こんにちは、かずです。
今回は大学受験での志望校の決め方について書いていこうと思います。
クリスマス前のこの時期、全国の高校3年生はみんな「どこの大学に願書を出そう」という悩みに頭を抱えているのではないでしょうか?
共通テストの結果を見てどこに出すか決めよう、なんていう人も多いと思います。
そんな悩みを持つ受験生たちの助けになれればと思い、大学生目線で志望校をどう選べばよかったか、どう選ぶべきなのかを書くことにしました。
あくまで僕の意見ですが、よかったら参考にしてください。
それでは早速みていきましょう!
やりたいことがある時
それができる大学に進もう!
初めにやりたいことやなりたいものがある人の志望校選びについて書いていきましょう。
あくまで僕の意見ですが、もし自分のやりたいことや、将来なりたいものが明確に分かっていたら、その時はなるべくそれができる大学に行くべきだと思います。
特にやりたいことや将来なりたいものが、限られた大学でしか実現できない場合は、それができることを志望校選びの第一条件として考えるといいでしょう。
この分野の研究はこの大学でしかやっていないなんてことはよくありますし、パイロットや医者になろうと思ったら、当然専門のところに入る必要がありますよね。
しかしここで、なぜ僕が「やりたいことができる大学を、志望校選びの第一条件にすること」をこんなに勧めるのか、疑問に思われた人もいるのではないでしょうか?
「大学なんて行きなおせるからいいんじゃない?」とか「他の大学の研究室でも入ろうと思えば入れるんじゃない?」とか思われる人もいるかもしれませんね。
でも、僕はちゃんと理由があってこれを勧めているのです。
その理由というのが、若い時の1年はすごく大切だと思うからです。
確かに、大学が合わなければ行き直すのは可能ですし、他の大学の研究室に入るのも頑張ればなんとかなるでしょう。
しかし、行き直すまで、また他の大学の研究室に入るまでの時間や手間は必ずかかります。
しかも、それがある程度年老いた人の時間や労力ならともかく、18~20歳の人の大切な時間や労力です。
この時期にしかできないことが沢山ある中で、最初からしたいことがあったにも関わらず、それを無視した挙句、結局元の道に戻るのは非常にもったいないと思うのです。
もちろん、これは最初からしたいことが決まっていながら、それができない大学を選んでしまった人の話です。
したいことがあるのにそれができない大学に行く人なんているの?と思われるかもしれませんが、実際に大学の名前につられてこういう道をたどってしまう人は結構いるのです…
したいことがあるなら、それができる大学を志望校にしようという理由は分かっていただけたでしょうか?
したいことが見つからない時
選択肢は3種類ある!
次はしたいことが見つからないときの志望校選びの方法です。
僕自身もそうでしたが、高3でやりたいことが特にないという人は案外多くいます。
僕もどこに出願しようか非常に悩みました…
そういう人はどういう風に志望校を選んだらいいか、3つの選択肢を考えたのでぜひ参考にしてください。
レベルの高い大学を選ぶ
一つ目の選択肢は目指せる中で一番レベルの高い大学を志望校にするという選び方です。
前は偏差値ばかり見てはいけない、なんて記事を書いていたのに(下記参照)、そんな選び方を勧めるとはどういう了見だ!なんて言われてしまいそうですが、これにはちゃんと理由もあります。
その理由というのが、いざやりたいことが見つかった時に、そこに行くための実力を付けておけるからです。
昔からよく言われていることですが、志望校を決める際に初めから行きたいところに設定するのではなく、1段階上のところに設定したほうがモチベーションが保ちやすくなります。
同様に、行きたいところがなくてもとりあえず高いところを目指しておけば、勉強のモチベーションを保てますし、もし行きたい大学が見つかった場合無理なくそこを目指せるようになるのです。
土壇場で行きたいところが見つかったけど、肝心の成績が足りなかったなんてことになるのはかなり残念ですからね…
ただし、偏差値が高いからと言っても、医学部を目指すのは避けたほうがいいかもしれません。
というのも、医学部はかなり特殊な学部で、合わないと分かったときのリスクが非常に大きいのです…
詳しくはこの下の記事を読んで下さい。
志望校選びに困ったら、もし行けそうなら東大の普通の学部にしておくといいでしょう。
カリキュラムが柔軟な大学を選ぶ
2つ目の選択肢としてはカリキュラムが柔軟な大学を志望校にするというものがあります。
東大が分かりやすいので例に出しますが、東大は入学した時点でどこの学部、学科に行くかなどほとんど決まっていないのです。
ちなみに理3は例外です。文系でも例外があるのかもしれないので詳しくは調べてみてください!
どういうことなのかというと、入学してから2年間はみな同じように一般教養を学び、そこから進振りと呼ばれる学部、学科を決める制度を通して初めて専門が決まるのです。
入学してからしたいことが分かったり、変わったりしても対応できるのが魅力です。
色々見てから決めたいという人は、このような柔軟なカリキュラムが設定されている大学を目指すのもいいかもしれません。
雰囲気の合いそうな大学を選ぶ
3つ目の選択肢としては、雰囲気の合いそうな大学を志望校にするという選び方が挙げられます。
オープンキャンパスで複数の大学に行ったことがある人は分かると思いますが、各大学それぞれ個性や雰囲気みたいなものがあります。
もし自分には合わない大学へ行ってしまい、そこで数年間を過ごすのはすごくつらいですよね?
実際雰囲気が合わずに辞めたという話はちらほら耳にします。
上の2つの様な志望校の選び方ができればいいのですが、現実に雰囲気が合わないなんて言うことは起こるので、大学の雰囲気はちゃんと見ておくようにしましょう。
今更オープンキャンパスなんて見に行けない、なんて人は大学の評判や口コミを見てもいいかもしれません。
まとめ
やりたいこと、なりたいものがある場合は、それが実現可能な大学を選ぼう!
したいことが無い場合の選び方は3つある!
レベルが高いところか、カリキュラムが柔軟なところか、雰囲気が合うところ!
いかがだったでしょうか?
したいことがない場合の3つの選び方ですが、これを組み合わせて考えて1番条件がピッタリ合うところを選ぶといいと思います。
あくまで個人的な意見ですが、参考にしていただければ幸いです。
それではまた次回!
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