こんにちは、かずです。
今回はどうやったら化学の成績を伸ばせるかについて、書いていこうと思います。
自己紹介にも書いていますが、僕は高校時代に化学グランプリという、化学のテストを解いて点数を競う大会で銅賞を取ったことのあるくらい化学が得意でした。
気になった人は調べてみてください
そんな僕ですが、実は最初から化学が得意だったわけではなく、中学に入ったころは学年でも下の方だったのです。
そこからどうやって化学の成績を伸ばしたかについて書いていこうと思うので、化学が苦手な人は是非読んでみてください。
それでは早速見ていきましょう!
ちなみにこれは高校化学についての記事なので、大学で習うような本質的な化学とは異なる点があることをご了承ください
まずどんなものなのかを理解する
電子とは何か、陽子とは何か、なぜ引き合うのかなど!
まず化学で何が大切かを振り返ってみた時に、最も大切だったと思うものが、例えば上に示したような物質がどんな性質を持つかという知識でした。
電子はマイナスの電荷を持っており、原子核にはプラスの電荷を持つ陽子があってそれと引き合っているため原子の周りに存在できるだとか
原子核の中の中性子は電荷を持っていないため、入れる数に少しばらつきがあってもいいだとか、そういう知識を持っておく、さらにはイメージ出来ていることが大切だと思うのです。
もちろん陽子や電子だけでなく、電気陰性度や電子の軌道といった概念的な知識が大事だという話です。
ちなみにこういった話は、この下のリンクに貼ってある新研究にて詳しく解説されています。
受験にも必ず使うので、持っていない方は早いうちに購入することをお勧めします。
ですが、こういった基礎的な理論の話、一般的には結構軽視されがちですし、ほんとに言ってるの?とか馬鹿にしてない?とか思われるかもしれませんね。
しかしこれを重要視するのにはちゃんと理由もあります。
その理由というのが、化学の根本の考え方がイメージできていると、その後に出てくる結合の理論や反応の理論などもイメージしやすくなるからなのです。
例えば共有結合やイオン結合は、電子の動きをイメージすると格段に理解しやすくなりますし、反応なども電気陰性度を理解しているとすごく分かりやすくなります。
次の章で詳しく説明しましょう。
反応を論理的に考えてみる
必ずその反応が起こる理由がある!
各反応には必ずそれが起こる理由があります。
例ばかりになってしまいますが、例えば強力な酸化剤は電子を求めているので、電子が豊富でしかも電子を保持する力が弱い物質が来ると、そこから電子を奪います。
これの見方を変えたものが酸化還元反応と呼ばれているだけなのです。
弱酸遊離も似たような感じです。
元々弱酸=水の中でイオンになりにくい酸であり、そこに強い酸が来るとそれが代わりにイオンになってくれるので、弱酸はイオンから元の状態に戻ることができる、と考えればいいのです。
要するに、酸化還元反応とか、弱酸遊離とか小難しい名前がついていますが、実際のところは自然の法則に従って反応が起こっているだけであり、それがイメージできればすんなりと理解できます。
ちょっと抽象的で分かりづらいかもしれませんが、分かっていただけるでしょうか…?
無機化学や有機化学もこんな感じで覚えていけば、確実に暗記量は減り記憶も長持ちするようになるので、是非やってみてください。
しかし、そうはいっても、やはり1回理論を理解したくらいでは、テストなどの必要なときに知識が出てこないなんてことも起こります。
そのためにはどうすればいいのでしょうか?
やはり最後は練習
演習問題を2回ほど解けば化学がきっと得意になれる!
それを解決するにはやはり演習を積むしかありません。
こちらのブログにも書いていますが、演習をするのなら重要問題集がおすすめで、僕も高校2年生で2周くらい解きました。(この下のリンクに貼ってあるテキストですね)
その結果、化学がすごく得意になりましたし、そのおまけで受けてみた化学グランプリでも、いい賞をもらうことができたのです。
ちなみに、当時の化学グランプリは頭を使えば解けるような問題が多かったので、演習を積んでいなくても通る人は通る感じでした。
なので、興味のある人は、演習量に関わらず受けてみればいいと思います。
そううまくいくわけないと思ったでしょうか?
でも、案外やってみるとうまくいくものです。
だまされたと思ってとりあえず一度やってみてください!
まとめ
まず基礎的なところから覚えてイメージを掴もう!
それを各反応に当てはめて、反応を論理的に理解しよう!
理解したら演習で確実にしよう!
いかがだったでしょうか?
僕なりの化学の勉強方法ですが、これで実際成績も上位を取れていたので、化学の勉強が苦手だという人は是非試してみてください。
あと、入試においては演習が本当に大事になって来るので、理解できても演習は積むようにしておきましょう。
それではまた次回。
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