医学部生、部活や研究、バイト以外の選択肢とは?【学生団体】【inochi WAKAZO Project】

医学部
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お久しぶりです、医学生かずです!

今回は僕が今年3月~10月までやっていた学生団体について、やっていて感じたことやメリット、デメリットなどを書いていこうと思います。

冒頭で久しぶりと書いたように、7月以降ブログをずっと更新していなかった訳なんですが、実はこれも学生団体の方にめちゃくちゃ時間を割いていたからなんですね。

かず
かず

後は大学へ通わなければならなくなってしまったのもあります…オンラインに戻してほしい…

でも、そんなに時間を割いて何が楽しいの?とか、忙しそうだけど勉強などと両立できる?のとか思われる方も多いことでしょう。

それらの疑問に答えるべく、洗いざらい書いていくので、興味がある方もない方も是非最後まで読んでみてくださいね。

それでは早速見ていきましょう。

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学生団体とは

学生の力で運営されている団体!

そもそも学生団体って何なの?っていう人もいるかもしれませんね。

そんな人のために軽く説明しておくと、学生団体とは学生の運営する団体のことです

…そりゃそうですね、もう少し詳しく説明しましょう。

学生団体が特殊な点は、運営がほぼほぼ学生のみで行われているという点です。

かず
かず

流石に経理など専門的な知識がいるところは大人が入っていますが、お金を集める渉外や団体の方向性を考える幹部は学生の力だけでやっていました。

そんなことを言うと部活だってそうじゃんなんて言われるかもしれませんが、規模、自由度が全く違います。

というのも、部活は伝統に従ってやればよく、それを求められているのに対して、学生団体は自分たちで何をしたいか、どこを巻き込みたいか考えて行動しなければならないのです。

かず
かず

自分たちの動きが団体の存続に直結するのでみんな必死です。

例えば、僕の所属していたinochi WAKAZO Projectでは、毎週幹部が集まって方針を決定する会議をしていたり、OBの人たちとの意見交換の場を設けていたり…

やはり自由度が高いからこそ、頻繫に会議をしておかないとメンバーの認識にずれが生じ、統率が付かなくなってしまうんですよね…

でも、そんなに会議したり、色んな所を巻き込んだりして何をするの?なんて思われる方も多いことでしょう。

ということで、次は何をするのかについて書いていきたいと思います。

何をするの?(inochi WAKAZO Projectの場合)

現代社会における様々なヘルスケアの課題を解決する!

何をするのかは学生団体によって様々なので、ここでは僕の所属していたinochi WAKAZO Projectに限って説明したいと思います。

かず
かず

まあ、大体の学生団体はこの世の中の役に立ちたいというコンセプトで動いていると思うんですが、入っていないものは語れないのでね。

この団体が何をしているのかですが、簡単に説明すると毎年医療に関する問題を取り上げて、それを解決できるようなアイデアを中高生と共に生み出しています

詳細は「inochi WAKAZO Project」で是非調べてみて欲しいのですが、要するに若者の力で世の中の問題をどうにかしてやろうという団体ですね。

かず
かず

ちなみに、なぜ医療に関する問題かと言えば、立ち上げたのが医学生であり、メンバーの7割を医学生が占めているからです。医学生には一番おすすめの学生団体と言えるでしょう。

では、その中でどんなことが行われているのかですが…

大学生のリクルートに始まり、問題に関するリサーチや中高生チームのリクルート、外部との渉外やイベントの講師のアテンドなどなど、こんな事までやるの?というような事までやっています。

まあ当然1人でできる訳がないので、何十人かの大学生が集まって運営する訳ですが、それにしてもやるべきことの量が半端ではないです。

かず
かず

上に挙げたような実務的なことに加えて、その方針を決定する抽象的な業務もあるので、いくら時間があっても足りないくらいでした。

これだけ聞くと「何が好きでこんなにやることが多くて忙しい活動をしないとあかんねん」なんて思われるかもしれませんが…

これについては次のメリットの章で詳しく説明するとしましょう。

メリット

自分の好きなことができ、人脈や広い視野など色んなものが身につく!

ここまで読んだあなたは「ただでさえ忙しい医学生が、なんでこんなにちょっと聞くだけでも忙しそうな活動をしないといけないんだ…」なんて思っているかもしれませんね。

でも、よく考えてみてください。

結局、部活だって同じではないでしょうか。

上の代になれば色んな役職に就く必要がありますし、それが自分の望んだ役職ではなかったり、ただめんどくさい仕事である場合も多々あります。

かず
かず

伝統にがんじがらめになっていることもよくありますからね。

しかし、学生団体の活動であれば自分の好きなことができますし、伝統に縛られてこういうことがしたいけどできないとか、これをしないとOBに怒られるといったこともありません。

つまり、学生団体での活動は自由度が高く、自分が学びたいことに自分の時間を効率よく使うことができるのです。

かず
かず

おまけに幅広い知識を持つOB付きです。

さらに言えば、学生団体にはそれだけの活動をやる気概のある人が揃っています。

WHOに入って世界を動かしたい人とか、起業して医療業界をどうにかしてやろうという人とかがわんさかいるのです。

そんな人達と繋がり、一緒にプロジェクトができるのも大きな魅力でしょう。

かず
かず

実際にこの団体に入って、ラインの友達の数が100人くらい増えましたからね。

かく言う僕も、部活には本当にお世話になってきましたし、部活のいいところもたくさん知っているので、どちらに入るのがいいとは言えないのですが…

でも、部活、研究、バイト以外の課外活動の選択肢としてもっと考えてもいいのでは?と思うほどにはおすすめです。

と、学生団体大好き人間としてはこの辺りでまとめに入りたいところなのですが…

やはり、ブロガーとして公平にデメリットも伝える必要もあると思うわけです。

ということで、デメリット、見ていきましょう!

デメリット

かなり大変!

学生団体の活動をやる上でのデメリットはただ1つ、中々にハードであるということです。

どのくらいハードかと言えば、京都歩きが大好きな僕がこの期間1度も京都に行かなかったくらい、ブログを2日置きに書いてきた僕がこの期間4回ほどしか更新出来なかったくらいにはハードです。

かず
かず

よく分からないという人に向けて説明すると、1か月半もの夏休みので会議が無かった日が計5日ほどしか無かったくらいです。

僕が運営にがっつり関わってただけで、軽く関わる人ならここまでの忙しさにならない気もするのですが、一方で軽く関わるだけでは学生団体に所属するメリットも薄くなってしまうというのが難しい所ですね…

また、途中でやめるのも皆に迷惑が掛かってしまうので、やるなら覚悟を決めて取り組みましょう。

1年やってみた感想

学生生活を持て余している人にはおすすめ!

さて、最後に僕が1年学生団体の幹部をやってみて抱いた感想を書こうと思います。

僕は毎年新しいことを始めたいタイプなので、今年はこの活動に専念しようと思って始めたわけですが、それにしてもめちゃくちゃ大変でした。

やめようと考えたことは幸いにも?無かったのですが、2,3日活動から離れて戻ってみると仕事が溜まっていたり、締切が突然3週間短縮されたり、しょっちゅう「どうしたらいいねん」と思いながら動いていました。

ただ、中々すごい人々に囲まれて助けられて、最後にはやっぱりやってよかったと思えましたし、来年6年でなければもう一度今度は違う役職でやっていると思います。

それくらい、色んなことが身につきますし、すごい経験が沢山できるのです。

かず
かず

東大の教授やその分野の権威にインタビューしたり、日本の起業家達とお話したりなんかもしました。

学生生活が暇でなんか面白いことがやりたいって人、来年一緒にやってみませんか??

かず
かず

僕もOBとしてヘルプに入ります!

まとめ

学生団体は色んな経験を積みたい人にとって凄くおすすめ!

デメリットはとっても忙しいこと!

学生生活で色んな経験をしたい人は是非やってみよう!

いかがだったでしょうか?

僕の大学では学生団体をやっている人はまだまだ少数派なのですが、少しでも多くの人に色んな選択肢があることに気づいて欲しいと思いこの記事を書きました。

今後は部活をやる人と同じくらい、学生団体をやる人が増えることを願っています。

かず
かず

inochi WAKAZO Projectに興味がある人はTwitterでもコメントからでも教えてくださいね!

また、この他にも医学部の情報や母校の灘校の面白い話など色々書いているので、ぜひ読んでみてください。

それではまた次回!

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