灘中学、灘高校ってどんなところ?⑥個性的な授業【中編】【卒業生が書く】

灘高校時代

こんにちは、かずです。

今回は前々回に書いた記事の続きで、灘高校ではどんな授業が行われていたかについて書いていきたいと思います。

かず
かず

前々回の記事はこちらからお読みください

さて、前々回の記事では個性的な数学教師、英語教師、体育教師、国語教師を紹介したと思いますが、今回は理科の教師陣授業を紹介していこうと思います。(一応授業紹介ですからね)

前々回に引き続き個性的な教師が出てくるので、楽しんでお読みください。

早速見ていきましょう!

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化学

教師の情熱がほとばしる授業!

まずは灘高校の化学の授業について書いていきたいと思います。

中学校に入ってからすぐに、化学、物理、生物の授業が始まるのですが、入学して間もない生徒たちに特に強烈な印象を与えたのがこの化学の授業だったのです。

かず
かず

ちなみに、その印象は2年の地学の授業で塗り替えられました

その地学の話はあとでするとして、化学の授業から受けた強烈な印象の理由は、とにかく情熱的な教師にありました。(今は引退されています)

例を挙げて説明しましょう。

例えばその先生はコップ一杯の水分子を全部砂粒に変えるとどうなるかという話がお好きだったのですが、その話をするときにはジェスチャーを交えながら、教室を幅いっぱいに使って5分くらいかけて丁寧に話してくださるのです。

おかげで授業はなかなか進みませんでしたが、化学の楽しさには触れることができました。

その先生が引退された後にはさらに2人の先生に教わったのですが、その2人も癖が強く、この学校の化学教師はなぜこんなにも揃って癖が強いのだろうと思っていました

次は生物の授業についてみていきましょう。

生物

めっちゃよかった!

次に書いていくのは生物の授業についてです。

生物の授業については、(灘の授業にしては)癖が強いとかはあまりなく、非常に良かったです。

僕は授業でもらった参考書、プリント以外では全く生物の勉強をしていなかったのですが、それでも生物オリンピックに行けましたし、受験も全然大丈夫でした。

また、授業プリントが医学部の低学年くらいの勉強にも耐えうるほど専門的だったので、医学部に入ってからもすごく役に立ちました。

なんか感謝を述べるだけになりましたが、実際すごくよかったので許してください。

それでは物理の授業について見ていきましょう!

物理

なぜか数学の授業に!

実は僕は物理にかなり苦手意識があったのですが、そのきっかけが中学校の時の力学のテストだったのです。

その当時、まだ数学も中学校の内容をしていて、しかも全然物理の授業なんて聞いていなかったのですが、一応テスト勉強はしようと思ってプリントを開くとsinθ,cosθの文字がありました。

父親に聞いたのですが、何を言っているのかさっぱりわからず、テストも当然平均点-20点とかいう記録的に悪い点数となりました。

何が言いたいのかというと、物理の授業が早すぎて全く追いつけなかったのです。

僕が勉強しなかったのも悪いですが、サイン、コサインを使うのは数学が一番最初であってほしかったですね…

ちなみに、先生はちょっと独特なめっちゃいい人でした。

地学

野村敏郎先生が教えている!

理科の中で最後に紹介するのは地学の授業です。

この地学の授業、灘高校の中で屈指の癖が強い授業で、2年間か3年間(記憶があいまいです…)にしか行われないにもかかわらず、全ての生徒が絶対に覚えています。

なぜこんなに癖が強いのかというと、それは地学を教える野村敏郎先生という先生が本当に強烈な先生だったからです。

その強烈さは僕が名前を出していることからも分かります。

というのも、実は野村先生、Wikipediaにも載っているのです。(こちらの記事参照)

かず
かず

数々の小惑星を発見しており、砂金採りの達人で土曜講座(下の記事参照)では砂金採りの教室まで開いたりしています。

そんな先生の授業、癖がないはずはなく、毎回なんらかの道具を持ってきてそれを見せてくれたり、眠ってる生徒を独特な方法で起こしたり、とにかく面白かったです。

ただ、怒らせると怖い先生で、一回僕の前の生徒が怒られたのですが僕まで縮み上がるほど怖かったので、もう一度受けたいかといわれるとちょっと微妙です。

まとめ

理科教師も癖が強い人が多かった!

灘の先生は授業が進むのが非常に早いか非常に遅いかの二択!

生物教師も授業は普通だが癖は強い!

いかがだったでしょうか?

本当は社会の授業まで書こうと思っていたのですが、理科の授業で書く内容が多すぎたのでまた次回書きます。

教師のことを書いているだけなのに記事3つになるなんて、本当に面白い学校ですね。

それではまた次回。

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