こんにちは、かずです。
今回は、テレビやツイッターから正しい情報を読み取る方法について解説しようと思います。
最近というか近年、ツイッターやブログなどの個人での発信の手段が増えて、多くの人が思い思いに情報を発信できるようになりました。
僕もその一人ですね
しかし、発信される情報が増えていく一方で、その情報が正しいかを判断するのは自分ですし、判断した結果によって影響を受けるのも自分です。
そんな判断力を求められるようになった状況の中で、正しい情報を選ぶために気を付けることについて、自分の経験をもとに発信できればと思いこの記事を書くことにしました。
実は偽の情報を信じている人は結構多く、僕も何回か引っかかってしまったことがあるのです。
それでは早速見ていきましょう!
なぜ情報を見分けることが必要か?
自分が不利益を被らないためにも、自分で正しい情報を見分けよう!
まず、気を付けることの前に、なぜ正しい情報を見分ける力が必要かについて書こうと思います。
この理由は単純で、自分が間違えた情報を信じることによって損することがあるからです。
間違えた情報を信じてたくらいで、そんなに大きな問題なんて起きないよなんて言う人もいるかもしれません。
そういう人のために、一つ有名な例を挙げましょう。
あるところに、最近赤ちゃんが生まれたお母さんがいました。
もちろん、その人は近所のお母さんや家族などと情報交換を行います。
その時に一人のお母さんから「赤ちゃんのカルシウムの摂りすぎは体に良くないから、摂らない方がいい」と言われたのです。
そのお母さんはそれを信じて、極力カルシウムを摂取させないようにした結果、赤ちゃんは次第に具合が悪くなってついに病院で治療を受けることになってしまったというものです。
いかに正しい情報が重要かお判りいただけたでしょうか?
ちなみに、こういった事例は結構な頻度であるらしいです。
正しい情報って大切なんですね…
正しい情報の重要性が分かっていただけたところで、情報の見分け方についてみていきたいのですが、その前に最も重要なことを書いておきましょう。
偏見を持っていることを認識する
自分が偏見を持っていることを、しっかりと頭に入れておこう!
この自分が偏見を持っていると認識し、受け入れることが一番重要かつ一番難しいことなのです。
人は基本的に自分に都合のいい情報しか取り入れようとしません。
これから述べていく話や、気を付けていくべき点なども、嘘だと思ってしまえばなにも頭に入らずに終わると思います。
なので、まずは自分はもしかしたら間違っているかもしれない、ここに書いてある情報も間違っているかもしれない、という批判的な姿勢で情報を見ることで、偏見が入ってくる余地をなくすことができると思います。
自分が持っている情報、入ってくる情報など、どのような情報に対しても批判的に臨むことがなによりも大事です。
それでは、そのほかの注意点についてみていきましょう。
事実か意見かを判断しよう
「人が言ったということは事実」でも「発言内容は意見」という場合に注意しよう!
まず、その情報が事実なのか、単に情報を発信している人の意見なのかを見分けましょう。
といっても、ちょっとわかりにくいので例を挙げて説明します。
例えば僕が「ごはんよりパンのほうがおいしい」と言ったとしましょう。
この場合、僕がこの発言をしたことは事実ですが、ごはんよりパンのほうがおいしい、というのは意見です。
これは分かりますね。
ではこれはどうでしょうか?
テレビで出ているすごそうな肩書を持ったコメンテーターが「PCR検査を国は規制している」と言いました。
この場合も同じで、この発言をしたことは事実ですが、PCR検査を国が規制しているというのは意見です。
人は権威に惑わされやすい
有名人、権威を持っている人の発言が正しいとは限らない!
この場合ですが、なぜか発言の真偽に関わらず、結構な数の人がこの発言内容は事実であるという風に思ってしまうのです。
国が検査数を絞っていると実際に公表しているわけでもないのにおかしいですよね?
権威のある人、有名人は情報を全て握っているなんてことはありませんし、人それぞれ全く違う立場から発言しているので、こういった発言も単なる意見にすぎないのです。
でも多くの人は有名な人、権威のある人が発言したからそうなんだという風に思うわけです。
言われてみると不思議だと思いませんか?
事実だから隠しているんだ!なんて意見もあるかもしれませんが、それなら他の情報が出てくることも考えられますし、さすがにこの例は事実無根だと思います。
と、この例からも分かるように、例え有名人や権威の発言であっても事実無根の場合もあるので、人の発言は意見として受け止めましょう。
でも、実は世の中には事実だと思わせつつ意見が組み込まれている情報も存在しています。
というわけで、今度はそういったややこしい場合についてみていきましょう。
内容が事実であっても気を付けよう!
事実の全容、意図を見極めよう!
事実と思わせつつ意見が組み込まれている情報とはどんなものなのか、ちょっと極端な例を挙げて説明しましょう。
ある大学の教授が「PCR検査を全員にするメリットはある、しかしデメリットの方が何百倍も大きい」と言ったとします。
それをある報道機関が「教授が『PCR検査を全員にするメリットはある』と発言」と報道したとします。
実は先ほどの例と同じ番組での例です
この場合『』内の発言は確かに事実です。
しかし、発言の意図が全く正反対になってしまっています。
実はこうした発言の切り取りというのは結構よく行われていて、特に政治家などはよく発言が切り取られて報道されています。
正しく政治を評価するためにも、きちんと元の発言やデータを見に行く、その時間がなければいったん判断は保留するという風にして対処しましょう。
捏造の場合もある
完全に事実無根の場合もある!
ごくまれにですが、完全に事実無根の報道やデマが拡散されている場合があります。
熊本地震の時に、ライオンが逃げ出したという情報がツイッターで流れたのは覚えていらっしゃるでしょうか?
記者がスクープと言って先走って出した報道が全く違っていたり、混乱させることを狙ったデマが広まったりなど、色々な例が過去にもありました。
その手の情報は全く事実無根なため、情報源を調べても何も書かれていなかったりして、あたかもその情報が最新で正しいものだという印象を受けることもあります。
しかし、僕がこの記事を書くにあたって調べた限り、ほとんどの例では少なくとも1日後には公式に否定されていました。
なので、もしそういった最新のびっくりするようなニュースを見ても、安易に批判したり拡散したりせず、1日だけ様子を見るようにしましょう。
まとめ
自分の知っている情報が正しいと思いこまない!すべてを批判的な目で見る!
有名人、権威の言うことも単なる意見!それが正しいとは限らない!
事実の切り取り、捏造には注意を!
いかがだったでしょうか?
誤った情報を信じていると意外と足をすくわれてしまうことがあるので、上に書いたような内容を参考にしつつ、正しい情報を判断する力を養っていただけたらと思います。
若いくせに何をと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実際僕の周りにも事実に基づいていないような情報を信じる人がたくさんいてるので書かせていただきました。
それではまた次回。
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