こんにちは、かずです。
今回は、医学部ではどれだけ英語が必要かということについて書いていこうと思います。
入試では、他の理系学部よりも英語の比重が大きいとされる医学部ですが、この理由はご存じでしょうか?
実は入ってからも、というかむしろ入ってからの方が英語力が必要になるからなのです。
といわれても、本当なのか?なんて思われると思うので、実際に僕の大学のカリキュラムではどれだけ英語力が求められているかを、学年別に書いていきたいと思います。
それでは早速見ていきましょう!
医学生1,2年
英語の授業+医学英語の単語テスト!
英語が嫌いな人には悲しい話だと思うのですが、どこの医学部でも入学してすぐに、英語の勉強を再開する必要があります。
この理由は後に出てくるように、医学生活の中では例えば病名を覚えたり、論文を読んだりなど、色々と英語を使う場面が出てくるからです。
それを踏まえて、大学によって差はあるとしても、基本的にどこの大学も英語の勉強を重視するのです。
実際僕の通っている大学でも、毎日英語で日記を書かされたり、科学系の英単語テストを受けさせられたりしましたし、それとは別で、毎週医療系の英単語テストもありました。
またなぜか生物の授業で、英語で書かれた論文を読んでまとめるという授業がありましたし、他にも授業で英語でレポートを書いたり、安楽死について発表させられたり、ディベートをしたこともあります。
こんな風に英語を使う授業が、特に低学年では盛りだくさんなので、英語が苦手な人は心して頑張りましょう!
一方で高学年になると、英語を使う機会は減ってきますが、それでも全然使います。
というわけで早速見ていきましょう!
医学生3~6年
英語の略称はよく使う!
この下のブログでも書きましたが、特に病名などは英語の略称で表される場合が多いです。
ちゃんとした日本語名もあるのに、なぜそちらを使わないかというと(これは僕も最初思っていたのですが)、日本語名がやたらと長いからです。
例えば、よく出てくる病気でSLEというものがあるのですが、これを日本語に直すと「全身性エリテマトーデス」という病名になります。
これならまだ分かりやすいのですが、MSという病気が日本語で言うと「多発性硬化症」となったり、ITPという病気が日本語で言うと「特発性血小板減少性紫斑症」になったりと、非常に長くてわかりづらくなるので、こういう風に英語の略語を多用するのです。
しかし、ただ略語を覚えるのは結構大変ですし、覚え違いなども起こりえます。
こんな時に英語を覚えていることで、MS=Multiple sclerosis=多発性硬化症だなとか、ITP=Idiopathic thrombocytopenic purpura= 特発性血小板減少性紫斑症だなとか(こっちは分かりませんでした)だなとか、意外と便利なときがあるのです。
またその他にも、英語を使わないといけない場面が存在します。
英語の論文を読む機会がある
検索結果が英語しかないなんてことも!
それは、英語の論文や文章を読まなければいけないときです。
本当にそんなことがあるのかなんて思うかもしれませんが、僕は検索して英語の文献しか出てこずに、諦めてそれを読んだことが何回かあります。
しかも4年生の時点でそんな感じなので、5,6年生になると病院実習で論文を読む機会がもっと増えると思われます。
さらに追い打ちをかける様で申し訳ないのですが、研究に興味があるなら、確実に英語を勉強しないといけません。
何回か研究室に見学に行ったり、少し研究を体験してみると分かると思うのですが、基本的に重要な論文は英語で書かれています。
その理由は、研究をしていると海外に研究の成果を発信しないといけないのですが、日本語で書くと読んでもらえないため、英語で書く必要があるからなのです。
どれだけ英語が重要になるか分かっていただけたでしょうか?
苦手な人は入ってから頑張ろう
英会話のクラブやネットの英会話教室なんかも!
ここまで英語が嫌いな人を、絶望させるようなことばかり書いてきましたが、あくまで英語は重要視されるだけで、出来なくてもまじめにしていれば基本的に落とされる心配はありません。
しかし、必要になることも事実なので、もちろんできるに越したことはありません。
というわけで、英語の力の付け方について軽く書いていこうと思います。
今回は大学でできるようなことを書こうと思います。受験生の方はこちらをごらんください。
英語のクラブに入る
英語を話す機会が増えるし、先輩から論文の読み方などを教えてもらえることも!
まずおすすめなのが、英語のクラブに入ることです。
これは僕が実際入っていることも多少関係しているのですが、ひいき目なしに見ても、英語のクラブに入っておくメリットは結構あります。
その理由ですが、確実に英語に触れる機会が増えるためです。
例えば休み時間に英語で話したり、旅行中に英語のゲームをして遊んだりすることもあります。
また、英語でスピーチなどをして点数を競う競技などもあるのですが、それに参加すると英語の論文に触れたり、英語を実際に人前で話したりと、より実践的なことができるようになります。
またその過程で、英語の論文の読み方を聞いたり、英語での発表の仕方を教えてもらったりすることもあってとてもお得です。
僕も実際いろんなことを教えてもらいましたし、いくつかはこのブログを書くのにも役立っています!
またクラブ活動はお金が厳しい…なんていう人は、ネットで英会話をすることも考えるといいと思います。
オンライン英会話
結構楽しくてよかった!
これも僕が実際やっていたことなのですが、ネットで英会話をするなんてこともできます。
また記事にするかもしれませんが、英会話をしていると、英語を話すのに自信がついたり、実際に話したりすることができるようになるので、英語をするのが楽しく、まではいきませんが、苦痛ではなくなるくらいにはなります。
と言っても、英会話教室に通うのはしんどい…なんて人におすすめなのが、ネットで英会話です。
実際僕も一時期やっていたのですが、僕がやっていたところは先生も選べましたし、マンツーマンで30分英語をしゃべり通しだったので、結構楽しく勉強できました。
下によさそうなところを3つくらい貼っておくので、参考にしてみてください!
全部無料体験ができるようです。
↓担任制のオンライン英会話教室
↓全員正社員の講師が売りのオンライン英会話教室
↓IELTS重視のオンライン英会話教室
まとめ
医学生には結構英語が大切!
英語に触れる機会を作ろう!
英語は話すと身につきやすい!
いかがだったでしょうか?
医学部では想像以上に英語を使う機会があるので、特に英語が苦手な人は、何らかの対策をしておきましょう!
ごくまれにですが、英語で留年する人もいてるので気を付けておくに越したことはないです…
それではまた次回!
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