こんにちは、かずです。
今回は上手な写真を撮る時に意識するポイントについて、紹介していこうと思います。
みなさんはきれいな写真が撮れない~なんて思ったことはありませんか?
特に星や絶景と言われるような景色を撮る時や、逆に人や小物などを自然に撮るときなどは、どうしてもプロみたいな写真が撮れないと思うことはあると思います。
そういった場合に、何に気を付ければうまく写真が撮れるのか、うまい人とは何が違うのかについて、解説していこうと思います。
写真には主題が必要
主題を一つに絞って真ん中に!
写真を撮ろうとするときに、まず意識することは何を主題にするかということです。
例えば、京都のお寺で紅葉の写真をとる時に、お寺と紅葉と花ときれいなものを全て詰め込もうとすると、逆にごちゃごちゃとした分かりにくい写真になってしまいます。
プロの人の写真を見ていると分かるのですが、メインに写したいものを真ん中において、背景をぼかしたりして何となく写すことで、見る人にその場の風景を思い描かせるような構造に撮っているのです。
僕の撮ってみた写真が下ですが、これだけでプロっぽいですよね?
というわけで、まずは主題を一つに絞って真ん中に置くことを意識してみましょう。
でも、広い景色や星空の場合には、主題が広いのでどうしても真ん中に置くことができなかったり、置いてもよくわからなかったりする場合があります。
この場合は、上の写真のようにわざと別のものを真ん中において、大きさに目を向けさせたり、下のように主題で周りを囲ませるような構図を使ったりもします。
でもこんな写真を普通に撮ろうとしても、撮れませんよね?
なぜかというと、次に説明する画角が、普通のカメラでは足りないからです。
画角に注意してみよう
画角=どのくらいの広さで景色を切り取るか!
主題を決めた後は、画角を決めましょう。
画角というと難しいって思われるかもしれませんが、要するに目の前の景色のどの範囲を切り取ってくるかということです。
例えば金沢の町並みを写真に撮るとしましょう。
この時に、何も考えずに撮ると、例えば電柱や標識、電線など余計なものがいろいろと写りこんでしまいます。
これの何がいけないかというと、写真を見ているときに、その写りこんでしまったものにも目線が移ってしまうのです。
その結果なんかごちゃごちゃした写真とか、きれいでは無い写真だな、とか思うようになるわけです。
これを防ぐにはどうすればいいのかというと、写りこまないように気を付けるか、景色を大きく切りとったり、陰に入れたりすることで写り込むものを目立たなくするか、の2つの方法があります。
ちなみに先ほどの例で、実際に撮った写真はこのようになりました。(こちらは目立たなくする方法でとっていますね)
レンズが交換できるカメラにしよう
安いミラーレスカメラや1眼レフのスターターキットがおすすめ!
この写真で電柱がなぜ目立っていないのかというと、目立たない色を塗っているからというのもありますが、他の情報が大きいためです。
これも画角の力で、広角レンズという広い範囲を写せるレンズを使っているため、広い範囲の情報を一つの写真に収められるのです。
しかし、普通のデジタルカメラや携帯のカメラだと、ここまで画質のいい写真を、自由な画角で撮影することは難しいです。
ここでおすすめなのが、安くてレンズ交換ができるミラーレスカメラや1眼レフで、初心者向けのスターターキットなども5万円位の価格で販売されています。
スターターキットのカメラはボタン配置なども分かりやすく、丁寧な解説などもついていますし、しかもうまくなってからも十分使える性能になっているので、買っておいて損はないと思います。
いい機能を持っているデジカメなどは同じくらいの値段がするので、後からレンズを買い足せたりできるこちらを買う方が断然お得だと思います。
僕の愛用しているカメラとレンズを下に貼っておくので、よかったら参考にしてみてください。
レンズについて
焦点距離とF値を見よう!
画角は分かったけどどうやって選べばいいの?というわけで、レンズについて軽く説明しておきましょう。
レンズで見るべき情報は、何のカメラに対応しているか、焦点距離、F値の3点だけです、というか基本的にそれしか書いていません。
対応する機種は、店で自分のカメラに対応しているかを聞けば教えてくれるので、ここでは焦点距離とF値について解説したいと思います。
先にF値から紹介しましょう。
F値とはレンズの明るさを表していて、小さいほど暗いところでも明るい写真が撮れます。
要するに星をとる時とか、雰囲気のいい薄暗いレストランで写真をとる時には、F値を小さくすればいいのです。
しかし、F値が小さいとボケやすくなってしまうので、遠くのものをとる時にはしっかりピントを合わせるか、F値を上げておく必要があります。
続いて焦点距離ですが、~mmと書かれているもので、どのくらいの広さを写せるかを表しています。
この数が小さいほど広い範囲を写すことができ、逆に大きいと遠くまでしっかり写すことができます。
ズーム=焦点距離大、引き=焦点距離小ってことですね!
普通のレンズは焦点距離14~42mmという風に表されますが、中には単焦点レンズと言って焦点距離25mmで固定されるようなレンズもあります。
このようなレンズはズームなどができない代わりに、F値が低くできるように設定されていて、明るくボケが強調されるような写真が撮れるのです。
星をとる時にはF値、焦点距離が小さいレンズ、飛んでいる飛行機を撮る場合にはF値、焦点距離が大きいレンズに変えるといいということですね。
ちなみに上の二枚の写真も単焦点レンズを使っています。レンズだけでいろいろ変わってくるのが分かりますね!
明るさを決める
明るさで全然印象が変わる!
どこを主題にするか、どこを切り取るかを決めたら、次は明るさを決めましょう!
明るさは露出と言って、カメラをP(プログラムオート)モードに設定していれば、ボタン一つで簡単に変えることができます。
本当は明るさはISO値、シャッター速度、絞りの3つの要素で決まっていて、撮るものによっては自分で操作する必要があるのですが、普段使う分にはISOを自動にして、Pモードで撮影するのがいいでしょう。
写真を撮る枚数に制限はないので、最初の内は同じ構図で露出を色々変えて撮ってみて、後でどの明るさがよかったかチェックしてみる方法がおすすめです。
この2つの写真もほぼ同じ構図で撮っていますが、明るさだけで全然印象が違うのは分かりますよね?
一般的に、人の顔をとる時は明るめに、雰囲気がある写真をとる時は暗めにと言われていますが、自分の好みもあるのでいろいろ試してみることが大事です。
習うより慣れる
いろんな人の写真を見て、いろんな写真を撮るのが一番早い!
ここまでのことが分かれば、後は知識は必要ないです。
本には色合いに注意しようだの、構図に注意しようだのいろいろ書いてありますが、そんなこと注意しなくてもきれいな写真は撮れます。
現に僕も今では自分が満足できる写真が撮れていますし、旅行に行くとみんなに写真は任せたって言われるくらいには認められています。
僕が勉強した方法は、うまい人の写真をひたすら見て、ひたすら写真を撮っただけです。
最初は難しいことを考えるより、楽しんで写真を撮ることを意識してやってみましょう。
また、最近ではレンタルカメラという、便利なシステムもあるらしいです。
僕も遊びに行くときにカメラを使うくらいなので、僕のように普段はカメラを使わないっていう人は、是非1度利用してみるといいかもしれません。
読んでみると最新の機器が使えるらしいですし、是非一回使ってみてはいかがでしょうか?
まとめ
レンズ交換の可能なカメラ(ミラーレス、1眼レフ)を買おう!
主題、画角、明るさを考えよう!
習うより慣れる!
いかがだったでしょうか?
カメラは一生の趣味にできますし、1度買っておけばその気になった時に使えるという面でも、持っておいて損はないと思います。
僕は独学で色々学んできたので、4年かかってもまだこの段階ですが、4年分をこのブログにまとめたので、皆さんがここまでたどり着くのはすぐだと思います。
ぜひ写真を始めてみましょう!
それではまた次回。
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