こんにちは、かずです。
今回は灘校の定期テスト事情について書いていこうと思います。
灘校と言ったら毎年東大や京大、その他国公立医学部に多くの合格者を輩出する日本屈指の進学校です。
そんな灘校の内部で行われている定期テスト、一体どんなテストがどんな雰囲気で行われているのか、気になっている人も多いことでしょう。
実際Googleによると多くの人が調べているようです。
ということで、灘校卒業生の僕が実際の定期テストの雰囲気や問題の難易度などについて色々書いていこうと思うので、ぜひ最後まで読んでみて下さい!
それでは早速見ていきましょう。
定期テストはいつ行われる?
各休み明けに宿題考査、5月、10月辺りに中間考査、7月、12月、3月に期末考査がある!
はじめに、灘校の定期テストはいつどんな形で行われるのかについて書いていきます。
まず日程ですが、冒頭にも書いている通り、各長期休暇の直前に期末考査、直後に宿題考査、そして1学期途中と2学期途中に中間考査があります。
ここは普通ですね。
そして各テストは、宿題考査が国数英の3教科、中間考査と期末考査が国数英×2に副教科を加えた十数科目(中間考査は10科目未満が基本)で構成されています。
これも普通ではないでしょうか?
一応ちょっと変わっていることとして、期末考査の前に自宅学習期間があったり、期末テスト中に必ず1日か2日中休みが組み込まれているなどの点があるのですが…
なんか灘高校らしくないと思いませんか?
いつも何かにつけて変わったことをしている灘校が、定期考査だけは他の学校とほとんど同じことをしているなんてちょっと変ですよね?
いつもこのブログを読んでくださっている人なら、なおさら思うことでしょう。
ちなみに、このブログを始めて見たという人は、この下の記事を読んでみてください。言いたいことが分かるはずです。
と、このように「灘校のテストが普通だなんておかしい」と思っていた人・・・大正解です。
というのも、実は灘校の定期テスト、日程や形式などの普通さを凌駕するほど、テスト問題の方は難問奇問が勢揃いなのです。
そりゃそうですよね。
ということで、次はテスト問題について書いていきましょう!
試験の難易度は?
教科によってバラバラ!
灘校のテスト問題、出来る事なら「これです!」なんて言ってこのブログに貼りたいのですが、流石に著作権の関係でそれは厳しい・・・ということで、僕が今から全力で説明していこうと思います。
ですので、皆さんも全力でどんなテストだったのかを想像しながら読んでみてくださいね。
手始めに数学の定期考査から見ていきましょう。
以前下の記事にも書きましたが、灘校の数学は非常に進度が早く、またレベルも高く、その中でも僕が持ってもらっていた先生は一際熱心な先生でした。
そのためテストも中々の難易度だったのですが、どのくらいの難易度だったのかを、当時の友達の言葉を借りて説明すると…
なんと「東大入試を60分で解かせている」という程度の難易度だったのです。
…ぶっ飛んでますよね、そりゃ高2で高3と数学を互角(以上)に争えるレベルになるわけです。
ちなみに、この発言は盛っているだろうと思われるかもしれませんが、テストの形式が東大そっくりであり、問題も東大の過去問などが載っている問題集にあるものを改題したものばかりであったことから、結構的確な表現だったりします。
また、数学以外にも変わった定期考査を持つ科目は山ほど存在しています。
例えば生物なら生物に関連したことを(場合によっては関連していなくても)自由に記述させる問題があったり、地学なら有名な某N先生の本名を漢字で答えさせる問題があったり、こういうところはさすが灘高校の定期考査と言えるでしょう。
やはり難問、奇問に溢れています。
この他にも難問奇問はまだまだ沢山ありますし、全てを紹介したいという気持ちは山々なのですが、余りにも長くなってしまいそうなので、最後に一問だけ僕が特に印象に残っている問題を紹介して終わりにしたいと思います。
その問題というのがこの下のものなのですが・・・
「ぬ ぬ
ゐゐぬ ぬ ぬ ぬ」という文書が発見された。これはどういう状況で書かれたものか?
日本史の定期考査 改題
分かったという人や、我こそはという人はぜひコメント欄に書くか、僕に連絡して教えてくださいね!
ちなみに、中学生の僕はちゃんと正解しましたよ。(ドヤ
どのくらい頑張る?
みんなかなり頑張る、特に得意科目は本気でやる!
さて、灘校のテストが難問奇問の高難易度のテストであるということは分かっていただけたと思いますが、それを解く生徒はどんな気持ちでテストに臨んでいたのでしょうか?
激ムズの数学のテストや、問題の癖が強い地学や生物のテスト、どれも普通の生徒なら諦めたりやる気を無くしたりしそうなものですが…
そこは安定の灘校生クオリティ、なぜか激ムズだったり奇問ぞろいだったりするほど、やる気が起きていい点を取ろうと奮起するようになるのです。
例えば数学のテストでは120点満点中、常時100点以上を取る猛者が複数人現れたり
東大の入試問題を2倍速で解いて満点を取るレベルですね。
生物の自由に記述を書く問題で、大学レベルの内容の1000字くらいの記述を暗記して来て、100点満点中110点を取る強者がいたり
もちろん記述は自作です。ちなみに僕の記述問題の最高点は10点中14点か16点くらいだったように思います。
さすが変人ぞろいの灘校生といった感じでしたね…
ちなみに、ここに挙げたように好きな科目で凄まじくやる気を出す生徒の中には、逆に嫌いな科目はとことんやらないという生徒もいてたりします。
例えば、数学で上位に入っておきながら物理では赤点を取るやつとか、嫌いな先生の科目は絶対に勉強しないやつとか・・・
全員実在する友達の話です。書いてて思いましたけど、やはり生徒の癖もすごいですね。
ということで、やる時はとことんやる、やらない時はとことんやらないという灘校生のテストに対する向き合い方、分かっていただけたでしょうか?
まとめ
定期考査は難問奇問が沢山出る!
定期考査も癖は強いが、灘校生もそれに匹敵するほど癖が強い!
日本史のテスト問題の解答は次の記事で発表!
いかがだったでしょうか?
日本史の問題については、「本当によくテスト時間中に解答を思いついたな」と今になっても思うほどの奇問で、よく印象に残っていたので挙げさせていただきました。
皆さんも、解けたと思ったらぜひコメントよろしくお願いします!
解答はこの記事の一番最後に書いています。見たくない人は気をつけてくださいね!
また、この記事の他にも灘校に関する様々な記事を書いているので、興味のある人はぜひ読んでみてください。
それではまた次回。
コメント
「ぬ ぬ ゐ ゐ ぬ ぬ ぬ ぬ」という文書が発見された。
これはどういう状況で書かれたものか?
これの答えを教えていただけませんか?
これは「幼い子供が字を練習している際に書いたもの」というのが答えでした。もしかすると別解もあったかもしれませんが。