こんにちは、かずです。
今回は医学部生ならだれでも共感できるであろう、医学部の実習でのあるあるをまとめていこうと思います。
このブログを読んでくださっている皆さんなら、医学部の実習が少々独特なことはご存じですよね?
解剖学実習やこの下の病院実習など、ほとんどの人が経験しないであろう実習を受けます。
そんな、独特な医学部の実習ならではのあるあるをまとめてみたので、医学部に興味のある方もない方も、ぜひ楽しみながら読んでみてください!
医学部生は共感しながら読んでみてくださいね。
それでは早速見ていきましょう。
スケッチが重視される
結構な頻度である!
医学部の実習あるあるとして最初に挙げたいのが、この「(特に低学年では)スケッチが重視されがち」というものです。
え?なんで医学部生がスケッチ?学部間違えてない?なんて医学部以外の方なら思うかもしれませんね。
実際、僕も入学して初めての講義で、スケッチに必要な紙を購入してくれと言われて驚きました。
でも、医学部では本当に実習のレポートとして、顕微鏡での見た細胞のスケッチや解剖した動物のスケッチが要求されますし、それで点数が決まることもあるのです。
一応写真では表現できないことを表現するためとか、細部までちゃんと見られるようになるためとかいう意味があるのですが、それにしてもびっくりですよね。
しかし、もっとびっくりで謎なのが、その提出したレポートの点数の付け方なのです。
点数の付け方が謎
レポートの点数の付け方が謎すぎる!
ということで、続いての医学部の実習あるあるが「レポートの点数の付け方が謎」というものです。
レポートが返却されて、あれ?僕そんなに手を抜いたっけ?とか、え?なんでこんなに評価が悪いの?って思った経験、医学部の生徒ならだれでもありますよね?
しかも、調べて書く課題ならまだしも、スケッチで謎に低い点数が返ってくることなんかもあります。
僕もスケッチの課題で、頑張って書いたのになぜかかなり低い評価をもらったことがありました…
ただ1つ言えることは、絵がリアルな人ほど点数も高くもらえている(気がする)ので、スケッチで高得点を目指す人は練習しておきましょう。
スケッチの点数が悪いからと言って落とされることはないので、必死に練習する必要はありません。
テストで点数を取る方がよっぽど大事なので素直に勉強しましょう。
自分が被検者になる
心電図やエコーをただで見てもらえる!
次に挙げる医学部の実習あるあるが「生徒が被検者になりがち」というものです。
これは本当に医学部の実習特有だと思うのですが、例えば心電図を読む実習や心エコーを見る実習などの被検者が必要な実習では、ほとんどの場合生徒が被検者になります。
腎臓の働きを調べるので、被検者になる人は水を飲まないで来いという実習もありました。
と、これだけ読んでいたら被検者ってめんどくさそうだな、なんて思いますよね?
まあ実際めんどくさいのは確かなのですが、しかし被検者になることのメリットもあるのです。
そのメリットというのが、被検者になることで自分の心電図や体内の状況を、専門家にただで見てもらえるというものです。
普段ならお金を払ってしてもらう検査をただでしてもらえるのは、多少めんどくさくてもそれに見合った価値があると思いませんか?
ということで、これを読んでいる皆さんは、医学部に入って実習で被検者が必要だと言われたら、ぜひ被検者をやってあげてください。
班員からも喜ばれると思います!
班にブレインがいないときの絶望感
実験内容を理解している人が班に誰もいない…
4つ目の医学部の実習あるあるが、「班に頭のいい人が誰もいないとき絶望を感じがち」というものです。
え?どういうこと?全員頭がいいはずじゃないの?なんて思われたでしょうか?
これを理解してもらうためには、医学部の実習がどんな感じで進むか知っている必要があるので、先にその説明からしましょう。
医学部の実習は、班員全員が内容を理解して、協力して実験を進めていく形式になっており、実験もそういう風に組まれています。
しかし、そんなにみんなまじめではないので、大体の場合「ブレイン」と呼ばれる人が実験を理解し、各々にするべきことを指図して実験を進めることになります。
上の学年になると、ブレインをする人が固定されて、実験もスムーズに進むようになるのですが…
班員の振り分けはランダムなので、たまにブレインをする人がいない班が生まれるのです。
こういう班にあたるとご想像の通り、今まで何をすればいいか教えてくれていた人がいなくなるので、みんな右往左往して絶望することになります。
隣の班に聞いたり、先生に聞いたり、本当に右往左往することになります。
ということで、これを読んでいる賢い医学部生のあなたは、ちゃんとブレインを目指してくださいね!
高価なものにはうるさい
エコーのプローブは代表的!
5つ目に挙げる医学部の実習あるあるが、「高価なものの扱い方の説明はすごく丁寧」だというものです。
例えば抗体が含まれた試薬だとか、エコーのプローブ(エコーの時に体に当てる部分)だとか、医学部ではこういった非常に高価なものを扱う機会がちょくちょくあります。
プローブが高いのは有名ですね。
使い方を学ばないといけないので僕らはたくさん触りたいのですが、大学側も壊されたり無駄遣いされると困るのでしょう。
こういう高価なものを扱うときには、普段の数十倍しっかりと扱い方の説明を受けることになります。
医学部はお金があるように思われがちですが、意外とけちけちしていたりするのです。
全部教えてくれる優しい先生がいる
各実習に1人くらいはいる!
最後に挙げる医学部の実習あるあるが「各実習に一人くらいは聞いたら全部答えてくれる先生がいる」というものです。
先ほども言いましたが、医学部の実習で何をしているかすべて理解して実験している生徒は非常に少ないです。
僕も理解していなかった生徒の一人でした…
特に印象に残っているのは寄生虫学の実習なのですが、それまで何も勉強していなかったせいで、顕微鏡をのぞいても何が何だかさっぱり分かりませんでした…
そんなときに生徒が泣きつくのが、このすべてを答えてくれる優しい先生で、こういう先生がきまって各実習一人だけいるのです。
なぜかどんな実習でも一人だけいます。謎ですね…
皆さんも、実習で困ったらこういう先生を探してみてくださいね!
いなかったらすみません💦
まとめ
医学部の実習は独特!
それ故にあるあるも多い!
多くの医学部生は何も理解していないまま実習をしている!
いかがだったでしょうか?
多くの医学部生は何も理解していないまま実習をしている、というのはあくまで僕と僕の周りの一部がそうだっただけかもしれないので、当てはまらないと言って怒らないでくださいね。
僕の周りの人はすみません。
この記事の他にも、医学部についての記事を色々書いているので、興味があれば是非読んでみてください。
こんな記事も書いています。変わった人が多いので楽しんで読んでいただけると思いますよ!
それではまた次回!
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