こんにちは、かずです。
今回は前回の記事の続きとして、国試勉強の進捗に加えて、就職する病院の選び方について書いていこうと思います。

こちらが前回の記事になります。マッチングの仕組みについて詳しく解説しているので、興味がある人はぜひ読んでみてください。
さてさて、いよいよゴールデンウィークに入りましたね!(と言っても、もう半分過ぎましたが…)
せっかく大学も休みなことだし、さぞかしみんな勉強していることだろう…と思いきや、意外とそんなことはないようです。
一体どんな感じなのか、早速みんなの進捗を確認していきましょう!
みんなの進捗
最後のゴールデンウィークはやっぱり遊んでる!
まずはここ2週間の僕の学年のQBの進捗です。


2週間前と比べて1日に解いている問題数が減っていますね…
直近5日位はゴールデンウィークの影響も考えられそうですが、それを除いても結構な減り様です。
大体1ヶ月前の演習量に戻っていることから考えると、前回の問題演習量の上昇はマッチングを見据えたものではなく、模試があったためにそれを見据えて勉強していた、なんてことも考えられそうですね。

模試の情報は全然追えていないので、ブログのネタ作りも兼ねて、近い内に一度リサーチしたいと思っています。
では僕の進捗はというと
消化器を終えて、呼吸器に入った&QBを解き始めました。
これまで動画講義を見てからQBを解くと言っていたのに、なぜ急に?なんて思いますよね。
この理由なんですが、動画講義を見終わった科目が増えてきた&問題演習を始めないと間に合わないと感じたからです。
前回マッチングまで3か月を切ったということを書きましたが、それまでに一周目問題+過去数年分の問題を解くことを考えると、意外にも本当に時間がなかったんですよね…
あと、通学時間を今まで持て余していたというのもあって、そういう経緯で1日30問を目安にQBを解いていこうと考えています。

皆さんもマッチング試験の日程から逆算して、計画を立てて解いていくことをオススメします!
と、僕の話はこれくらいにして、今度は病院の選び方について書いていきましょう!
病院の選び方
場所、給料、忙しさ、将来性、行ってみた感じの5軸で選ぶ!
病院の選び方ですが、僕は場所、給料、忙しさ、将来性(自分がやりたいことと合っているか)、行ってみた感じの5軸で選べばいいと考えています。

研修病院の情報をまとめているサイトのほとんどが、この5軸を意識してまとめていますしね。
例えば有名な虎ノ門病院なら、場所は東京のど真ん中、給料は良くて、色んな科に強く素晴らしい研修が送れそうだが、めちゃくちゃ忙しそうだとか
市立~病院は場所は地方の駅前、給料はほどほどで腎臓内科は強いが、その他はそんなに強くなく暇も多いだとか
調べたらそういう情報が色々出てきますよね。

調べ方が分からんって人は「~病院 初期研修」などで調べてみてください。
それらの情報と、自分はどういう研修生活が送りたいかを合わせて考えて、いくつかピックアップしておきましょう。
後はピックアップした病院に見学に行き、どんな感じの雰囲気なのかとか、自分は上手く馴染めそうかなどを確認して、就職したい病院のマッチング試験に合わせた対策をすればOKです。

意外と簡単そうですよね。
でも、そう簡単に言われても、立地とかならともかく、給料とか忙しさとか将来性なんてどうやって比較すればいいの?なんて思う人もいることでしょう。
ということで、それらについて詳しく説明していきますね。
まず給料に関してですが、書いてる額に加えて時間外手当がどのくらい出るかや、当直手当がどのくらいあるかなどが関係してくるため、案外読めなかったりします。

時間外を付けさせてくれない、なんてところもあるらしいですからね…
なので、これに関しては病院見学の時に聞いてみるのが一番手っ取り早いです。
お金のことを聞くのはなぁなんて思うかもしれませんが、実際働いている人に話を聞いてみるとみんな口を揃えて「お金は大事」とおっしゃるので、気になったら必ず聞いておくようにしましょう。
次に忙しさに関してです。
最近は働き方改革などもありそんなに酷くはないそうですが、それでもやはり残業とか休日出勤は当たり前の世界です。
ということで、普通の研修医でもそれくらいは忙しいんだということを念頭に置きながら、自分にはどの程度の忙しさで働くのが向いているのかを考えましょう。

これに関しても、一度研修医の先輩の意見を聞いてみるのがいいと思います。ちなみに、僕の先輩は思っている忙しさより、1段プラスして忙しいと考えた方がいいと話していました。
このブログでも、可能な限り研修医生活を実況していくつもりなので、ちゃんとブックマークに入れておいてくださいね!
と、宣伝を終えたところで、最後の将来性に関してですが
これは非常に重要なので、慎重に検討するようにしましょう。
というのも、消化器内科や循環器内科などどこの病院にもあるような科で、自分が働きたいならいいのですが
例えば耳鼻科や皮膚科、病理診断科など、限られた病院にしかない科に進みたい時には、研修プログラムをしっかり選ばないと、2年の間にそれらの科を回れなくなるんですよね。
そうすると、進みたくてもどこに行けばいいのかなんてことになって、体験しないまま諦めるなんてことにも…
そうならないために、自分がやりたいことがある場合には、それに合わせて十分に考えて病院を選びましょう。
また、将来性に関しては、この他にも強さやブランド力といった要素もあります。
例えばあの病院の研修プログラムはめちゃくちゃいいだとか、あの病院の研修医はハイスペックで有名だとか
そういう情報は基本的に口コミでしか得られないので、アンテナを張りめぐらせて、かつ病院見学に足繫く出向くことで集めていきましょう。

口コミ、めちゃくちゃ大事です!
この他にも医学部についていろいろ書いているので、興味がある人ぜひ読んでみてくださいね。
それではまた次回!
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