こんにちは、医学生改めて専攻医のかずです。
このブログで記事を書くのは久しぶりですね。

どれほど久しぶりかといえば、医学生がいつの間にか専攻医になるほどです。
この間に技術の凄まじい進歩がありまして、それが今日ネタにしようと思っている、生成AIの出現です。
まだ仕事の効率化にどれほど影響するかは未知数ですが、間違いなく人類に欠かせないものとなった生成AI、かく言う僕も仕事でも休日でも常にAIが隣にいるような生活が続いています。
今回は、そんな生成AIの台頭が見込まれるこれからの時代に、「私たち人間に求められる能力は何なのか」について、医師の視点から僕なりの考えをまとめてみたいと思います。
生成AIとは
これまでの人類が生み出したデータをもとに文章や画像などを生成するもの!
そもそも生成AI(以下AI)とは何者なのかについて軽く整理しておきましょう。
簡単に言えば、「大量のデータを学習し、それをもとに新しい文章、画像、コード、さらには音楽などを創り出す人工知能」のことです。
従来のAIは「これは猫か犬か」を判定する位の簡単なことしかできませんでしたが、その理論を応用し、「この単語の次はこれが来るかな」みたいなことを大量に学習したものと考えると、ちょっと分かりやすいかも知れません。

まあ、僕も全然詳しくないので、興味がある人は本などを読んでみてください。
その中でも私たちがよく目にするChatGPTやGemini、Claudeなどは「大規模言語モデル(LLM)」と呼ばれ、人間が話すような自然な言葉で対話が可能です。
すでに使っている人は多いと思いますが、本当に文章を打ち込むだけでネット検索からブログの作成(!?)まで可能であり、今後も可能性が無限に広がっていると感じますよね。

僕はGeminiの有料版を使っていますが、論文の和訳・英訳なども簡単に行ってくれるので大変重宝しています。
一方で、そんな存在が出現して、果たして人類は生き残れるのか少々不安にも感じます。
仕事への影響は?
実際に目指す職業にも変化が出現している!
正直なところ、「AIにはできない」と言われていた仕事の多くが、今や脅かされています。
例えばWebライターやプログラマーなどは、AIの言語生成能力が格段に進歩しており、人間の入る隙が無くなりつつあるとされています。
また、これまで安全と言われていたコンサルや、その他の頭を使って働く知能労働も、AIの発展により仕事の大半がなくなる可能性が出てきています。

実際に、ビッグテックではリストラが進み、東大ではコンサル離れが起こっているようです。
でもなぜ頭脳での労働が先に削られつつあるのでしょうか。
理由は単純で、「パターン認識」と「高速処理」において人間はAIに勝てないからです。
例えば、医学の世界でも「典型的な症状から病名を当てる」だけの作業であれば、AIの方が誤診が少ないという研究結果も出始めています。
いくら問題が難しく見えたとしても、それが既存の問題に起因するものであり、既知の解決策が有用ならばゆくゆくはAIに奪われてしまうということですね。
私たちはどう生きるか
実はこのブログは草稿をAIが作成し、私が加筆修正を行っている!
ここまで聞くと少し暗い気持ちになりますが、決して絶望する必要はありません。
というのも、AIが万能に見える今だからこそ、逆に「人間特有の価値」が浮き彫りになってきているからです。
AIの弱点
AIは「確率的にそれらしい答え」を出すのは得意ですが、そこに「意志」や「責任」、そして「コンテクストの理解」はありません。
実際に、このブログ記事もAIが草案を作っていますが、僕が5割ほど文章を書き直して作成しています。
僕はGeminiに下記のようなプロンプトを打ち込みましたが、
私は医学生かずの呟きというブログの筆者です。「生成AIが登場した今求められる能力はなにか」という記事を執筆しようと考えています。
小見出しは「生成AIとは」「どんな仕事が取られそうか」「人間にもできることがある」「まとめ」でいこうと思います。
各段落の内容として「挨拶」「生成AIの概要」「実際に挙げられている仕事と理由」「AIの苦手なことの補完、例えばブログ記載であればAIの記事に重要なポイントやニュアンスの違いを加筆する・年号など細かいミスを直すなど」「総括」を書きたいです。
私のブログに文体を合わせて2000〜3000字程度の草稿を提案して下さい。
出てきたものはやはり私の文章とどこか異なっており
読者が読んでいるところを考えて「ここはこうしたほうが分かりやすい」とかいろいろ試行錯誤していると、やはり半分くらいは書き直す羽目になりました。
また、AIは年号や名前など固有のものに関しては誤った回答をすることがよくありますし

名前は似たものが多く、抽象化というAIの性質と相反するものだからでしょうね。年号に関しては内部処理で数字として扱われてしまうという理由がありそうです。
情報を網羅するのは得意ですが、重要なことは分からないという弱点もあります。
先程書いたように、名前や年号という正式な文章では特に重要な細かい情報を間違えるとか。
そのようなAIの弱点を考えれば逆に人間に何が求められるかも見えてくるでしょう。
人間がやるべきこと
人間がやるべきこと、それはとにかく何が重要かを理解することだと思います。
例えば公的な文章においての年号や人の名前・金額など、重要なところは人間が精査し、責任を持って処理する必要があります。
というのも、少しのミスが命取りになるため、どこをどう間違えるか読めないAIは信頼しきれないからです。

責任問題もありますね。「AIを作成した企業が悪いのか」などと揉めそうです。
逆に、5秒提示するだけのスライドの背景の絵だとか、社内メールの挨拶文だとかそういったものはAIに任せてしまっていいのです。
膨大なAI生成物の中から、「ここが肝心なんだ!」と強調したり、あえてAIに任せてみたりする編集能力。これこそが、情報過多の時代に求められる能力だと思います。
まとめ
- 生成AIすげぇ
- 事務処理などパターン化された仕事は消える可能性がある
- 知識や技能を有した上で重要なことを判断する仕事が残りゆく
いかがでしたでしょうか。
結局のところ、これからの時代に求められるのは「AIと戦う能力」ではなく、「AIを使いこなし、人間にしか出せない価値を上乗せする能力」だと思います。
AIが土台を作り、私たちはその上に「自分にしか語れない経験」という色を塗り、「情報の正確性」という命を吹き込み、「責任の重さ」を背負う。
どんな職業でも、これができる人は最終的には生き残るでしょうし、逆にこれができなければ淘汰されるかもしれません。
みなさんもぜひAIを「ライバル」ではなく「超優秀な相棒」として迎え入れ、自分だけの付加価値を磨いていきましょう。
僕もこのブログを通じて、自分にしか書けない記事を発信し続けていきたいと思います。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
皆さんは、AI時代にどんな能力を磨きたいと考えていますか?ぜひコメントなどで教えてくださいね。


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