こんにちは、かずです。
今回は6年間の灘校生活の中で、僕がびっくりしたことについて書いていこうと思います。
え?これまでも灘校に関する記事を20個以上書いてきて、今更びっくりしたことって…古いネタを使いまわしてるだけでしょ?なんて思われたでしょうか?
まあ確かに、これまでの記事でもびっくりするようなことは沢山書いてきたわけですが、安心してください。
今回も新しいネタをちゃんと用意しております。
僕の6年間の灘校生活、いったいどれだけネタを提供してくれるのでしょうか?
灘校に興味のある方も、そうでない方も楽しんでもらえる内容となっているので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
それでは早速みていきましょう!
テレビが(体感)年1回くらい来る
撮影の現場も2回見たことがある!
灘校生活で僕が一番びっくりしたのは、何と言ってもテレビ取材の多さでした。
なんと僕の在学中に、記憶している限りで4回テレビ局が来ましたし、その内2回はかなり近いところで取材を見学できたのです。
ちなみに、1回はテレビにチラッと写っています…探しても無駄ですよ?
僕の卒業した後も、何回かテレビに写っているところを目にしたので、大体1年に1回くらいは何かしらのテレビ取材がある計算になります。
普通の高校がどのくらいの頻度でテレビ取材を受けるか知らないので、もしかすると自分の高校の方がよく取材を受ける!なんて思う人もいるかもしれませんが、個人的には衝撃でしたね…
ちなみに、テレビ取材を受けるのは大体文化系の部活なので(個人的なイメージですが、クイズ同好会と鉄道研究部が特に高い頻度です)、テレビに映りたい人はその2つのクラブをお勧めします。
※あくまで個人的なイメージです。このブログに書いていたからなんて言わないようにしてくださいね。
新幹線で通う生徒がいる
しかも各学年に数人いる!
続いて挙げる「僕が灘校生活で驚いたこと」が、新幹線通学の生徒が複数人いるということです。
まだ右も左も分からない中学1年生の僕に、最初に特大のインパクトを与えたのが、この新幹線通学者の存在でした。
たまたま同じクラスになったそいつは、毎朝重い荷物を引っ張って新幹線でやってきて、独特の訛りでみなと話すのです。
そして学校が終わり塾が終わると、そいつは「新幹線に間に合わん」と言いながらすたこらさっさと重い荷物を引っ張って駅へ急ぐのです。
本当に何から何までツッコミどころ満載で癖の強いやつでしたね…
まあそんな彼のエピソードはさておき、実は灘にはこういう生徒が1学年に何人もいるのです。
そいつだけかと思っていたら、学年が上がってどんどんそういう知人が増えていき、そこでまたびっくりしました。
新幹線出勤ならまだ分かりますが、中学生が(しかも複数人)新幹線で登校するというのはなかなかないのではないでしょうか?
先生の卒業生率
全先生の3,4割くらいは灘校卒業生!
「灘に入って驚いたこと」として3つ目に挙げるのが、この全先生に占める灘校卒業生率が非常に高いことです。
これも他の学校のことを知らないので、中には普通じゃないの?なんて思われる人もいるかもしれませんが、大体灘校の先生の3,4割は灘校の出身者なのです。
ちなみに、必ず?なのかは分かりませんが、教頭と校長は灘校出身者です。
そりゃあの独特な校風(下の記事参照)も維持されるわけですね。
余談ですが、灘校出身ではない先生方も、灘校出身の先生方も変人であることに変わりはありません。
教師が灘校出身ではないから話が通じない、なんていうことは全くないのでご安心ください。
※凄すぎて話が通じないという方は存在します。ご注意ください。
変人が多い
入学式の日に初対面の同期に頭をはたかれる!
4つ目に挙げる「灘校生活で驚いた点」というのが、この変人が多いという点です。
僕は浜学園出身で、同じ授業を受けていた仲間が揃いも揃って変わり者だったことから、「灘にも変わり者は多いのかもしれないな」と薄々感づいてはいました。
しかしです。
いざ蓋を開けてみると、変わり者が多いというレベルの話では無かったのです。
入学式を終えてすぐのクラブ勧誘で、割と引いている新入生に対しすごいテンションでクラブの説明をする先輩方、日に焼けたうさんくさ陽気そうな日本人の英語の先生、初対面の僕に鋭いツッコミ(ボディアタック)を入れてきた後ろの席の同期…
あれほど違う意味で鮮烈に記憶に残る入学式は、後にも先にもないと思います。
まあ、1か月もするとそのノリに慣れてしまうというところが、また恐ろしいところではあるのですが…
この変わり者達による洗礼を体験してみたい人は、ぜひ灘校に来てみてくださいね。
僕の記事を読むことで手軽に体験することもできます。この下におすすめの記事を貼ってあるので、ぜひ読んでみてください。
勉強しろと言われない
成績は問答無用で落ちていく!
「僕が灘校生活で驚いたこと」として最後に挙げるのが、この「勉強しろ」と教師に全く言われないという点です。
これは、以前灘校の落ちこぼれについての記事でも書いたことなのですが、灘校教師は本当に成績に関してほとんど何も言いません。
成績が悪いからと言って、留年させたり退学させたりするなんてこともありません。
よく言えば生徒の自主性を重んじる、悪く言えば自己責任な校風なのです。
では本当に何も提供してくれないのかというとそうではなく、一応教材や宿題といった形で、何をすればいいのか示してくれてはいるのですが…
中学生に対して、自己学習の要求ハードルがすっごく高いと思うんですよね。
僕の場合は見事について行けず、前述の通り一度落ちこぼれました。
でも、ちゃんとついていける人はいましたし、紹介して貰った参考書は素晴らしいものばかりでした。
この下の記事にまとめているので、是非読んでみてください。
ちなみにですが、落ちこぼれてしまった時には大人しく塾に行って勉強しましょう。
いつまでも自分の勉強にこだわっていると手遅れになることもありますからね。
まとめ
灘校生活は驚きが沢山!
生で宇治原さんを見たことがある!
新幹線通学は本当に憧れる!
いかがだったでしょうか?
灘校生活は本当に驚きの連続で、あそこで過ごした思い出は一生忘れられないほど素晴らしいものでした。
そんな灘校生活の良さがこの記事でみなさんに伝わり、灘校に憧れて目指す人が増えてくれれば嬉しい限りです。
ふざけて書いているように見えますが、一応灘校のことをすごく褒めているつもりです…?
それではまた次回。
コメント