こんにちは、かずです。
今回は、今尖閣諸島で起こっていることについて書いていこうと思います。
ここ最近は何回かニュースに取り上げられていましたが、尖閣諸島がいま中国によって狙われているのをあなたは知っているでしょうか?
またその理由は知っていますか?
実はこの問題は単に島を取り合っている、というレベルの問題ではなく、もっと大きなことが絡んでいるのです。
それを知っていただくために、尖閣諸島とはそもそもどんな問題なのか、尖閣諸島で何が起こっているのか、について書いていこうと思います。
それでは早速見ていきましょう!
尖閣諸島問題って?
日本と中国、台湾が尖閣諸島をめぐって争っている!
まず、尖閣諸島問題とは何なのかについてみていきましょう。
尖閣諸島は沖縄県の南西部に位置していて、複数の小さな島から成り立っています。
今は無人島らしいですが、昔は日本人が暮らしていたらしく、Wikipediaの情報ですがアホウドリの羽毛の採取などの産業があったらしいです。
と、こんな感じでなかなか尖閣諸島の歴史を見るのは面白いわけですが、ここで書くにはあまりにも多いので、Wikiのリンクを貼っておきます。
興味のある人は下のリンクから飛んでください
こんな感じでWikiからも昔日本人が暮らしていたことは読み取れるのですが、なぜ日本人が暮らしていた島にもかかわらず中国や台湾と問題になっているのでしょうか?
目当ては尖閣諸島の地下資源
1968年の調査により地下資源の存在が分かった!
実は尖閣諸島問題が現れたのは、つい最近の1971年だということは、みなさんはご存じでしたでしょうか?
それまでは、先ほども言ったように日本が尖閣諸島を実効支配しており、尖閣諸島の調査を行ったり尖閣諸島に住んだりしていても、他の国は(少なくとも公式には)文句を言ってきませんでした。
しかし、1968年に行われた国連の調査で、尖閣諸島の地下に石油などの資源が眠る可能性があると指摘されたことにより、状況は一変します。
それまで何も言っていなかった台湾と中国の外交部(日本でいう外務省)が、1971年に相次いで、尖閣諸島は自国の領土だということを主張し始めたのです。
詳しい話は長くなるので割愛します。興味のある人は最後にリンクを貼っておくのでそちらを見てください。
特に中国は、1500年ごろの資料を持ちだしてきて、尖閣の名前の記載があるという風に主張しています。
ただ、その資料も公式に領土とするという言及などはなく、1895年に日本側が領土とすることを決議していて、それすら長らく黙認されていたことから考えると、日本の領土と言えるでしょう。
しかし、日本の領土であるこの島に、今毎日連続して中国の船が来ているのです…
中国の海上警察の船が…
尖閣諸島の近くに毎日中国の海警局が毎日来ている!
実はこのコロナでの混乱に乗じてか、中国の公的な組織である海警局(日本でいう海上保安庁)の船が、毎日尖閣諸島の周辺に現れているのです。
この下の産経新聞のニュースにもありますが、108日連続で来ており、この長さは記録的だそうです。
これはどういうことかというと、日本政府へこの領域の調査や開発をするなよという圧力をかけているわけです。
歴史的に日本の領土だったのに、中国の圧力によって調査や開発ができないっておかしいですよね?
しかし、こういうことが起こってしまっているのが現実なのです…
ちなみに相手が日本であり、また日本側も穏便に海上保安庁の船を送るだけにしているので大事には至っていませんが、別の場所では中国はもっと激しいことをしています。
それが中国の南に位置している海、南シナ海で、ここではなんとフィリピンやベトナムなど別の国の漁船に対して、放水するなどの嫌がらせを日々行っています。
今年の4月にはベトナムの漁船に対して、中国の海警局の船が体当たりを行い、その船を沈めるということも起こりました。
これが起こった場所は、中国とベトナムが領有権を争っている西沙諸島というところで、状況は少々違いますが、尖閣諸島で何かするということは危ないということが理解できます。
日本が持っているものなのに、何も利用できず中国がいいようにしている状況、なかなか悔しいですね…
でも、この状況はどうやったら解決できるのでしょうか?
しっかりと主張していかなければならない
しっかりと知っておかなければならない!
今の状況を一見すると、このまま中国がずっと権利を主張してきて、挙句の果てには尖閣諸島を取られてしまうということもあるかもしれません。
そうならないためには、とにかく中国に隙を与えないこと、日本国民がしっかりとした知識を持ち、国際的な世論を味方につけるということが大切だと考えられます。
例え中国といえど、けん制を受けている間は攻めてくることはできませんし、これ以上国際社会からの非難を浴びることは避けたいはずです。
国民一人一人が最低限そういう問題があるということを知り、声を上げ、きちんと対応できる政府を選ぶことができれば、尖閣諸島はきっと守れるはずです。
是非、めんどくさい問題と目を背けずに、名前だけでもいいので尖閣諸島問題を知っておきましょう。
まとめ
尖閣諸島が中国によって狙われている!
実は昔日本人が暮らしており、1971年までは中国も台湾も何も言ってこなかった!
最低限どんな問題かぐらいは知っておこう!
いかがだったでしょうか?
めんどくさい問題という風に考えられがちですが、知っておくことが一番大事です。
是非、名前といま中国に狙われている日本の領土ということくらいでも、覚えておいてください!
ちなみに、僕が参照にしたサイトは以下の2つです
↓中国の資料の解釈
↓日本人が暮らしていたという証拠、尖閣諸島問題発生の経緯
https://www.sangiin.go.jp/japanese/annai/chousa/rippou_chousa/backnumber/2012pdf/20121101069.pdf興味のある人は是非読んでみてください!
それではまた次回。
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