こんにちは、かずです。
今回は高3になってからの受験勉強について書こうと思います。
まだ高3ではない人で、高2までの大学受験勉強法をまだ読んでいない人は、下のリンク先の記事から読んでみてください。
読みましたか?
それでは早速見ていきましょう!
高3になってからやること
「まずは苦手分野を克服、そして演習」を繰り返す!
はじめに皆さんに聞きたいことがあります。
皆さんは「高3になったし、いよいよ本格的に受験勉強を始めるぞ!」という時に、果たして何から始めればいいのか、ちゃんと頭に思い浮かべられているでしょうか?
答えに詰まった方、きっといますよね?
でも安心してください。実は僕もそうでしたし、多分ほとんどの人は同じように答えに詰まるはずです。
そして、この記事はそういう人たちのために書いているのです。
ということで、本題の「高3になってからやるべきこと」に入っていくわけですが…
先にやってはいけないことについて書いておきましょう。
そのやってはいけないことというのが…安心感を得ようとして得意分野の問題をひたすら解くことです。
え?得意分野も苦手分野も、勉強という意味では一緒じゃないの?なんて思われるかもしれません。
しかし、ここに大きな落とし穴があるのです。
というのもまず得意な分野というのは、裏を返せば伸びしろがほとんどないことを意味しています。
そんな分野をひたすら進めていたところで、勉強時間当たりの点数の伸びはほとんどないことは明白ですよね。
しかも、どれほど得意な分野を勉強したところで、入試で出てこなければ何の意味もありません。
まず、1つの分野に対して与えられる得点には上限がありますからね。
つまり、この時期に本当にしなければいけないのは、まず苦手分野を克服することなのです。
模試などで解けていない分野があれば、その分野の問題を基礎からひたすら解きます。
できていない状態から点数アップを狙えるのでコストパフォーマンスもよく、時間のない高3にはぴったりの勉強法です。
次に大体苦手分野がなくなったという人は演習を積みましょう。
演習を積むことによって、問題を解くスピードは上がってきます。
また実はここが分かっていなかった等、新しい苦手分野に気づくきっかけにもなります。
演習をして、苦手分野を克服し、また演習をする、これを繰り返していけば確実に点数は上がるはずです。
高3まで何もしてなかった、、、やばい、、、
焦りは禁物、基礎をさらっと3か月で復習して、演習と同時に見直していこう
マジで高3まで遊んでた、、、どうしよう、、、
こんな人もいると思います。
でも大丈夫です。(努力は必要ですが)
まずは数学ならチャートなど、英語ならロイヤル英文法などの参考書の解説ページを読み、例題ページだけ全て終わらせましょう。
理科も同時にセミナーや重要問題集のA問題くらいまで終わらせておきましょう。
そこからは学校や塾、模試などの演習問題で分からないところを、解説を見て確実に理解してください。その際分からないところは、必ず参考書に戻って理解しなおしてください。
そして次に出てきたときには確実に解けるようにしておきましょう。
こうすることによって、出やすい問題のパターンや解き方などをつかむことができ、効率よく点数を上げることができます。
おすすめの参考書
まず学校や塾の課題が大切です。あくまで苦手の克服に使いましょう
参考までに僕が使っていた参考書を上げておきます。(青字は余裕があれば)
英語
高2までに使ってきた参考書(基礎固め用)
英文解釈教室、標準問題精講シリーズ、鉄壁(僕は使ってませんが大体みんな持ってました)
数学
青チャート一式、1対1対応の演習、新数学演習
理科
化学:重要問題集、新演習 生物:セミナー生物、教科書、過去問、大森徹の最強問題集159問
物理:重要問題集、名門の森(友達に聞きました)
だいたいこれだけやってれば十分だと思います。
前述のように学校や塾、模試などで忙しくなるので、そちらの勉強を優先して行いましょう。
過去問について
夏ごろからやり始めよう!
過去問は夏ごろから解き始めましょう。
あまりに解き始めるのが遅いと間に合いませんし、逆に早くやり始めてもまだ演習に慣れていないため、あまり意味がありません。
夏ごろから1年分を時間を計って解き始め、本番直前期に一番直近の過去問演習を全科目やって練習するのが理想です。
国語について
さっきから国語について触れていないじゃないか、と思われる人もいるかもしれません。
実のところ、僕も国語は苦手でかつ能力を伸ばせる参考書も聞いたことがありません。
ただ体感的に言えば、学校の授業をしっかり聞いていた人は国語の点数も高かったイメージはあるので、学校の授業は大切にしましょう。
センター試験対策
なんか変わるとか変わらないとか、、、
慣れが必要な試験ですが、基礎が固まっていれば練習をするとできるようになります。秋からで大丈夫です。
塾について
学校にもよりますが、基本的には個人の好みです。灘の場合はかなりの人が行ってました。
塾に行くメリットとしては、みんなの進度や能力が見えること、演習教材に困らないこと、生活リズムが作りやすいことなどがあります。
反対にデメリットとしては、自分の勉強時間が確保できないこと、授業を聞くことが必ずしも成績アップにつながらないことなどがあります。
本人の向き、不向きがあるので、いると思う授業だけ取るというやり方がいいと思います。
僕はかなり塾に行っていた方でしたが、正直塾の勉強が間に合っておらず、また授業に出ても身についている実感があまりなかった、という意見も参考にしていただけたらと思います。
有名な塾として、鉄緑会、研伸館、高進などがありましたが、
鉄緑会はテキストがよく、研伸館は講師がよく、高進は単発でとるのがよいというイメージでした。(※個人のイメージです)
ただ、社会などは参考書で覚えるよりは、塾で系統的に教えてもらった方が分かりやすいと思ったので完全に好みですね。
絶対に焦らないこと!
焦るのが一番の時間の無駄!
高3になると受験が近づいてきて、焦ってしまい勉強が手につかなくなったりします。
でもそれはみんな同じことです。
みんな勉強しているように見えて全然進んでいなかったり、頭に入っていなかったりします。
受験は自分との戦いと言われるのもこのためで、自分が思うように勉強が進んでいなかったとしても、自分に勝って焦らず進められれば最後には報われるでしょう。
ちょっとずつでいいので、焦らず丁寧に勉強していきましょう。
まとめ
「苦手分野をしっかり克服、なくなったら演習で見つけよう」を繰り返す
出された課題をしっかりする!参考書は苦手分野専用!
絶対に焦らないこと、みんな意外とやってない
長々と書きましたが、まとめとしてはこんな感じですね。
個人的には何をやるかより、焦らずにやることが一番重要だと思っています。
是非上にあることを参考にして、受験勉強を頑張ってください。
それではまた次回。
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