こんにちは、かずです。
今回は医学部の部活について詳しく知りたいという声があったので、部活に入るメリットとデメリットを詳しく比較していこうと思います。
以前医学部の部活選びについての記事を書いたときにちょっとだけ触れましたが、部活に入るのは当然メリットもありますし、デメリットもあります。
この下の記事ですね
今回は、この時あまり触れられなかったメリットやデメリットについてより詳しく書いていこうと思うので、興味がある方もない方も是非読んでみてください。
それでは早速見ていきましょう!と言いたいところですがその前に…
部活によって全然違う
あくまで一般論であることに注意!
最初に知っておいて欲しいことがあります。
それが、このメリットやデメリットの話はあくまで医学部の一般的な部活の話であり、当てはまらないクラブも存在するということです。
というのも、医学部の部活とひとくくりにしていますが、実際には体育会系と文化会系で大きく異なりますし、体育会系、文化会系の中でも部活によって全然異なることがあるのです。
もしかしたら体育会系より上下関係の厳しい文化会系の部活も存在しているかもしれません。
ということで、ここに書いている情報は頭に入れておきつつ、実際に見学したり話を聞いてみたりして、ちゃんと自分に合っているクラブかを見極めてから入部を決めましょう。
部活選びの記事でも書いていますが、実はよくない噂があったりする可能性もあるので、絶対に即断しないようにしましょう。(今時ないとは思いますが…)
もう一度言いますが、ちゃんと選んだ部活が自分に合っているのかを見極めてから入部しましょうね!
さて、注意点が分かっていただけたところで、本題のメリット、デメリットについて書いていきたいと思います。
部活に入るメリット
人脈や経験、話題の種、情報などが得られる!
部活に入るメリットについて書いていきましょう。
上にも書いてありますが、医学部の部活に入る主なメリットとしては、人脈、経験、話題、情報などが得られることがあげられます。
といっても何が何だか分からないと思うので、具体的に見ていきましょう。
人脈が得られる
医学部、医師の世界は狭いので、人脈が生きる場面が多い!
まず人脈についてみていきましょう。
医学部の部活は古くから続いているものが多く、それ故に所属していることで年齢を問わず多くの先生と出会う機会が得られます。
例えば新歓やその他の会では、多くのOBさんが来られお話をする機会がありますし、OBの先生の所に一人であいさつに伺ったりすることもあります。
凄く丁寧に応対してくださって、色々教えてくださる先生もいらっしゃいます。
でも、その人脈は本当に生きるの?なんて思われるかもしれませんね?
この答えですが、意外と生きることはあるらしいです。
医学部、医者の世界は狭いとよく聞きますし、実際たまたま同じ病院に同じ部活に所属していた先輩がいて、すごく仲良くしてもらっているなんて言う話も聞いたこともあります。
あったらうれしいといった具合でしょうか
経験が得られる
仕事をしたり、合宿に行ったりみんなで遊んだりと様々な経験が得られる!
続いて経験についてみてみましょう。
部活で得られる経験には、例えば部活の練習をしっかりしたり、友達と遊んだり、合宿をしたりといういかにも部活みたいな経験もありますが、それだけではありません。
部活を続けていくうえで必要な、運営の仕事をするという経験も得ることができます。
例えば会計になれば、黒字になるように会費や合宿費を考えて計算したり、お金を管理したり、帳簿につけて会計報告書を作成したりなんていう経験をすることになります。
キャプテンならキャプテンの仕事がありますし、他にもたくさん仕事があるので何かしらの仕事はすることになるでしょう。
また、方針決定のために会議を開いたりだとか、問題が起こった時に対応策を考えたりだとか、こういった後々役立つ経験ができるのは部活に入るメリットの一つだと考えられます。
話題が得られる
病院に入った時の話題!
病院見学や病院に就職した時に他の先生との話題が得られるということも、部活に入るメリットとして挙げられるでしょう。
というのも、病院に行って他の先生と話す機会があると、必ず部活は何をやっていたの?と聞かれるらしいのです。
実際に病院見学に行った先輩も、これに関しては必ず聞かれたと言っていましたし、そこで答えられるとそこから話が盛り上がることもあるので、これも1つのメリットとして数えていいと思います。
情報が得られる
先輩からの情報は非常に大事!
最後に上げるメリットは部活に入っていることで、先輩からいろいろな情報が得られるということです。
これについては下の記事でも書いていますが、医学部では孤立してしまうと情報が手に入らずなかなかに苦労することがあります。
そんな時に部活をやっていると、たとえ学年では話せる人がいなくても、先輩がしっかり教えてくれるのである程度の情報は確保できます。
また、教科書があまり使いまわせない低学年では、先輩からいらなくなった教科書がもらえることもあるので、非常に大きなメリットだと言えるでしょう。
実際先輩からの情報を得るために、緩い部活に所属しているなんて人もいます。
と、こんな風にいろいろメリットを挙げてきたわけですが、当然デメリットも存在します。
ちゃんとデメリットにも目を通してよく考えてみてくださいね!
部活に入るデメリット
仕事が大変になる、勉強の負担になる、お金がかかる、他の活動がしづらいなど!
部活に入るデメリットについてみていきましょう。
僕は以前書いたように2つの部活に入っているのですが、実際に感じたことのあるデメリットがこの4つになります。
一つ目から順番に解説していきましょう。
仕事が大変になる
仕事の責任が増してくる!
1つ目のデメリットとしては、仕事が大変になって来るということがあげられます。
これはメリットの裏返しですが、やりがいのある仕事になるにつれて、やはり責任も重く大変になってきます。
僕は会計の仕事をしていたのでそれを例に挙げて説明しますが、例えば何か買うとなった時にはだいたい会計が買いに行きます。
もらった会費を保管しておいて払ったりするのも会計ですし、その分のレシートを保管して現金と一致しているかを確認するのも当然会計です。
ようするにやることが多く、またみんなのお金を管理するので神経を使うのです。
何かの会になると何十万というお金を管理することになりますし、いつもひやひやしていました。
もちろんやりがいもありますし、終わってみればいい経験だったと思えますが、仕事が大変になっていくことは知っておきましょう。
勉強の負担になる
テストと被ると非常につらい!
2つ目のデメリットとしては、勉強の負担になるということが挙げられます。
これは文字通りの意味で、医学生は基本的に授業がしっかり詰まっているので、部活をしていると勉強の時間が取りたくても取れないことがあります。
特に部活の忙しい時期とテスト期間がかぶると悲惨で、部活が終わってから深夜まで勉強なんてこともありました。
大体テストの時期に忙しい時期をかぶせないようにしているのですが、たまに起こってしまうのです
先輩方もそれでテストに受かっていますし、事前に勉強していればちゃんと合格できるので大変なだけなのですが、一応こういうことがあるというのも知っておいてくださいね。
お金がかかる
部活にもよるが年5~10万くらいはかかる!
3つ目のデメリットとしてはお金がかかるということがあげられます。
これは本当に部活によるのですが、合宿に行ったり会がそこそこある部活だと年に5万円位はかかることになります。
大体大会に出たり、旅行に行ったりすることが多い部活だと高くなる傾向にあるのですが、自由参加だったり、逆にそれ以外にお金がかかる部活もあるので、部活の人に聞いてみましょう。
心配なんですと言ったらちゃんと教えてくれると思いますよ!
他の活動がしづらい
時間の制約が生まれる!
最後に挙げるデメリットが、他の活動がしづらいということです。
これも入る部活にもよるのですが、やはり勉強と同じで時間の制約が生まれてしまうのです。
僕もコロナ休みに入ってからこのブログを始めましたが、もしこれがなければおそらく全くブログを書くことに考えが及ばなかったでしょう。
また、課外活動としてはブログの他にも下に上げているようにバイトや部活なども存在します。
これらは部活と時間がかぶってしまいがちなので、これらの活動をメインにしたいという人は気を付けましょう。
また、これ以外にも辞めるのが大変だったなんていう部活もあるらしいので、これらのデメリットを知りつつずっと続ける覚悟を持って部活に入りましょう。
と、ここまで部活をやるデメリットを挙げてきましたが、結局は自分の頑張り次第で乗り越えられたりもします。
現に僕も部活とバイトで放課後をほとんど埋め、さらに週末は習い事をして、テストも2年生以降はほとんど合格しながらここまでやってこれています。
何に重きを置くかにもよりますが、ほとんどのことは部活に入っていても両立できると思うので、入りたい部活が見つけられたらためらわず入部するといいでしょう。
まとめ
部活に入るメリットは人脈、経験、話題、情報が得られること!
部活に入るデメリットは仕事、勉強、お金のやりくり、他の活動が大変になること!
入りたければ入ったらいい!
いかがだったでしょうか?
僕は部活に入ったことを後悔していませんが、中には後悔している人もいますし辞める人もいます。
しっかりとメリット、デメリットを知ったうえで、自分が入りたいと思える部活があれば入るといいでしょう。
それではまた次回。
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