こんばんは、かずです。
今回は僕や身の回りの人が、大学受験の時にどういう風に勉強していたか、どういう風に勉強すれば効率がいいかについて紹介したいと思います。
普段何を考えて勉強してるのかや、勉強に使えるコツみたいなことも書けたらと思っています。
こういうことを言うとよく言われるのですが、灘だから、とか医学生だからできるとかいったことは全くないです!
それでは早速見ていきましょう!
数学、理科など
定理や解き方をしっかり覚えよう!演習を積まないとできない!
特に中学受験や大学受験の理系科目は、この一言につきます。
みんな勘違いしがちなのですが、数学や理科にセンスは全く必要ありません。
最初からできないのも当たり前なのです。
まずは定理をしっかりと定着させる、そして演習でその定理を使ってみて使い方を学ぶの繰り返しです。
ただし、この定理を定着させたり、定理の使い方を学ぶときのコツなどはあります。
まず定理を覚えるときのコツですが、定理を学ぶときに同時に証明方法や考え方を覚えて、実際に証明してみるのです。
これを言っても大抵みんなしてくれないのですが、これをするメリットはたくさんあります。
まず、忘れなくなったり、すぐに思い出したりできるようになることが挙げられます。
僕は灘を卒業して結構経っていますが、未だに三角関数の加法定理を導き方を覚えていますし、生徒にこの定理を教えてと言われても、困ったことは一度もありません。
また、定理の理由を知ることで使いどころが分かりますし、考え方が応用できる他の定理を学びやすくなったりもします。
そうすると演習もしやすくなりますし、モチベーションも上がるので、どんどん勉強がはかどるようになります。
次に演習するときのコツですが、問題をすべて理解するということです。
例えば数学なら別解も色々考えてみる、化学なら出てきている反応の理由を全て答えられるといった感じです。
こうすることによって、理解した問題を短時間で別の角度から見直せたり、他の問題との関連が分かりやすくなったりします。
理系科目ができる人は、やったことを忘れないし、センスがあるから最初から解けるではなく
忘れないように努力してるし、解き方を色々知っているだけなのです。
ちなみに、文系科目なのにと思われるかもですが、地理の勉強もよく似たところがあります。
一見すると暗記科目に思われがちですが、例えば気候なら風の吹き方や緯度、地形によってパターンがあります。
気候のパターンが分かれば、そこで暮らしている人の服装や建物も理解できますし、どんな穀物が取れるのかなども理解できるようになります。
そんな馬鹿なと思う人こそ、上のやり方を一回やってみてください。確実に成績は上がります。
次は文系科目を見ていきましょう。
英語、古典、漢文
まずは単語、文法を詰め込もう、後は慣れることが大事!
これらの科目は僕も本当に苦手でした、、、
勉強をコツコツするというのが本当に苦手で、単語テストで満点を取ったことは6年合わせて数回しかないと思います。
同じ理由で文法も苦手で、当時のテキストは半分以上埋まってません、、、
でもそんな僕でも、英語は本番では7割の点数を確保できました。
そんな僕のおすすめの勉強法は、とにかく英語や古文、漢文といった受験科目の文章に触れてみるというやり方です。
実際にやってた方法は、朝の電車の中でひたすらハリーポッターの原書を読むという方法で、これで英語の文章に慣れることができましたし、文脈の読み取りの練習にもなったと思います。
確証がないので絶対とは言えませんが、入試では文章の意味が正しければ、単語の訳が多少違っていても丸にしてくれるため、文脈の理解や文章の理解といったことが大事になります。
もちろん丁寧に文章を読んで、論理的に文構造を把握する練習は大事ですし、僕もその練習は結構しましたが、最終的にはそういう勉強より、色々な文章を読んだ経験のほうが生かされたと思いました。
単語や文法を詰め込む勉強をするよりは、使い方を学ぶといった意味でも、その言語に慣れることが大切なのかと思います。
まとめ
理系科目は定理を定着させよう!あとは演習を繰り返そう!
英語や古文、漢文はある程度単語や文法を知ったら文章に慣れる練習を!
はじめはみんなつらい、差をつけるチャンス!
暗記のことまで書こうと考えたのですが、これは人それぞれ、かつ分野によっても若干違いがあると思ったので、下にまとめて書きました。
医学生が一番得意なはずの分野なので、たくさん有益なことが書けると思います。
また最後についてですが、これはどの科目においても言えることで、最初に手を付けることが一番しんどいです。
英語も、動詞の活用やいろいろな名詞のスペルを覚えるのが一番大変ですし、数学も新しいテーマに入る時が一番しんどいと思います。
僕はこの初めて何かするのがすごく苦手で、中学でも最初は学年で下30番に入るくらいには成績が下がりましたし、大学でも医学を始めたすぐのテストは全部追試でした。
その体験も踏まえて、はじめは大変だからこそチャンスだということ、またはじめを頑張れば後は楽だということ伝えたいと思いました。
今回は以上です。
それではまた次回。
コメント