こんにちは、かずです。
今回は大学での授業の受け方、ノートの取り方について書いていこうと思います。
大学の授業って高校の時とは違って、先生が板書しながら説明することはほとんどありませんよね?
ご存知でしたか?
基本的にどの先生も、その日のテーマに関して気の向くままに喋って、時間が来たら帰るような授業スタイルなので、特に新入生など慣れていない人は、授業の聞き方やノートの取り方など非常に困ると思います。
ということで、最初から戸惑わずに授業を聞けるように、大学5年目の僕が(留年しているわけではないですよ?)授業中にやるべきことをまとめてみたので、ぜひ最後まで読んでみてください。
それでは早速見ていきましょう!
授業テーマを把握しておく
軽く予習しておく!
大学の授業を聞く上で最初にしておくべきこと、かつ個人的に最も重要だと思うことが、この「軽く予習をしておくこと」です。
え、授業中にやるべきことの話なのに、授業が始まる前の予習が一番大切だなんて訳が分からないよ…なんて思われたでしょうか?
「そんな自分の言ったことを守れない奴の記事なんて読めるか!俺はブラウザバックする!」なんて過激派の方もいらっしゃるかもしれません。
でも、ちょっと待ってください。
これにはちゃんと理由があるのです。
その理由とは…勘のいい人なら気づいているかもしれませんが、大学の授業は専門的すぎて予習をしておかないとそもそも聞けたものじゃない、というものです。
予習をしていないと聞けない授業なんておかしくない?なんて思われるかもしれませんが、先生側も生徒がどこまで知識が無いかを知らないので、ある意味仕方ないことなんです…
本当はお互い歩み寄るべきなのかもしれませんが、毎年のことなので先生側も諦めてしまっていることが多く、改善は見込めません。
ということで、必要なのが自分からの歩み寄り、すなわち予習なのです。
予習の必要性は分かっていただけましたね。
でも、一言で予習すると言っても、大学の授業で習うようなことは非常にレベルが高く、資料を読むのも一苦労という場合も多々あります。
そこでおすすめなのが、授業の前に配られるテキストや資料に目を通して、とりあえず分からない単語を調べておくやり方です。
以前予習の記事でも書いたように、何も分かっていない状態で授業を聞くのと、単語やイメージだけでも頭に入っている状態で授業を聞くのには天と地ほどの差があります。
この下の記事です。興味があればぜひ読んでみてください。
資料に目を通すだけなら10分、単語を全て調べるにしても30分くらいしかかからないと思うので、これを読んでいる人は一度だまされたと思ってやってみてください。
これくらいなら行き帰りの電車でもできますからね。
予習の必要性、やり方を分かっていただけたところで、次は授業の聞き方についてみていきましょう。
先生の話を追いかける
置いていかれると追いつくのが難しい!
大学の授業を受けるときに大切なことは、とにかく先生の話を追っていくことです。
中学、高校の時はいくら授業進度が早かったとしても、先生の板書を写しながら説明を聞くくらいの余裕はあったと思います。
しかし、先ほども言いましたが、大学では板書をする先生はほとんどいません。
大体の先生がスライドに沿って授業を進めるか、口頭で資料や教科書の説明をするかのどちらかです。
また、一つの授業で扱う範囲が膨大になり、必然的に先生が語る量も増えます。
これらが何を意味しているかというと、大学の授業では先生は膨大な量を説明し終えるため、口頭で次から次へと進んでいってしまう、つまり授業を聞きながらノートを取る暇はないということです。
でも、かと言ってノートを全く取らないと後で思い出せません。
困りましたね…いったいどうすればいいのでしょうか?
この場合の正解は、授業についていくことを最優先にして、ノートは書く必要のある所だけ書くことです。
ここでメモっておいたらあとで全部見られるから、ノートを優先した方がいいんじゃないの?と思われた方もいるかもしれませんが、考えてみてください。
もし先生の説明が下手で書いた内容が全く分からなかったとき、そのノートと書いた時間は無駄になってしまうと思いませんか?
意外かもしれませんが、大学にはそこそこ説明の下手な先生がいます。
そんな先生にあたってしまった時に、ノートにばかり集中していると、授業で何を学んだのか、後からノートを見返しても全く分からなくなってしまうのです。
中には、自分の研究の話ばかりする人もいらっしゃいますからね。
ということで、大学の授業スタイルに慣れていない人は、とりあえず先生の話についていくことだけを意識して授業を受けてみてください。
なにも得られないより、忘れるとしても少しでもなにか得る方がまだましですよね。
でも、ほとんど暇がないとはいえいつまでもノートを取らないわけにもいきません。
そこで、次は効率のいいノートの取り方についてみていきましょう。
ノートはメモ書き程度
知らなかったこと、忘れていたことだけでいい!
先ほど、大学の授業進度は早すぎて、先生が言ったことを全てノートに取るのは不可能に近いと言いましたね。
しかしその一方で、ノートに残していないと習ったことをすぐに忘れてしまいます。
この2つの矛盾、いったいどうやって解決すればいいのでしょうか?
この答えは効率よくノートを取ることです。
…と、言って投げるのはあまりにも雑すぎるということで、効率よくノートを取るとはどういうことか詳しく説明しましょう。
みなさんはこれまでどんな風にノートを書いてきたでしょうか?
とりあえず言われたことを全て書いたり、ノートを見せろと言われた時のために数日だけ板書を写してみたりと十人十色の書き方があると思いますが、情報を取捨選択して書いていたなんていう人は案外少ないのではないでしょうか?
なぜこんなことを聞くのかと言いますと…
実は大学の授業で必要な効率のいいノートの取り方というのが、この「情報を取捨選択して書くこと」だからです。
だってよく考えてみてください。
先生の雑談や、既に知っていることをノートに書く必要なんてありますか?
逆に先生の研究している分野の話を、詳細にノートに書く必要なんてあるでしょうか?
意外と自分の研究分野の話ばかりする人は多いのです…
将来その分野に進もうと考えているなら話は別ですが、そうでもない場合聞いているだけで十分ですよね?
そういう風にして書かないといけないことをしぼっていくと、意外とノートに記すべき内容は少ないということに気づくはずです。
もっと言うと、考え方や概念といったものの説明は、見返しても分からない場合が多いのでノートに記すには不向きです。
そう考えると、本当にノートに記す必要があるのは、忘れていた知識や知らなかったが重要な知識だけ、ということになりますね。
効率のよいノートの取り方、分かっていただけたでしょうか?
まとめ
大学では授業スピードが早くなる!
先生の話についていくことを優先しよう!
ノートは効率よく取ろう!
いかがだったでしょうか?
大学の授業はつまらないと言われがちですが、中には非常に面白いものやためにあるものもあります。
周りはどの授業が面白いか、どの授業がためになるかなんて教えてくれないので、自分で授業を聞く能力を鍛えて授業内容を自分のものにしていってください!
この他にも大学で役立ちそうなことを色々まとめているので、興味がある人はぜひ読んでみてください。
それではまた次回。
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