こんにちは、かずです。
今回は、卒業生が思う灘高校のすごいところについて書いていこうと思います。
毎度おなじみ、突然の質問ですが、みなさんは灘高校に対してどのような印象を持っていらっしゃるでしょうか?
すごい?有名人が多い?中には「変人が多い」という印象を持っていらっしゃる方もいるかもしれません。
僕のブログの影響もあるかもしれませんね。母校のみなさんごめんなさい…
まあ僕の謝罪はどうでもいいので話を戻すと、ここに挙げた印象からも分かるように、みなさんとにかく灘校が特別な学校だと思われているようです。
しかし、卒業生からするとこの印象は…
完全に当たっています。
そうです、卒業生から見ても灘校はとんでもなくスーパーな高校なのです。
ただし、いろんな人に話を聞いていると、どうもどういう点ですごいと思うか、みなさんと僕とで少々違いがあるように思いました。
ということで、卒業生目線でどういうところがすごいのか詳しく書いていこうと思うので、ぜひ最後まで読んでみてください。
それでは早速見ていきましょう!
名前のインパクトがすごい
大学名より高校名に驚かれる!
卒業生が思う灘校のすごいところとして、最初に挙げたいのがこの「灘という名前のインパクトがすごい」というものです。
これは大学に入ってから本当に頻繫に感じていることなのですが、どれだけの頻度で感じているのか、特に印象的な例を2つ挙げて説明しましょう。
まず1つ目の例が「他の大学の友達からも、○○大の学生でなく、灘校卒業生という認識を持たれている」というものです。
僕は比較的他校とかかわりの多い部活に所属しているので、その関係で他の大学の友達も複数います。
自大学ならともかく、他の大学の友達なら普通は「あの人は○○大学の友達」という風に考えますよね?
しかし、以前部活の連合会の運営方針を決める会議をしていた時のこと、
僕が仕事を振られるタイミングで、他大学の友達に言われた言葉が、なんと
「灘卒だからできるって」
だったのです。
まさか、他大学の友達にそんなことを言われるなんて思ってもいなかったので、本当に衝撃でした…
もう1つの例は、僕の国内留学中の話からです。
僕は大学に入って一度、授業の一環で短期間国内留学をしたことがあるのですが、その行き先が結構な田舎で、関西の情報なんて届いてないだろうな、なんて思っていました。
しかし、いざ留学先で自己紹介をして、出身高校が判明すると…
なぜか僕の名前でも大学名でもなく「僕が灘校卒」という情報だけが広まったのです。
何回か、知らない人から「君灘校卒やんね」と言われるくらい広まっていました…
これらのエピソード以外にも、何回も似たような経験をしていますし、灘の名前のインパクトは本当にすごいです。
昔校長に「君たちは灘という看板を背負っていると思え」と言われたのですが、本当にその通りだと痛感しましたね…
もし在学生がこれを読んでいるなら、十分に気を付けてくださいね。
灘卒の有名人がすごい
授業の一環でグリコにて広告作り!
続いての灘校のすごいポイントは「卒業生、在学生の有名人がすごい」ところにあります。
これを書くためについさっき灘校卒の有名人を調べていたのですが、卒業生の僕も驚くほど有名人や偉人が多いです。
例えばノーベル賞の野依先生であったり、現経済再生担当大臣(2021/1/30時点)の西村先生であったり、とにかくいろんな分野で活躍している人がいます。
詳しくは「灘校 有名人」で調べてみてください。
しかし、いくら卒業生がすごくても、それは「灘校卒業生目線ですごいと思うところ」にはなりませんよね?
では、「灘校卒業生目線でのすごいと思うところ」といえば、それは「実際に有名人に指導してもらえたり、かかわりが持てたりする」ところです。
例えば、以前も記事に書きましたが、灘校の特別講義である土曜講座ではいろんなところで活躍する卒業生の話を聞くことができます。
日本初のレゴ認定プロビルダーとなった三井さんをはじめ、その他の有名な先生の講義が受けられるのです。
この下の記事に詳しく書いているので、是非読んでみてくださいね。
また、土曜講座の他にも、卒業生の江崎さんが社長を務めているグリコに伺って、広告作成体験や工場見学をさせて頂くなんていう授業もあります。
グループで広告の映像やキャッチフレーズを考えて、実際に社員の方々の前で発表させていただく、灘校でしかできない経験だったと思います。
卒業生もすごいけど、実際に関わりを持てるところもすごい、言いたいことは分かっていただけたでしょうか?
周りからの目がすごい
灘やからできそう感!
さて、最後の灘校のすごいところとして挙げたいのが、この「周りからの目がすごい」という点です。
これは一番上の「灘校という名前のインパクトがすごい」にも通じるものがあるのですが、出身高校は灘校と言うと、周りの人からの目が明らかに変わります。
そして、何かにつけて「やっぱり灘卒やからな~」とか「おい灘卒~」とか言われるようになるのです。
それこそ普段の大学生活でも1日1回くらい言われます。ちなみに、ブログを始めてからはやっと「おい医学生ブロガー」という呼び方も増えてきました。
最近は試験に落ちたりだとか、何か失敗したりとかの頻度も減ったので「やっぱり灘卒は違うなぁ」という煽り90%のお褒めの言葉を頂くことが多いのですが、昔は落ちたり失敗したりするたびに「おい灘卒~」と言われていたのでなかなか大変でした。
そのおかげでメンタル面では強くなりましたね。
また、これはあくまで僕が先輩から聞いた話なのですが、どうやら先生からの目が違うということもあるそうです。
なんでも、成績が悪く偉い人に呼び出された灘卒の先輩が、出身高校を聞かれ灘と答えると「灘か…じゃあ国試は何とかなるやろ」と言われ帰してもらえたとか
反対に面談に行って、学年平均より少し下の成績を出したら「君は灘なのにこの成績でいいのか」と怒られたとか
本当に良くも悪くも「灘」という目で見られるようになる、ということが分かりますね。
僕も「灘なのに」という目で見られたくなかったので、いろいろなことを頑張り始めたという経緯があります。
まとめ
灘校は色々と凄い!
名前のインパクトとそれによる周りからの目!
卒業生の有名人と関わりが持てる!
いかがだったでしょうか?
卒業生目線での灘校のすごいところ、分かっていただけたでしょうか?
この記事の他にも、この下に挙げているように灘校に関していろんな記事を書いているので、興味がある人は是非読んでみてください。
それではまた次回。
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