お久しぶりです。医学生かずです。
今回は医学部6年生の夏休みの過ごし方について書いていこうと思います。
皆さんは医学部6年生の夏休みと聞くと、マッチング対策や国試対策に追われながら毎日を過ごす姿を思いうかべるかもしれませんが…
意外とそうでもなかったり、でも当たっている面もあったり
一体医学部6年生達は夏休みをどう過ごしているのか、早速見ていきましょう!
マッチング対策
人によりけり!夏休み中ずっとマッチング対策なんて人も!
医学部6年生といえば、いよいよ来年は医師として現場に出るぞ!という学年ですが…
当然のことながら、その前に働く場所を決めておかなければいけませんよね。
一般の大学生であればインターンなり就活なりで就職先を決めるところですが、医学部にはマッチングという特殊なシステムがありまして
なんと全国の医学部6年生の就職希望先と病院の希望を、医師臨床研修マッチング協議会なる組織がまとめ上げて適切に振り分け、10月某日に各人に就職先を告知するという恐ろしく大変なことをしています。
詳しくは↓の記事を読んでみてください!
その制度のために、医学部6年生の夏は就職先を決めるのに奔走する必要があるんですよ。
逆に言えば、6年生になるまではそんなに就活みたいなことをしなくてもいいので、楽とも言えるかもしれません。
ただ、どれだけマッチングに時間を割くかは人それぞれで、自分の大学に就職するからあまり対策しなくていいという人もいれば
逆に、人気病院を目指すので滑り止めも合わせて5,6個受けるなんて人もいます。
就職先が決まらないのは困りますし、かと言ってあまりにも多くの病院を受けると一つ一つの対策が手薄になってしまうので、いくつ受けるかは各自の戦略次第といった感じですね。
ちなみに僕は3つ受けました。多分このくらいが平均的な個数という気がします。
詳しくは別の記事に書いているので省きますが、テストで判断する病院もあれば、面接で判断する病院、病院見学の回数で判断する病院などもあるので、事前にしっかり調べておきましょう。
僕はこの本で調べていました。有名な本ですし先輩からも勧められると思いますが、一応紹介しておきます。
国試勉強
マッチング対策と被る場合も!
医学部6年生と聞くと思い浮かぶものは・・・やっぱり国試ですよね。
絶対に受からないといけない試験ということで、夏休みには大半の人は国試勉強を始めています。
仮に国試勉強をする気が無くても、就職に試験が課されている所は、受かるために勉強する必要がありますしね。
前から書いていますが、僕自身も試験が課されている病院が一つあったため、その日までめちゃくちゃ勉強していました。
一体どれだけ勉強したのかについてはまたまとめようと思っていますが、直前1週間は起きてから寝るまでの間ずっとQBで問題を解き続けていました。
マッチングの際に試験があるところは、それくらい勉強してくる人も結構いると思うので、皆さん覚悟しておいてくださいね!
こんなことを言って脅していますが、僕は去年文字通り全く勉強していなかったので、ちゃんと5年生の内から勉強していれば大丈夫です。安心してください。
でも、人生最後と言っていい夏休みを、勉強やマッチング対策だけに使うのは勿体ない気もしますよね。
やりたいことをやる
この時期を利用して旅行に行く人も!
人生最後の夏休み、勉強と就活だけで終わらせてしまうのは勿体ない、ということで、やっぱりやりたいことをやるって人も多いです。
旅行に行ったり、マッチングで東京に行くついでに観光したり
まあ、半年前からずっと勉強してばかりというのも無理な話ですからね。
かく言う僕も、マッチングがひと段落してから日記ブログを始めたり、この記事を書いたり、写真アカウントを開設したり、やりたいことを全てやってしまおうという勢いで日々を過ごしています。
Twitterの方でも呟きましたが、このサイトを運営する辛さだとか、日々考えていることだとか色々書こうと思っているので、日記の方もぜひ読んでみてくださいね!
やって後悔するより、やらずに後悔する方がよほどしんどいと思うので、やりたいと思っていることがあるなら、6年生の夏休みにぜひ終わらせておきましょう!
まとめ
6年生の夏休みはマッチング対策に追われる!
国試勉強もしなければいけない!
でもやりたいことがあるならやっておくべき!
いかがでしょうか。
6年生の夏休み、勉強をしないといけないのは確かですが、一方でこの機会を逃せば、まとまった時間が取れるのは、国試が終わって働き始めるまでの期間だけになってしまいます。
自分がやりたいことと、しなければいけないことを見極め、優先順位を正しくつけて、なるべく両立するのがいいでしょう。
それではまた次回!
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