こんにちは、かずです。
今回は、コロナによる休み中の医学生の生活について書いていこうと思います。
皆さんもコロナウイルスによって生活が変化したと思いますが、それと同じように医学生の僕の大学生活も一変しました。
問題はその変化した後のことで、その変化後の大学生活が予想以上に大変だったのです…
というわけで、下の学年の人の参考になるかと思い、今回はそのことについて書いていくことにしました。
それでは早速見ていきましょう!
授業がほとんどオンラインへ
大学に通わなくてよくなった!
まず世間の風潮もあり、大学に通わなくてよくなりました!
こんな書き方をすると、大学に通えないのが嬉しそうって思われるかもしれませんが、ぶっちゃけると実際大学に通うのって結構大変なのでうれしいです。
この理由を軽く説明しておくと、まず下宿して大学の近くに住んでいる人ならまだしも、僕は実家通いですし通学時間が結構かかるので、大学に通うと朝から体力を削られます。
しかも大学の設備が古く、硬い椅子で温度調整にばらつきがある中で、6時間の講義を聞くのって結構大変なんです。
今の時期はちょうど実習もないので、座学の講義がオンライン授業になるのは結構うれしかったりするのです。
しかし、大変なのはここからだったのです…
オンラインでない場合は課題へ
オンライン授業へ移行する時期の代替手段!
オンライン授業へ移行するときには、当然それなりの設備や時間が必要になります。
実際、コロナによる休みが始まったのが3月の半ばで、オンライン授業が正式に始まったのが5月のゴールデンウィークが明けたころ、本格的に移行したのは6月に入ってからだったことから見ても、移行に結構な時間がかかっているということは分かっていただけると思います。
しかしここで問題になって来るのは、詰め込まれている医学教育のカリキュラムです。
このブログでもさんざん書いてきたと思いますが、医学部のカリキュラムは高校の時間割のように詰め込まれています。
その結果、このオンライン授業への移行期に、カリキュラムにはあるのにできない授業が発生してしまったのです。
これを解消するために考えられたのが、授業スライドを読んでレポートを提出させるというシステムなのですが、これがなかなかの曲者でした…
結果として課題が莫大な量に
課題の量がとんでもないことに!
医学部四年生の一週間の授業は全部で30コマあります。
しかも1コマごとに違う臨床の先生がいらっしゃって講義をする体制になっています。
その授業が半分でも課題になったら…
予想はできると思いますが、課題の量がとんでもないことになってしまったのです。
これは僕の今まで提出したレポートの半分ほどです。(タイトルに名前が入っているものが多かったので、タイトルは消しています)
なぜ半分ほどかというと、残しておく必要もないので一度外付けのメモリに移したからです。
実際にはワードで書いてからPDFに直しているため、この数の半分になりますが、それでも72個のレポートをすでに書いている計算になります。
左下の数字が合計数で、ここに写っていないレポートがまだまだあります。
これが約半分なので、少なくともこの休みが始まってから100個以上のレポートを書いている計算になります。
とんでもない量ですが、これが1つ10分で終わるようなものだったらまだ楽でした。
しかし、そうはいかないのが現実です。
どの先生も自分課題以外の存在を忘れる
1つ1000文字を超える課題がいくつも!
先ほど述べたと思いますが、医学部4年生の講義は1コマずつ別の臨床の先生がいらっしゃって行われるというシステムになっています。
もちろんこのシステムでレポートも出されるわけで、そうなると臨床の先生の中には、自分の講義以外からもレポートが出されていることを知らない先生もいらっしゃるわけです。
そういう先生方は、医学生がこの休み期間中ずっと家で暇だろうし、他にすることもないだろうから、ちょっとくらいレポートの分量が多くてもいいだろうという思考になります。
これによって、1000字書けというレポートが1度に複数個出されるという事態が発生してしまったのです。
授業スライドを読んで、1000字のレポートを書くという作業が1時間で終わるはずもないので、本当にこの時は大変でした…
しかも、時期が経って授業がオンラインで始まった今も、レポートを出す先生も存在していて、オンライン授業で時間が奪われるうえにレポートもしないといけないということで結局大変です。
この3か月がどれだけ大変だったか、分かっていただけたでしょうか?
まとめ
オンラインでできる授業はオンラインでいい!
移行期の調整は難しい!
最近ではレポート1つの分量が少なくなっている!
いかがだったでしょうか?
さすがにこれは大変だと大学も認識したのか、今はレポートの分量もほどほどになっていますし、ほとんどの授業がオンラインで行われるようになったのでレポートが出る機会も減りました。
このようにみんなが試行錯誤で頑張っているので、多少のことには目をつぶってアフターコロナに適応していけたらいいですね。
それではまた次回。
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