解説を読めば成績が上がる?医学部生が使う解説の読み方とは?【勉強法】

勉強法

こんにちは、かずです。

今回は、解説を読むことの大切さについて書いていこうと思います。

この記事を読んでくださっている皆さんは、何かしら勉強に興味のある人だと思います。

そんな皆さんに質問なのですが、皆さんは自分が解き終わった問題の解説を、しっかりと読んでいるでしょうか?

ここで読んでいないと答えられた方は、さらに成績を伸ばすチャンスかもしれませんよ!

それに、読んでいるという方も、もしかしたらしっかりと読めていないかもしれません。

もう一度この記事を読んで確認してみましょう!

というわけで、早速解説を読むメリット、解説の使い方を確認していきましょう!

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解説を読むのは効率がいい?

解説を読むことは最も効率のいい勉強法!

この記事を読んでいる方で、解説なんて数学でしか読まなくていいじゃんとか、暗記科目の解説なんて、読んで何になるんだよとか思っている方はいらっしゃるでしょうか?

まあこう問題提起をするということは、この考えが間違っていることを言いたいのだろうなぁと、賢い読者の皆さんならお気づきかもしれません。

実際にこの考えは間違えていて、解説は全教科、全問題しっかりと読んでおいた方がいいのです。

まずはこの理由について書いていきます。

読むときに「当事者意識」が持てる

自分が解いた問題なので、自分の考えと照らし合わせることができる!

解説を読むことの一番大きなメリットは、なんといっても自分で考えた後に読むため、普通に教科書を読むより、効率よく書いてあることを吸収できることにあると思います。

どこをどう解こうとしてつまずいたとか、ここから先はこうやって解くと早いとか、ここの文意を取り間違えていたとか、自分の考えと見比べてみることで効率よく書いてあることを吸収できるのです。

全教科、その教科に合わせた解説が書いてある

記憶分野の問題集なら、覚えやすくなるように書かれている!

暗記教科なんて覚えればいいから、解説みている暇がもったいないなどと言って、問題を解いたのに解説を読まなかったなんて記憶はありませんか?

これは非常にもったいないです。

というのも、参考書を作っている人は、学生がどういったところで引っ掛かりやすいか、どういったところが苦手かを熟知しているので、解説にはそれを解決できるポイントが詰め込まれています

もちろん暗記教科なら、そこを解決してくれるポイントが書いてあるはずです。

しかし解説を読まなければ、せっかく問題を考えて解いて、解説を読めば定着するという下地ができているのに、それが無駄になるのです。

これで、全教科の解説をきちんと読むべきという理由は分かりましたね。

どこが分かっていなかったのか分かる

一つずつ丁寧に考え方が書かれているので、どの知識が足りていないのか分かる!

問題を解いて分からないまま終わってしまうと、自分がどこの段階で分からなくなったのか分からず、苦手意識だけが残ってしまいます。

しかしこれに関しても解説を読むことで解決できます。

解説は問題の考え方を順番に丁寧に説明してくれるので、自分がどこの段階でつまっていたかや、どこの知識が抜け落ちていたかなどを知ることができます。

その結果、自分のできていないところを把握できることにつながります。

問題の見方が変わる

別解などを読めば解き方の幅が広がる!

何が問われているのかがよく分からないような問題も、解説を読むことでこういうことが聞きたかったのか等、理解できるようになったりします。

また数学などは、別解を読むことで、自分が考えつかなかったようなやり方に出会ったり、今後も使えるような知識を得られたりもします。

思考が整理される

同じような解き方をする問題や、背景知識などがつながって理解できる!

解説には関連している項目や、背景知識などいろんなことが書いてあります。

その中には、今まで全く気付かなかった分野の間での関連や、とても面白い背景知識なども当然書いてあるはずです。

そのため、今まで頭の中でつながりを理解できていなかったようなことが、解説を読んでいるうちに分かったりすることもあります。

思考が整理されていると、勘違いも起こりにくくなるので、これまでうろ覚えだった知識もすんなり出てくるようになるでしょう。

知識の確認になる

何回も同じことを読むことで、知識の定着になる!

同じ系列の問題を解くときなどは、解説を読むことで知識の確認ができたりします。

一見同じことが繰り返し出てくるのでうっとうしく思えますが、何回も読むことでその分だけ脳にも定着しやすくなるのです。

なかなか覚えにくい無機化学の物質の色なども、似たような物質が出てくるたびに、関連事項として解説に書いてあるので、自然と覚えるはずです。

解説を読む習慣をつける

徐々に読む習慣をつけていく!

ここまで解説を読むメリットを紹介しておきながら、解説は読む必要がないと思うような人は多分いないと思います。

しかし、このメリットを紹介した後でも、結局解説を読まない人は多いのではないでしょうか?

なぜそう言えるかというと、僕も昔はそうだったのです。

解説を読むメリットを分かっていながら、めんどくさくて読み飛ばしていたのです。

そんな僕が解説をなぜ読むようになれたかというと、解説を読む習慣をつけるように努力したからです。

習慣の付け方

慣れてきてメリットが分かると自然に読むようになる!

やり方は非常に簡単で、1日1問解説をじっくり読む問題を設定します。

それを数日続けていると、明らかに解説を読んだことが生きてくる問題にあたると思います。

その体験が楽しく、また解説を読むことにも慣れてくるので、解説を読む機会がどんどん増えてきます。

以上です。

めっちゃ簡単ですよね?

解説の読み方

全部を読んでいると時間がかかる!

それでも、全部をきっちり読んでいくのは、時間がなくなりそうで不安だという声もあると思います。

そんな人のために、解説の読み方を解説しました!

問題を解く

問題を解いた前提で書かれているので、解説だけを読んでも意味がない!

問題を解いていないと、解説なんてただの分かりにくい教科書です。

問題を解いた後に読みましょう!

間違えた問題

どこの知識、どういう考え方が欠けているかを確認し、もう一度解きなおす!

最初は、間違えた問題の解説から読むことになると思います。

この場合に確認すべき点は、考え方があっていたか、知識が抜けていないかの二点です。

というのも、ケアレスミス以外の問題の間違えは、この二つのどちらか(もしくは両方)に集約されるからです。

数学の証明の過程で解けない式が出て詰まったりしても、そこから先の知識が抜けているか、そもそも考え方が間違えているかですし、英文解釈が分からなかったとしても、文脈を考え間違えているか、その構文の知識がないかです。

知識が抜けていた場合は、その知識を復習しなおしてから問題を解きなおし、考え方が間違っている場合には、その考え方でもう一度解きなおしてみましょう

合っている問題

自分が理解していた知識と、理解できていなかった知識がつながるかも!

合っている問題も読むの?って思うかもしれません。

しかし、メリットにも書いたように、解説にはその問題の解き方以外にも、いろいろな内容が書かれています。

特に記憶分野の解説ほどその傾向が顕著で、僕が解いている医学の問題集なんかも、その問題の解き方以外にいろんなことが載っています。

そしてこの解説の中には、自分が分かっていなかった知識も含まれている場合もあります。

なので、あっている問題の解説も、自分の知らない知識がないか目を通し、もしあれば調べる、ということをするといいでしょう。

まとめ

解説を読むメリットは数えきれない!

まじめにいくつか解説を読めば、それが生きる問題が確実に現れる!

問題に応じて解説の読み方を変える!

いかがだったでしょうか?

僕は年々解説に対して前向きに取り組めるようになっており、今では自分が完璧に理解したと思っている問題でも、まじめに解説を読むことができています。

そして理解できていると思っているような問題の解説にも、知らなかったことがよく載っていて知識の定着につながったりするので、是非ここに書いてある方法で解説を読む習慣を身に付けてください。

それではまた次回。

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