灘卒医学部生が思う、中学受験算数の難しさと解くコツ【小学生必見】

中学受験

こんにちは、かずです。

今回は中学受験の算数がなぜ難しく感じるか&問題を解くコツについて書いていこうと思います。

以前記事に書いたように、僕は個別指導の塾でアルバイトをしているのですが、そこで最近小学生に算数を教える機会があったんですね。

かず
かず

この下の記事です。興味がある人はぜひ読んでみてください。

偏差値55~60位の、一般的には難関校と呼ばれるところの入試問題の解説授業で、基礎にちょっと応用が加わった位の良問が並んでいたのですが

教科書の問題なら解ける子が、どういうわけか入試問題には全然歯が立たないんです。

で、一体なぜか考えて指導してみたところ、ちょっと改善されたので、その理由&何を伝えたのかについて書いていこうと思います。

それでは早速見ていきましょう!

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方針が立てられない

何をすればいいのか分からない!

教科書の問題が解けるのに、入試問題になると解けない小学生、実は意外と多いんですよね。

これには「単純に長い文章に圧倒されるから」とか、「解きなれておらず焦るから」とか、色々な理由があるのですが

一番大きな、かつ重大な理由が「解き方の方針が立たないから」だと思うんです。

と言われても、ぴんと来ない方も多いと思うので、詳しく説明しますね。

まず、ご存知の方も多いと思いますが、中学受験の算数はそれぞれの分野から、ある程度パターン化された問題が出題されます。

かず
かず

例えば、角度の分野から三角形の回転に絡めた問題が出題されたり、速度の分野から流水算(川を走る船の問題)が出題されたりといった感じです。

なので、算数で点を取るためには、そのパターンを知り、かつどのパターンを用いて問題を解くのかということを考えなければいけないのですが…

ここで落とし穴が一つあって、教科書で学べるのはパターンだけで、パターンを使って解くかという考え方は自力で学習するしかないんですよね。

でも、これを分かっていない子が多いんです。

つまり、パターンは知っていても、問題を読んでどのパターンを使えば解けるか分からない、方針が立たないから解けないんです。

ではどうすればいいのでしょうか?

解くコツ

とにかく問題をこなす!

とにかく多くの問題に当たりましょう。

入試問題を解き、分からないところは解説を見て、それからまた自力で解くということを繰り返せば、自然とどのパターンを使えばいいか分かってきます。

かず
かず

復習のやり方と同じですね。過去に復習について書いた記事もあるので、ぜひ読んでみてください。

…が、ただ当たるだけでは中々身につかないと思うので、効率よく学ぶためのコツを下にいくつか書いておきました。

ぜひ参考にしてください。

パターンを意識する

問題を読んで、解答を見る前にどのパターンで解くか考えてみる!

分からない問題でも、解答を開く前にどのパターンを使って解く問題か分析してみましょう。

パターンが分かれば、意外とスラスラ解ける場合もありますし、解答を見た時にどんなパターンを使っているのかに目が行くようにもなります。

かず
かず

実際僕も「つるかめ算を使ってとけばいいんじゃない?」と話した途端に解けたという例を体験しました。

親御さんがそばについている場合には、子供の「分からない」だけで終わらせず、「どうすれば解けると思う?」と聞いて方針を考えさせるようにしてあげましょう。

分かりやすく表す

図を書いたり、補助線を引いたり、簡略化したり!

速度の問題や図形の問題では、図を書いたり、補助線を引いたりするだけでパターンが分かるようになる、なんてこともあります。

かず
かず

多くの先生が「図を書いてみろ」と言うのはこのためなんですね。

ただ、難しいのは、子供がどういった図を書けばいいか、どういった補助線を書けばいいのか想像できない場合もあるというところで

この点については、個人的には、先生や親が横について丁寧に教えてあげる必要があるように思いますね。

見えなければ実験

パターンが見えなければとりあえず手を動かしてみる!

これはどんな問題においても言えることなのですが、特に整数問題や、ちょっと変わり種の算数パズルの様な問題については、とにかく実験してみましょう

実験していればパターンが見えてくることはよくありますし

実験を求めてくる問題はみんな苦手なので、回りと差をつけられる可能性が高いです。

かず
かず

色々手を動かしていれば、何となく法則が見つかって解けるという問題が多いのに、なぜかみんな敬遠するんですよね。

ちなみに、こういった問題の指導に関しては、とりあえず子供に意見を出してもらうことを意識するといいでしょう。

まとめ

中学受験算数の難しさは、どのパターンを使うか分からない点にある!

各問題についてどのパターンを使って解くか考える!

分からなければ図を書いたり実験したりなど手を動かしてみる!

いかがでしょうか。

僕が教えている子に読んで欲しいことを詰め込んだので、きっと色んな人に役立つ内容になっていると思います。

ぜひこの記事を参考にして、中学受験で算数を得意科目にしてくださいね!

かず
かず

この他にも、中学受験に関する記事や、灘校生活についての記事など書いているので、興味がある人はぜひ読んでみてください。

それではまた次回。

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