こんにちは、かずです。
今回は中学受験の必要性、そしてそのために塾に通う必要性について書いていこうと思います。
このブログではこれまで何度か中学受験について書いてきましたが
まだ読んでいないという方や、このブログを初めて見たという方はぜひ他の記事も読んでみてください。
そもそも中学受験なんてする必要があるのか?なんて思いませんか?
そんな疑問を抱いた人のために、中学受験の必要性、そして切り離しては語れない小学生の塾通いの必要性について、経験談を交えて書いていこうと思うので、ぜひ最後まで読んでみてください。
それでは早速見ていきましょう!
中学受験
中学から優秀な人に囲まれて過ごせるのは大きい!
それでは、まず中学受験が必要かについて書いていきたいと思います。
先に結論から言いますと、僕は中学受験して本当に良かったと思っていますし、できるならした方がいいとも思っているのですが
やはりデメリットだなぁと思うこともあるんですよね。
ということで、これからメリット、デメリットをそれぞれまとめて書こうと思うので、ぜひじっくり読んで検討してみてください。
メリット
自分で環境を選べる & 大学受験でも+に!
中学受験をするメリットとして一番大きいのが、なんといっても自分で環境を選べるというものでしょう。
というのも、このブログで何回も書いている通り、周りの環境ってめちゃくちゃ大事なんですよね。
詳しくはこの下の記事を読んでみてください。
だって、いくら能力が高くても、地元の公立中学でみんなが遊んでいる中一人で勉強するのは大変ですし
逆にサボり癖があっても、みんなが勉強する環境で比較されるようになれば、自ずと勉強するようになります。
さらに12歳~18歳は人格などを形作る上で非常に大切な時期であり、そういう時期にできた友達はずっと付き合い続けることにもなるので
そういった大切な時期を過ごす環境が選べる、というのは間違いなく大きなメリットでしょう。
ちなみに、小学生の人生なのに環境を親が選んでいいのかと思われる人もいるかもしれません。
ただ、小学生に今後のことを考えて自ら道を選べというのもまず無理ですし、僕はレールを敷かれた側の人間ですが親の選択に感謝してますし、ある程度のパターナリズムは必要だと思うんですよね。
また、ぶっちゃけた話をしますと、僕の医学部での友達はほとんど中学受験組ですし、逆に中学受験で一緒だった人の多くは、どこかしらの難関と言われている大学に進学しています。
この事実から考えると、多分中学受験をすることはその後の学歴にも多少プラスに働くと思うんですよね。
もっとも、中学受験組にお金持ちの家が多く、そちらの環境の方が影響しているかもしれませんが。
と、メリットを挙げたところで、次はデメリットを見ていきましょう。
デメリット
小学生にはかなりの負担 & お金がかかる & 心が折れる可能性!
中学受験のデメリットは大きく分けて3つあると思っています。
1つ目が小学生時代の負担、2つ目が金銭面での問題、そして3つ目が中学校に入ってからの問題です。
1つ目から順に見ていきましょう。
まず小学生時代の負担についてですが、これはまあ想像に難くないですよね。
後々詳しく書きますが毎晩遅くまで塾、休みの日も塾、毎日宿題に追われ授業毎の復習テストに月に一度公開テスト、下手したら大人よりハードな日々を送る羽目になります。
あの時代には二度と戻りたくないですね
次に金銭面での問題ですが、特に関西のように私立中学が優勢の地区では、やっぱり学費が中々の額になります。
大体年間150~200万と聞きますし、さらに大学受験での塾代なども考える必要だってありますからね。
助成金や奨学金の制度があるところもあるので、金銭面に関してはまだやりようがあるとは思うのですが…いずれにしても親にはすごく感謝しています。
そして3つ目のデメリット、中学に入ってから心が折れることなんですが、正直これが一番怖いんですよね。
僕も実例を知っているのですが、ずっとどこかで一番だった人が、環境が変わってそうで無くなってしまった場合、たまに心が折れてそのまま落ちこぼれになってしまうんです。
東大とか、優秀な人の集まる大学でもよく起こる現象ですね。
で、この挫折を味わった人は今度は中々戻ってこれないんですよ…
下手すると不登校になってしまったり、そうでなくても落ちこぼれ状態が卒業まで続いたり…
と、中々恐ろしい話を書きましたが、正直僕はこのリスクを教育次第で無くせるのではないかとも思うんですよね。
というのも、この原因は1番になり続けられた環境から急に変わることと、成績が自分自身の価値基準になってしまっていることにあるので
そうならないようにもっと上がいることを伝えるだとか、成績を重視しすぎないだとか、やりようはあると思うんです。
…話が逸れましたが、中学受験のデメリット、分かっていただけたでしょうか?
それでは次は塾通いの必要性を見ていきましょう。
塾通い
塾を利用せずに合格する生徒もいるが、ハードルは非常に高くなる!
塾通いの必要性についてですが、正直に言うと、実は僕は塾にはあまりいい思い出が無いんですよね。
一応恩師と言える人に出会えたこともあるのですが、やっぱり通うのはめちゃくちゃ大変ですし、全てが成績の世界で精神的に疲れますし…
自分で勉強ができるならいらないんじゃないかなと思っています。
そんな僕の意見も参考にしつつ、下のメリット、デメリットを読んでみてください!
メリット
ノウハウを持っている & 自分より賢い人の存在を知れる & 入学前に友達がいっぱいできる安心感!
まずは塾に通うメリットですが
やはり中学受験のノウハウを持っていることが第一に挙げられるでしょう。
上の浜学園についての記事にも書きましたが、大手の塾はどこも入試問題の研究や過年度の生徒のデータの解析、生徒を効率よく鍛え上げるための教材開発などをひたすら行っています。
その叡智(?)を注ぎ込んでもらえるのとそうでないのとでは、まあ合格のしやすさは変わりますよね。
で、2番目に挙げられるのが、自分より賢い人の存在を知り、切磋琢磨できることです。
これも当然のことですが、先ほど挙げたノウハウを求めて全国の精鋭がそういう塾に集まって来るんですよね。
そんな中で切磋琢磨していれば、自然と成績はよくなりますし、自分より賢い人もいるため、中学受験のデメリットのところで挙げた挫折の心配も減るでしょう。
言わば塾が既に進学校みたいな環境になっているということですね。
また、塾では同じようなレベルの人を集めてクラスが組まれることから、進学しても周りのメンツは変わらないなんてことも起こります。
それが第3のメリット、入学前に友達がいっぱいできる安心感に繋がるのですが…
まあ正直これはあんまり美味しいと思いませんね。
結局自分が気の合う人と親しくなるので、最終的にはあんまり変わらないです。
デメリット
みんなが大変 & 全てが成績の世界でしんどい & 相性がある!
続いてデメリットについて見ていきましょう!
塾に通うデメリットですが、1番は何と言っても大変だということでしょう。
終わるのは夜9時でそこから家に帰ったら10時、寝るのは12時なんてこともよくありましたし、毎日宿題に追われ休みの日にはテスト、6年生なんて1年の1/4は塾にいたんじゃないかと思うくらいです。
さらに大変なのは子供だけでなく、お弁当を作ったり迎えに行ったり、休みの日には西宮まで子供を連れていったり
まさに家族ぐるみなんですよね…
中学受験は8割親のパワーだと言われているのも納得ですね。
さて、2つ目のデメリットについてです。
これは少し先ほどのものと被るのですが、成績だけの世界なので子供にとっては(もしかすると親にとってもかもしれませんが)精神的にかなり辛いというものです。
あんまり想像が湧かない人に説明すると、例えば授業のある日は必ず復習テストがあって順位付けされますし
休みの日には月一回(6年生はもっと頻回に)模試があって、逐一合格ラインに届いているか判定されますし
成績が悪いと容赦なくクラス落ちさせられます。
例えその期間が一か月のみであったとしてもクラス落ちさせられます。
まあ、今思うとなかなか恐ろしい世界でしたね…
でもって3つ目のデメリットですが、当然の如く相性があります。
容易に想像できると思うのですが、このシステムが苦手な子も絶対いるんですよね…
また、先生との相性問題もありますし、クラスの友達との相性などもあります。
こればかりは運なので、子供ならではの順応力で乗り越えられる場合もあるのですが、合わないと感じたら塾を変えるなどしてもいいかもしれません。
まとめ
中学受験にも塾通いにもメリット、デメリットがある!
塾無しで合格できるのが一番いいと思っている!
メリット、デメリットと子供の性質をよく考えた上で決めよう!
いかがでしょうか。
中学受験って本当に大変ですよね…
書きながら大変さにげんなりしています。
ただ、子供の人生のことを考えると、やっぱり辛さに親子で耐えて名門中学に合格させるのがいいのかなぁとも思ったり
その一方で子供を不幸せにする可能性もあるとも思ったり…
あくまで僕が書けるのは自分の経験だけで、何が正しいとは全く言えないので、志望校も含めてぜひ色々検討してみてください!
ちなみに、灘高校についてはいろいろ書いているので、ぜひ僕のブログを参考にしてくださいね!
それではまた次回!
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