に動画講義などは、見ているだけで簡単に1時間経ったりするので、つい沢山勉強した気になってしまいます。
でも、当たり前ですが、一番大事なのはやったことがちゃんと定着しているかどうかです。
ろくに解説も読まずに問題をひたすら流す人と、1問を徹底的にやりこんでその過程で色々な知識を得る人では、例え前者が20問解く間に後者が1問しか解けてなかったとしても、後者の方が後々賢くなりそうだとわかるでしょう。
みんなよりやっている量が少ないと不安になることもあるので、バランスが難しいところですが、できる限り質の高い勉強を継続していきたいですね。
復習から始める
復習は効率がよい!
4つ目の考え方というのが、この「前回やったことの復習から始める」というものです。
これは僕が最近やり始めたことなのですが…めっちゃいいですね。
以前復習をしようという内容の記事を書いておきながら、最近になってようやく復習の良さに気付くという…人間とは愚かなものですね。
まあ愚かな人間の話は置いておくとして、復習すると後で見返した時に「こんなんやってたっけ…?」なんて思う確率が分かりやすく下がります。
焦っていると、つい「復習なんてしなくてもいいやろ!」なんて思い飛ばしてしまうのですが、急がば回れの精神を大切にしたいところです。
他のことを考えながら勉強しない
圧倒的に非効率だがよくやってしまう!
最後に挙げる、僕が勉強する時に守りたいことというのが、この「他のことを考えながら勉強しない」というものです。
これは当たり前のことですし、圧倒的に非効率だと自分でもよく分かっているのですが、集中力が切れるとついやってしまうんですよね…
他にも勉強に乗り気ではないときとか、気になることがあってそれを待ちながら勉強しているときとか、あるいはテスト勉強をしないといけなくて焦っているときとか
皆さんもこんな経験ありませんか?
そんな時に勉強しても身になるはずが無いのは分かっていますし、そういう時にどのように過ごすかという記事まで書いているのですが…
僕の弱さがしっかり露呈した記事になってしまいましたね。これまで書いた記事を今一度よく読み直して来ようと思います。
まとめ
分からないところをそのままにせず、全てを論理的に説明できるようにする!
量には捉われず、復習を大切にして効率の良い勉強を行う!
地に足のついた勉強を行う!
いかがでしょうか。
自分の反省すべき点に寄った記事になってしまいましたが、きっと皆さんにも通じるようなことがあるのではないかと勝手に思っています。
もし「自分もそうだな」と思った人がいれば、ぜひコメントで教えてください!
励みになります!
これ以外にも医学部の日常生活や、灘校について色々書いているので、興味がある人は是非読んでみてください。
それではまた次回。
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