こんにちは、かずです。
今回は復習の大切さやその方法について書いていこうと思います。
突然ですが、皆さんは復習に対して正しく取り組めているでしょうか?
こう聞かれて「実はあまり大切にしてこなかったかも…」と思った人や、「適当にやっていたかも…」と思った人、絶対いますよね?
そんな人はぜひ今回の記事をじっくり読んで、正しい復習の方法を身に付けてください!

勉強の効率が大幅に上がることを保証します。
もちろん、自分は復習を完璧にできていると思っている人も、一度やり方があっているか確認してみてくださいね。

ちなみに、以前予習に関する記事もまとめています。ぜひ読んでみてください!
それでは早速見ていきましょう!
なぜ復習?
やったことを定着させるため!
そもそも、人はなぜ復習をしなければいけないのでしょうか?
こう書くとなにかとても難しい問題のように見えますが、この理由はとても単純です。
そうです、「人は学んだことを忘れてしまうから」です。

この下の記事に、CBTという大きなテストの直前に色々忘れていることに気づいたという僕の体験談を書いています。是非読んでみてください。
つまり学んだことを忘れてしまうから、再び復習をして思いださないといけない、ということですね。
でも、ここでこう疑問に思われた方はいらっしゃらないでしょうか?
「学んだことを忘れてしまうなら、今まで学んだ全てのことを復習する必要があるんじゃないの?」と
確かに、この「忘れてしまうから復習をする」という理論で行けば、生まれてきて学んだことを全て復習し続ける必要があることになりますね。
でも、現実的にはその必要はありません。
それはいったいなぜなのでしょうか?
記憶の種類
長期記憶と短期記憶がある!
どうして復習をしなくても覚えていられることと、復習をしないと忘れてしまうことがあるのでしょうか?
この理由は、人間の記憶には長期記憶と短期記憶の2種類あり、どちらの記憶に入っているかによって忘れやすさが異なるためです。

本当は、もう何種類かあるのですが、今回は分かりやすくこの2つに絞って説明します。
具体的に説明すると、普通は忘れることのない単語、例えば新聞や本、冷蔵庫などは長期記憶の方に、よく忘れてしまう勉強の内容などは短期記憶の方に入っています。
このおかげで、生まれてから学んだ知識はわざわざ復習しなくても覚えていられるという訳ですね。

これにて一件落着、と行きたいところですが…
なんか理不尽ですよね?
だって、せっかく勉強で苦労して得た知識が短期記憶に入ってしまうのって、よく考えるとおかしくないですか?

おかしいと思いますよね!
短期記憶と長期記憶の違いとはいったい何なのでしょうか?
どうしたら勉強したことを長期記憶の方に入れられるのでしょうか?

なんか復習とは大きく話がずれているように見えますが、ちゃんと戻るのでもう少しお付き合いください!
復習の意味
長期記憶はよく使う記憶!
短期記憶と長期記憶の違いとはいったい何なのか、この答えはよく使う記憶か使わない記憶かの違いです。
例えば先ほど例に挙げたような単語は、日常生活の中で頻繁に使いますよね?
それに対して英語の難しい単語や、理科の実験器具の名前などの知識は、使う機会なんてほとんどありません。
このため、脳みそではあまり使わない単語、つまり短期記憶として保存されてしまうのです。
だんだん話が見えてきましたね。
要するに、覚えたことを長期記憶として保存するためには、脳みそにこの知識はよく使うものだと思いこませる必要があります。
そして、よく使う知識だと思い込ませるには、脳みそに知識を繰り返し入れてやる必要があり、そのために復習がある、ということなのです。

実際に、何回も同じ知識を使うと、脳の中でその知識に関する回路が強化される、という話もあります。
これで分かりましたね。
復習は記憶を長続きさせるためにあるのです。

長くなりましたね…すみません💦
しかし、復習の意味は分かったとして、実際どういう風に復習をすればいいのか知らなければ意味がありませんね。
ということで、復習の方法を書いていきましょう。
復習の方法
早すぎず遅すぎずがいい!
どうすれば効率よく復習できるのでしょうか?

細かく見ていきましょう!
復習のタイミング
まず復習するタイミングですが、1週間後くらいにやるのがいいと考えています。
この理由は、あまり早いと答えを覚えている可能性があり、逆に遅いとやったことをすっかり忘れてしまっている可能性があるためです。
考え方は覚えているが、答えは忘れたというぐらいの時期にするのがちょうどいいので、1週間後を目安に、自分にあった復習の時期を探ってみてください。
どんな風に復習するか
続いてどのように復習をするかですが、これは科目によって違いがあります。
例えば、社会や英語などの知識を問われるような科目では、一度自分で思い出せるかを確認し、無理ならすぐ答えを確認して覚えなおす、という方法がおすすめです。

ただし、論理と違って単語などの知識は抜けやすいので、少し早めに復習したほうがいいかもしれません。
それに対して、数学や理科、英語や国語の長文などの考え方を確認する科目では、自分で答えを出してみてから、改めて解説を読む、という方法がいいでしょう。
この理由ですが、この手の問題は手順がいくつもあり、たとえ分からないにしても一度解いてみないと「何が分からないのか分からない」といったことになってしまうためです。

解説の読み方は下の記事にまとめています。是非読んでみてください。
注意点
最後に復習する際の注意点です。
予習の注意点には、全てをざっと予習すること、という風に書きましたね。

覚えているでしょうか?
実は、復習の注意点は予習と反対です。
全てをしなくていい代わりに、一つ一つを丁寧にする必要があるのです。
もう分かっていると思いますが、復習の目的は短期記憶に入れられている知識を、長期記憶に入れしっかりと保存することです。
つまり、既に覚えている知識を復習する必要はなく、欠けている知識をあぶりだし、丁寧に詰め込んでいくことが求められるのです。
また、これに関連して知識を正確に、しっかりと理解することも注意点として挙げられるでしょう。

時間がかかっても、正確な知識を長期記憶に入れられれば、後々大きなメリットになりますからね。
復習の際に注意することは分かっていただけたでしょうか?
まとめ
復習は記憶を長続きさせるためにする!
タイミングや方法は自分でも研究してみよう!
復習の注意点は予習の注意点と正反対!
いかがだったでしょうか?
正直な話、大学に入るまで僕も全く予習や復習の大切さに気付いていませんでした。
しかし、(やっている人は分かると思いますが)予習や復習をすることは、実は一番の効率アップになるのです。
これを読んだみなさんは、ぜひ騙されたと思って一度試してみてください!
それではまた次回。
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