こんにちは、かずです。
今回は灘校の偏差値が79で全国1位だという情報を得たので、それにまつわる話を書いていこうと思います。
…といっても実は僕、以前記事に書いたように偏差値という値をあまり信用していません。
この下の記事ですね。興味がある人はぜひ読んでみてください。
じゃあ一体なぜこんな記事を書くかと言えば、それは偏差値云々の話を抜きにしても灘校の同期、先輩や後輩がすごすぎるからです。
つまり偏差値と学校の凄さが一致しているから書くことにしたという訳です。
「日本1の偏差値を誇る高校」という肩書きに見合っているとされる灘高校、一体どんな世界なのか気になりますよね?
それが分かるエピソードをまとめてみたので、ぜひ最後まで読んでみてください。
それでは早速見ていきましょう!
国際科学オリンピック出場者がごろごろいる
毎年生徒会誌に「国際~オリンピック遠征記」が載る!
はじめに紹介するエピソードは、国際科学オリンピック出場経験者が先輩や同期、後輩にごろごろいるというものです。
初っ端からすごそうなのが出てきましたね…
国際科学オリンピックに出場、名前だけでなんかすごそうな雰囲気です。
一体どれほどこの実績がすごいのか、軽く説明しておきましょう。
まず国際科学オリンピックの仕組みから説明しておくと、国際科学オリンピックとは数学、化学、物理などの各分野で、毎年世界各国から代表4人以内を選出し、計200人~300人程でテストの点を競い合うというものです。
詳しくは国際科学オリンピックで調べると出てきます。興味のある人はぜひ調べて挑戦してみてください!
では、この代表4人はどのようにして選ばれるのかと言えば、それぞれのオリンピックの日本大会があり、そこで選抜されることになるのですが…
実はこの過程がめちゃくちゃ大変なのです。
国際化学オリンピックの例で説明すると、まず1次予選(高校生以下の全員に受験資格がある)を受験する人が約3000人います。
しかし、そのうち2次予選に出場できるのは、全体の2~3%に当たる80人しかいないのです。
凄まじい倍率です…実際に1次予選突破を推薦の条件に入れる国公立大学もいくつもあるくらい難しいです。
そして、その中でも高校2年生以下の優秀な人20人が代表候補に選ばれ、猛特訓を積み…(合宿もしたりするらしいです)
およそ1年もの選抜期間を経て、最終的に残った人が代表の4人という訳です。
要するに化学グランプリ受験者約3000人の内、top4が出場できるのが国際科学オリンピックという訳ですね。
で、話を戻しますと、灘には各分野のオリンピック代表が先輩や同期、後輩にごろごろいる訳です。
生徒会誌にも、毎年どこかしらの分野のオリンピック遠征記が載ります。
…流石にこんな学校は他にないのではないでしょうか?
灘の他に思い当たるのは筑駒くらいでしょう。
と、このエピソードだけでもかなり凄いことが分かっていただけたと思いますが、実はこんな感じのエピソードを後2つ用意しています。
どんだけエピソードがあるねんって話ですね。
ということで、足早に見ていきましょう!
部活で使用できる薬品がすごい
置いてある機器も凄い!
続いて紹介するエピソードは、部活で使用できる薬品や機器が凄いというものです。
この下の記事でも書いていますが、僕は灘校時代ある科学系の部活に所属しており、部活の備品をたくさん見ていました。
使っていた、ではなく見ていたというところがポイントですね。
当時は「よく分からないものが多々あるけど、実験なんてめんどくさいしいいや」なんて思ってなんとなく敬遠していたのですが…
今思い返してみると、大学生でも自由に扱えないような、貴重な薬品や備品の数々が並んでいたんですよね…
しかも灘校では部活動においても生徒の意思が尊重されているため、その薬品の数々を使用して普通なら中々できないような実験もできてしまう訳です。
実際に後輩たちはナトリウムを生成したとか、カリウムを生成したとか高校生とは思えないほどハイレベルな実験をしていますし、最近では(価格的に)とんでもない機器を導入したとかなんとか…
なぜあの時もっと色々勉強しておかなかったのだろうと後悔しています…
まあ、僕の後悔の話は置いておくとして、大学生でも扱えないような薬品や機器を平然と扱う高校生の集団、すごすぎますね。
もちろんちゃんと知識を持っていて、かつ全ての過程を理解しているからこそできることなので、やはりこれは日本一の偏差値を持つ灘校生ならではのものだと言えるでしょう。
東大の2倍難しい数学のテストで毎回満点近い人がいる
教師が驚嘆するレベル!
最後に紹介するのは、灘校の数学の定期テストでとんでもない点数を出す人たちについてのエピソードです。
以前この下の記事で僕の学年の数学の定期テストが、東大の2倍難しかったという話を書きましたよね?
皆さん読んでくださったでしょうか?まだの人は要チェックです!
読んでいない人に向けて軽く説明すると、東大の2倍難しいテストという名前は、東大のような難易度で東大のようなボリュームのテストを、東大の半分の時間で解かせることから付いたのですが…
実はこのテストで毎回100点越え(満点は東大同様120点です)という驚異的な点数を叩き出してくる人が、なんと複数人いたのです…
異次元すぎですよね。時間を操れる系の能力者だったのかもしれません。
本当にどれだけ難しくても100点越えしてくることから、遂に教師もその人たちの名前を挙げて白旗を上げる始末。
この100点越えの戦いを、密かに神々の戦いと呼んでいる生徒もいました。
でも、こういう人たちって数学しかできないんでしょ?なんて思われる(というか思いたい)かもしれませんが…
なぜかほとんどの人が、全科目同じようにトップ争いをしているんですよね。
まあ時を操れるタイプの能力者達にとっては、当たり前のことかもしれませんが…
ということで、本当に能力者かそうでないかはさておくとしても、偏差値79という世界には異星人みたいに勉強が出来る奴が複数いるんです。
とんでもない世界だということが分かっていただけるのではないでしょうか?
まとめ
国際科学オリンピック出場者がごろごろいる!
部活動で大学レベルの実験が出来る!
異星人がいる/になれる!
いかがだったでしょうか?
灘高校のヤバさが分かっていただけたでしょうか?
上の内容に加えてなんですが、トップ層の人たちと国際科学オリンピックに出場する人たちの層は、微妙に被ってないんですよね…異星人が沢山いますね。
ちなみに、実はこんな感じのエピソードを後3個位用意しており、好評であれば後編として書きたいと思っているので、読みたい方はコメントよろしくお願いします!
また、灘校にどうやって入るかや、高校での塾選びの記事も書いているので、興味がある人はぜひ読んでみてください。
それではまた次回。
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