こんにちは、かずです。
今回は僕の母校、灘高校ではどんな授業をしていたかについて書いていこうと思います。
このシリーズの前回は、灘高校で一番面白い授業である土曜講座のことについて書きましたが、実は普通の授業もなかなか個性があふれる授業ばかりなのです。
前回の記事が気になる人はこの下のリンクから飛んでください!
というわけで、今回はそれらについて軽く紹介していきたいと思います。
それでは早速見ていきましょう!
数学
灘の数学はすさまじい!
まず高校の授業の代表格、数学の授業について書いていきましょう!
灘高校の数学の先生は揃いも揃ってなかなかの曲者で、中にはどこぞの大学の理学部首席だったとか、国際数学オリンピックに出てたとかいった噂がある先生もいらっしゃいました。
そんな先生方が受け持つ灘の数学の授業、当然普通であるはずはありません。
まず普通でないポイントとしてあげられるのが、授業進度の速さです。
灘の場合、授業進度は教師の語りたいことや教師が何をしたいかによって決まるため、恐ろしく授業進度が早くなるのです。
具体的に言うと高2の時点で、数学3まで全部終わります。
しかも、復習なども組み込まれているため、高2の時点で高3の数学に張り合える状態になります。
と、これだけ聞くといいように聞こえますが、本当に灘の数学についていくのは大変で、実際落ちこぼれもいたので、普通の学校でやったら間違いなく保護者から怒られるだろうなと思いました。
続いて普通ではないポイントとしてあげられるのが、テストの難しさです。
僕たちの学年の先生は、テストを120点満点とする先生だったのですが、一度テストが難しすぎて、平均点が30点くらいになったことがありました。
この理由は入試問題の類題を6問出す形式のテストで、かつ試験時間が60分ということもあったので、ある意味仕方ないことなのです。
東大より難しい数学といわれることもありました…
しかし、このテストでさらにすごいのが、毎回100点越えを出す人がいていたことで、先生も普通ではありませんが生徒も普通じゃないというのが改めて分かりましたね。
次は英語を見ていきましょう!
英語
授業進度は普通だが、教師の癖は強い!
数学ほど変わってはいませんが、英語の授業もやっぱり変わっています。
灘の英語の授業は、受験勉強重視というよりもリスニング能力やスピーキング能力重視の授業で、とにかく英語を聞かされたことを覚えています。
もちろん単語のテストや文法のテストもありましたが、どちらかというとそういうことは塾や配られたテキストで学ぶといった感じでした。
また、外国人の先生による英語の授業もあったのですが、こちらもスピーキングやリスニングの授業で、僕の英語の文法能力は今でもスカスカです。
塾で中学英語を教えているのですが、僕が勉強することもあったりします…
まあ結果としては、英語そのものの実力を付けようという灘高校の方針は正しいと思うのですが、もう少し文法をしっかりと教えてほしかったですね。
国語
教師の声が眠たかった!
これは僕を含めて大人数の生徒が謝らなければいけないことだと思うのですが、国語教師の声がどうしても眠くなる声で、授業はいつも寝たりしていてあんまり聞いていませんでした。
すみませんでした…
でも、数少ない記憶から授業を思い出してみると、授業自体は豆知識的なものも多く、なかなか面白かったと思います。
いかんせん聞いてなさ過ぎて書けることが少ないですね…
こんなことならもっとちゃんと授業を聞いておけばよかったと今更後悔しております。
まあそれはさておき、今度は灘の体育の授業についてみていきましょう!
柔道・体育
柔道の先生はYoutuber!
灘の体育の授業、一番まともそうに見えますがやっぱり変わっています。
ただ、これは体育の授業が変わっているというよりは、生徒の協調性がなさすぎるために教師が従わざるを得ない結果かもしれませんが、そこはご了承ください。
まず、変わってるポイントとしては、列を作ることが体育祭くらいしかないということです。
背の順なんて決めませんし、普段の体育の授業では生徒は一切並びません。
また、もう一つ変わった点としては、参加しない生徒が許容されているという点です。
サッカーをやっていて、相手コートのディフェンスの人と平気で話している人がいますし、バスケをしていて授業中1度も試合に出ない人なんかもいてます。
要するに、したい人が楽しむという感じなのです。
これはすごくいい風潮だと思います。
最後に一番大きな変わっている点としては、柔道教師がYoutuberであるという点があると思います。
これは、灘のOBの僕からしてもなかなかに変わっていると思います。
興味のある人はこちらから飛べるので、是非動画を見てあげてください!
まとめ
灘の授業は変わっている!
生徒も変わっている!
教師も変わっている!
いかがだったでしょうか?
これでもまだ前編というところが驚きですね。
ちなみに、後編では予備校の授業みたいな生物の授業の話や、癖の強い地理の授業の話を書くつもりなので、是非また見てください!
それではまた次回!
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