こんにちは、かずです。
今回は灘校の校風のユニークさについて書いていこうと思います。
このブログでも散々取り上げてきたので、皆さんもご存じだとは思いますが、灘校の生徒や先生、行事はとてもユニークです。
どんな風にユニークなのかは、この下の記事を読んで確認してください。
では、このユニークさはいったいどこからくるのか、と言われると…
実は灘の校風からきているのです!(まあそりゃそうですね)
ということで、灘の校風についていつも通り例を交えながら書いていこうと思うので、ぜひ最後まで読んでみてください。
それでは早速見ていきましょう。
なんでも受け入れる
どんな文化も受け入れられる!
灘の校風のユニークな点として、初めに挙げられるのがこの「どんなものでも受け入れられる」という点でしょう。
例えば世間にはあまりいい目で見られないオタクや、普通は避けられてしまうほど癖が強い人でも、灘校ではそれがキャラとして平然と受け入れられます。
普通に歩いていたらちょっとびっくりされそうな人も、灘校では友達と仲良く遊んでいました。
もちろん、この校風のおかげでいじめなども無く、本当に居心地がよかったのですが…
実はこの校風で6年間過ごすことの問題点もあるのです。
それが、「自分の癖の強さが全く分からないまま、しかも普通にふるまうことを知らないまま大学に入ることになる」ということです。
え?多少の癖の強さはむしろ面白いんじゃない?なんて思われた人もいるでしょうか?
確かに、「多少」なら問題ありません。
これが問題になってしまう理由は、6年間で癖がめちゃくちゃ強くなるからなのです。
元から癖が強めだったチーズを、6年間常温で熟成させたと考えてみてください。想像できましたね?
灘では本当におとなしく平凡だった僕でさえ、大学では変わった人扱いを受けたので、本当に灘の人は気を付けてくださいね…
目立ってもいい
出る杭は打たれない!
先ほどの「どんな人でも受け入れる」という校風と少しかぶるのですが、「目だってもいい」という校風も灘に独特なものとして挙げられるでしょう。
例えば先生の質問によく答える優等生だとか、テレビ取材が来てたまたま取り上げられた生徒だとか、なんとなくひがみやいたずら等の対象になってしまう人っていますよね?
ちなみに全くの余談ですが、実は僕も一回だけテレビに姿だけ映ったことがあります。
でも灘校でそういう人がいても、純粋に尊敬されたり、色々尋ねられたりするだけで、いわゆる出る杭を排除しようとするようなことは一切起こりません。
しかも、テレビに出るようないい感じの(?)目立ち方だけでなく、あまりいい感じの目立ち方をしているとは言えない人についても同じことが言えるのです。
例えばツイートの回数が非常に多かったり、ポケモンをやりこんでいたりで有名だったとしても、馬鹿にされたりしないのです。
まあもちろん、この校風のせいで先ほど言ったように灘校にいる間に癖が強化されてしまう、なんて欠点もありますが…
しかし、自分の長所を潰されないので、尖っているがすごい人材が生まれるという面もあるでしょうし、何事も一長一短ですね。
日本のみんな同じように育てるという教育はこれの反対のことが言えますね。
基本生徒任せ
生徒の自主性を重んじている!
最後に挙げるのは「生徒の自主性を重んじる」という校風です。
テレビで取り上げられたこともあるので、知っている方もいらっしゃるかもしれませんね?
でも、生徒の自主性を重んじていると言っても、いったいどの程度重んじているのかはあまり知られていないと思うので、そちらを紹介していきましょう。
まず生徒の自主性を重んじていることの代表例として、灘校には校則が2つだけしかないというのが挙げられます。
1つ目が「染髪禁止」で2つ目は「半ズボン着用禁止」です。ぱっと聞くと謎ですが、一応「紳士としてあつかっているから」というのが理由だったと思います。
本当にこの2つしかないの?(本当にこの2つなの?)なんてよく聞かれますが…
本当にこの2つさえ守っていればよく、実際に私服登校で携帯もOKでしたし、登下校の時に何をしても自由でした。
生徒手帳もなく、学生証として毎年紙が一枚配られるだけでした。
また、「遠足では基本的に現地集合」だったり、「校外学習では全員で移動をおこなわない」だったりも自主性を重んじている例として挙げられるでしょう。
遠足については以前の記事で書いているのでそちらに譲るとして、ここでは校外学習での謎の風習について説明します。
遠足の話はこの下の記事を読んでみてください。
どの高校でもあるのかは分かりませんが、校外学習と称して午前授業を受けた後、午後からコンサートに行ったり伝統芸能を見に行ったりする時ってありますよね?
そういう時、普通なら先生が引率してコンサート会場や文化会館などに連れていくと思うのですが、灘校はそこでも現地集合、現地解散を徹底します。
つまり、午前の授業が終わると先生が「午後遅れるなよ~」と言って職員室に戻り、そこから自分たちでばらばらと会場に向かうことになるのです。
監視されることもないので、外のレストランでご飯を食べるのも、変なルートで行くのも自由です。もちろん、見つかっても怒られることはありませんが
また、今あげた例の他にも、文化祭の運営だったり生徒会だったりクラブ活動だったり、とにかくいろいろなことが自由で生徒任せの高校でした。
普通の高校でやると崩壊しそうなものですが、その体制で崩壊しないのはやはり灘高校のすごいところだと言えるかもしれませんね。
まとめ
なんでも受け入れる校風!
目立つことが許される校風!
基本生徒任せな校風!
いかがだったでしょうか?
他の学校を知らないので、もしかするとうちの高校にも当てはまるよ!なんていうこともあるかもしれませんが、もしそういう人がいれば人はコメント欄に書いておいてください。
なんでもいいのでコメントください!
これを読んで灘校を目指したくなったという人が現れればうれしいですね!
それではまた次回。
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