こんにちは、かずです。
今回は医学部受験の際の塾選び(関西編)について書いていきたいと思います。
僕は灘高校に通っていて、そこから現役で国公立大学の医学部に進学しているのですが、この過程で実はいろんな塾に通っています。
そのため、僕の体験談もたくさんありますし、浪人していた友達の体験談なども色々知っているので、特に塾選びに悩んでいる人には非常に参考になると思います。
興味のある人もない人も、是非読んでみてください!
というわけで早速見ていきましょう!
塾のメリットとは?
勉強時間が自動的に確保されるため、自力で勉強ができない人に有効!
早速灘高校の塾事情について書いていこうと思ったのですが、その前に一つだけ述べておかなくてはならないことがありました。
それは、塾のメリットについて考える必要があるということです。
この下の記事でも少し触れていると思うのですが、塾はあくまで個人の好みで、合わない人もいるということです。
塾の一番のメリットというのは、自分で全く勉強しないような人が、勉強をする時間を確実に一定時間確保できるということです。
この理由は、塾に通っていれば少なくとも毎週の確認テストに備えるくらいの勉強は確実にするようになるからです。
確認テストが悪いと怒られたりしますからね…
教材がいいとか、説明が面白いとか、他にもいろいろ理由はありますが、教材もやらない人はやりませんし、説明も聞かない人は聞きません。(実際僕は寝てました)
なんだそれだけか…って思いましたか?
でも、実はこの勉強時間が確保できるというメリット、年齢が低いとほとんどの人に当てはまります。
というのも、基本的に年齢が低い時には、将来のことを考えて自分で勉強できるような人はほとんど存在していないので、塾の効果が出やすいからです。
というわけで、よっぽど自分で勉強しているのに成績が上がらないといった人以外は、塾に行った方がいいということになります。
勉強しても成績が伸びないという人は、個別塾に行って勉強の仕方を教わりましょう!
塾に行くメリットは分かりましたね?
それではいよいよ、塾選びについて見ていきましょう!
医学部受験に強い塾がある
ノウハウがある塾がいい!
やはり塾には実績というものが存在します。
例えば、難関中学校と言われているところに入ろうと思えば、浜学園や希学園に行きますよね?
この理由は、これらの塾が難関中学校の受験問題を研究していて、そういう生徒たちを集めていて、教育できる講師陣を用意しているからです。
これをノウハウと言います。
同じように、医学部の受験にもノウハウが存在しますし、灘の生徒を教えるのもノウハウがいります。(灘の生徒は集まると制御できなくなるためです。)
これを持っているのが、関西圏で言うと研伸館であったり、鉄緑会であったり、高等進学塾であったりするのです。
基本的に灘高生や関西圏の進学校の生徒は、この3つの塾のどれかに通っているイメージですし、この3つのうちどれかを選んでおけば間違いはないでしょう。
しかしどう選ぶのか?ってなりますよね?
というわけで、これらの塾の特徴について書いていきます。
研伸館
講師がプロなので面白い!副教科にも強い!
まず研伸館についてみていきましょう。(ホームページはこちら)
研伸館は関東方面にはあまり展開していないようですが、関西圏ではすごく強い塾で、灘や東大寺、洛南など各進学校の生徒が集まっています。
というのも、進学校の近くに塾を置いていることが多く、例えば灘なら住吉校、東大寺なら高の原校、洛南なら京都校など、各地に校舎が有り、通うのが結構便利なのです。
また、設備が充実しており、自習室や食事室などを気軽に利用できるところも強みです。
授業に関してですが、プロの講師が教えてくれるので、結構面白いですし、下の方のクラスでもちゃんと教えてくれるイメージです。
僕も通っていましたし、灘の友達も合計すると50人以上はいてたと思うので、実績も十分だと思います。
鉄緑会
テキストが優秀で演習量がすごい!超実力主義!
次は鉄緑会についてです。(ホームページはこちら)
鉄緑会は、言わずと知れた有名塾で、特に東大理科3類をはじめとした東大受験などや京大医学部の受験などの超難関大学受験に強みを持っています。
この強みは鉄緑会の指導によるもので、とにかく演習をしてテストをし、クラス分けを厳密に行うという方針を取るため、生徒側も必死に勉強します。
テキストも有名で、特に鉄壁という単語帳は他の塾に通っている生徒でも、結構な人が持っていたように思います。
鉄緑会だけは、僕自身は2年生にちょっと通っただけなのですが、知り合いで通っている人はたくさんいましたし、選んで間違いのない塾だと思います。
高等進学塾
模試でいい成績を出せば割引がつく!個別なども優秀!
最後に高等進学塾についてです。(ホームページはこちら)
高等進学塾には、高3の英語の個別授業でお世話になっていたのですが、この理由が模試でいい成績を出すと授業料(入会料?)が浮くというシステムがあったからです。
このシステムで通っている人は結構いてて、僕みたいに単発で苦手な教科の授業を取ったり、有名講師の授業を受けたりしている人もいました。
肝心のノウハウや実績も結構あり、僕が個別を受けに行った時には、京大の文系学部に通っている方を先生に付けてもらえました。
実際に成績も上がったので、特定の教科に困っているような人は、是非試してみて欲しい塾だと思います。
でも実際はどれを選べばいいのでしょうか?
どの塾を選ぶか?
自分に合った塾を選ぼう!
それぞれの塾の特徴を知ったところで、塾の選び方について話しますが、基本的にはそれぞれの塾に体験入学をしてみて、自分に合う塾を考えるしかありません。
というのも、どの塾が合うかは性格や勉強のタイプが関係しており、例えばいろいろな解き方を教えてもらったり、授業を楽しく聞きいたりしながら勉強するタイプの人もいてれば、友達と競い合って成績を上げていくタイプの人もいてるからです。
ただし、先ほども書いたように、実績やノウハウのある塾はありますし、医学部や難関大学受験をするならその中で選ぶようにしましょう。
上に挙げている塾の中なら、友達で東大理科3類に行った人なども知っており、安心しておすすめできるので、関西圏に住んでいる人は是非上の3つから当たってみてください。
浪人の場合は?
理系の駿台、文系の河合と呼ばれており、医学部受験では駿台の人が多い!
これは全くの体感ですが、僕の友達で浪人していた人はほとんど駿台でした。
ですが、浪人は1年ごとにカリキュラムが変わらないので、1年目に駿台に行っていたから、2年目は河合という人も多く、多分そんなに変わりません。
ただ、理系の中でもレベルの高いライバルが比較的集まりやすいということを考えると、みんなに従って駿台に行くのもいいかもしれませんね。
まとめ
塾のメリットは勉強時間が確保されること!
ノウハウを持つ塾がある!
自分に合った塾を選ぼう!
いかがだったでしょうか?
個人的には通っていた研伸館を推したいところですが、あくまで公平に評価するように心がけました。
しかし、どの塾も行って損というようなことはないと思うので、是非一度体験授業を受けて自分に合った塾を探してみましょう。
ちなみに、僕自身も勉強法についての記事なども書いているので、もしよければこちらも参考にしてみてください!
それではまた次回。
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