こんにちは、かずです。
今回は数学を得意にする勉強法について書いていこうと思います。
皆さんは数学をセンスで解くものだとか、発想がないから自分にはできないとかいう風に思ってはいないでしょうか?
もしそういった考えを持っている人がいれば、真っ先にその考えを捨てましょう。
というのも、数学は努力で何とかなる科目だからです。
その努力のやり方を僕が実際に教わった方法と合わせて書いていくので、数学が苦手な人はぜひ読んでみてください。
それでは早速見ていきましょう。
僕の経験
数学は伸びる科目!
まず僕自身の経験について書いていきましょう。
僕は灘高校を卒業していますが、その高校時代最も得意だった科目が数学でした。
灘の中でも上の方だった自信がありますし、実際に定期テストの上位者一覧に名前が載ったこともあります。

灘には数学ができる人が多いので、上位者一覧に名前が載るのはとても名誉なことだったのです。
模試でも失敗したはずの数学の出来が一番よく、入試本番も結局数学で点数を稼いでいました。
こう書くと元から数学が得意だったんじゃないか?なんて思われるかもしれませんね?
しかし、実際はその真逆だったのです。
というのも、他の記事でも書いている通り、僕は中学二年生の時に一度学年の下位30人という正真正銘の落ちこぼれになっているのです。
追試に何度もかかりましたし、せっかく入った塾の上のクラスからも流れ星のように落ちてしまいました。

ちなみに、この流れ星のようにというたとえは誇張ではなく実際に友達から言われたものです。すばらしいセンスですね。
塾で暴れすぎてめちゃくちゃ怒られたりもしました。(これは関係ないですね)
こんなに数学ダメダメ人間だった僕が、どうやって数学を得意にしたのでしょうか?
とにかく解く
自分に合ったレベルの問題を解きまくろう!
僕が数学を得意科目と言えるようになったのは、当時教わっていた灘校の数学教師のおかげでした。
といっても、その教師の教え方がうまかったとか、授業が分かりやすかったとかではありません。

もしこの教師の授業のおかげで数学が得意になったのだとしたら、この記事の意味がありませんからね。
では何がその教師のおかげだったのかというと、その教師の立てるカリキュラムがすごくよかったのです。

ちなみにその先生については下の記事に詳しく書いているので、興味がある人はぜひ読んでみてください。
その教師は授業ではとにかく説明をして、家で宿題を解かせるというスタイルだったのですが、特によかった点がその宿題の量と質です。
遅すぎず早すぎず、僕達が解ける適切な量で適切な質の宿題を出し続けてくれていたのです。
これに気づいたのは落ちこぼれになってしばらくしてからだったのですが、今まで出た宿題を復習したり出ている宿題にまじめに取り組むようにした結果、僕の成績はどんどん上がりました。
つまり、数学で大事なのはセンスや考え方ではなく、自分に合っているテキストを解きまくることだということです。
でも、自分に合ったレベルのテキストといわれても難しいですよね?
そこで、僕の使っていたテキストを学年別にざっくりと紹介していこうと思います。
テキストのレベルについても書いておくのでぜひ参考にしてみてください。
数学参考書
レベルに合った参考書を使おう!
僕が使ってきたテキストについてまとめておきます。
Amazonのリンクも貼っておくので、購入していないものがあれば是非買ってみてくださいね!
中学時代
中学数学は数BEKIで、高校数学は青チャートで勉強した!
まず中学の数学ですが、この下に貼ってある数BEKIというテキストで勉強しました。

Amazonで売っていなかったので、直接リンクで貼っています
灘ではこのテキストを日々の宿題用として使っていて、長期休みには別のテキストで勉強したりしていました。
僕がまだ宿題をまじめにしていなかった時期のテキストなので、あまり内容をよく覚えていないのですが、1年半くらいで4冊すべて終えるくらいのペースで勉強していたと思います。
続いて中学の残りの期間で青チャートのⅠ,Aを勉強しました。
また、これを追いかけるように1対1対応の演習というテキストを勉強していました。
教師がこのテキストは周回するのがよいとおっしゃっていたので、2周か3周した記憶があります。
初見で解くのは結構難しいと思いますが頑張りましょう。
高校時代
青チャート、1対1、オリジナル問題集、新数学演習、過去問の順で勉強!
高校に入ってからは、数学Ⅱ,B,Ⅲを青チャートで学びながら、長期休みには1対1演習で復習をし、さらに宿題ではオリジナル問題集を進めるという形式になりました。
オリジナル問題集は1対1をまじめにやった人なら全て解けるレベルの問題集だと思います。
とにかく問題量が多かったので、演習を積みたいという人にはすごくお勧めです。
青チャート&オリジナル問題集↓
1対1問題集↓
この上の内容を高校2年までに終わらせて、さらに高2の途中から新数学演習というテキストや、入試問題を使った数学の演習をやっていました。
正直新数学演習はやらなくてもいい気もしますが、数学が大好きな人はチャレンジしてみるといいでしょう。
僕の覚えてる範囲では、これに塾でもらえる数学の問題を加えたのが、高校時代にやった数学の全てだったと思います。

塾では大した量は解いていないので、実質ここに上げているのが全てです。
これをこなせばきっと数学が得意科目になるでしょう。
まとめ
数学は努力で何とかなる!
レベルに合った問題を解きまくろう!
挙げている参考書はいいものばかり!
いかがだったでしょうか?
大切なことは、だんだんと着実にレベルを上げていくということと、ひたすら練習するということです。
この2つを意識してここに上げている問題集や参考書をこなしていけば、必ず数学が得意になるでしょう。
それではまた次回。
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